スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

朝刊記事のその後

2014年03月15日 | 雑感
当ブログ『本日の朝刊から』下項の二つの中身がどうも気になって仕方がない。 二誌を読んでみた。
 さすが有名二誌、(読ませたい)だましのテクニックは抜群である。

● 「週刊現代」~みんな悩んでいる「老いた親」の捨て方、、、とあった。

 題だけでは強烈な冷たい言い方に聞こえますが、高齢者時代の身に迫った切実な問題でした。
 老いた親をかかえて悩んでいる人はたくさんいると思う。
 親と妻との板挟みなど、介護のあり方が大きくクローズアップされている今日この頃。

  もう十数年前になりますが、私事でこんなことがありました。

  祖母が病気で寝込んでいて、母が長年介護をしていた時期がありました。
  母の介護の苦労を見てきた私は、父に ”このままでは母さんがダメになってしまう 
  病院にお願いすることも考えて”って訴えたことがありました。
  その時、父は ”わかった”と一言。 
  その思いを考えるとなんともいえない気持ちでした。
  祖母はその後一時入院したが、母が再び呼び寄せて介護。自宅で息をひきとった。
  父も母ももちろん祖母も、どんな思いだったのか、、そんなことを思い出しています。


 老々介護なんて言われる時代。 老いるって、生きるって大変なことですね。
 
● 「週刊ポスト」 ~0円で火葬までやってくれる裏技、、、とあった。

 葬式も戒名もお墓もいらない、、、そんな考えの人も少なからず存在する時代に入ってきたようです。

 ん~どうなのですかねえ!? 議論の余地があるにせよ、なぜか共鳴する面もありますね。
 なにせ、「♪そこに私はいません 眠ってなんかいません♪」 、、、そんな時代ですからねえ!

  全国の名だたる大学の医学部に『白菊会』というのがあるそうです。

  検体といって、医学・歯学の教育と研究のために提供するという申し出をされた方が集う会です。
  遺体解剖学の実習用教材ですね。生前登録が必要ですが、現在20万人ほどいるとのこと。

  ご遺体引き取りから火葬までおこない、遺骨はおおよそ2~3年後に遺族に戻される。

  札幌・北海道大学で検索してみましたが、登録者が年々増加、現在は登録中止を継続しているようです。


 裏技というか、医学向上の為で崇高なことというか、人それぞれの考えではありますが、、、。

 ”人間は星のかけら ”といわれる。 確かにそのことを認識すると葬式も戒名もお墓も、、ん~わからん!
  お釈迦様は死後のことを「無記」といったそうです。

  余計なことを考えずに、日々努力邁進するとしますか!