クラッスラ属 月光
Crassura barbata
本日新入荷。
解説書には、とにかく夏越しが難しいとあります。
西ケープ州から北ケープ州の大西洋から100キロあたりの山地に自生しているようです。
例えばウースターというところの気候は冬降雨で時々は降雪もあり、夏の最高気温は30度以下で、年降雨量は1000ミリちょっととありました。
これだけの情報だと、他の冬型クラッスラとそれほどの違いはなさそうなんだけれど。
クラッスラ属 月光
Crassura barbata
本日新入荷。
解説書には、とにかく夏越しが難しいとあります。
西ケープ州から北ケープ州の大西洋から100キロあたりの山地に自生しているようです。
例えばウースターというところの気候は冬降雨で時々は降雪もあり、夏の最高気温は30度以下で、年降雨量は1000ミリちょっととありました。
これだけの情報だと、他の冬型クラッスラとそれほどの違いはなさそうなんだけれど。
本日は月例自然観察会の日。
今回は、愛知県犬山市木曽川右岸の桃太郎神社裏のチャート層のシダ類観察でした。
シダには全く興味がないものでしたから、名前の言えるものは10種以下という状態で参加しました。
案の定、聞くものすべて初耳の種類ばかりで、その上昼食時までは雨の中の観察でしたから、少々めげました。
ちなみに、今日確認されたシダは約50種類ありました。
画像はその桃太郎神社の正殿、入り口からここまでに展示してある童話桃太郎の登場者の人形が気持ち悪かったです。
シシラン科 シシラン属 シシラン
Vittaria flexuosa
今日ので見た羊歯の中での一番のお気に入りはこのシシランです。
初めて見ました。
着生シダで、同じく着生のノキシノブが乾いたところを好むのに対し、こちらは湿ったところが好きです。
チャセンシダ科 チャセンシダ属 ヌリトラノオ
Asplenium normale
カランコエによくあるような、葉先から仔吹きするシダがあることを、初めて知りました。
写真では判りづらいのが、残念です。
クラッスラ属 花月
Crassula ovata
クラッスラの花は概して、地味なものばかりですが、この花月もその一つです。
寒さにも暑さにも強く「金の成る木」の別名もあって日本で最も普及しているクラッスラと言えるでしょう。
学名は Crassula portulacea ではなくて Crassula ovata。
インド洋岸の南ア連邦産です。
トベラ科 トベラ属 トベラ
Pittosporum tobira
今日は節分ですが、私は無神論者ですので何もしません。
しませんが、節分ネタなどひとつ。
画像のトベラは枝を折ると悪臭がするので、昔は節分に扉に供えられたそうです。
そんなことから、扉がなまってトベラが植物名となったそうな。
学名は先祖返りしてトビラです。
自然観察会で仕入れたネタでした。
クラッスラ属 ギリー
Crassula gillii synonym of Crassula montana ssp. quadrangularis
クラッスラの自生地を調べていると、北ケープ州とかといっしょにこの Succulent Karooってのが出てきます。初めは気付かなかったのですが、しばしば登場してくるので少し気になり調べてみました。
南ア連邦からナミビアにまたがる Karoo と呼ばれる地域のうち、大西洋岸の地域を Succulent Karoo と呼び、内陸部は Nama Karoo と呼ぶ。Nama Karooはさらに北部を Great Karoo と呼び、南部を Little Karoo と呼ぶ。この区分はEcoregion(生態学的区分)によるもので、行政区分とは関係しない。Succulent Karooは文字通り多肉植物の密度が濃いことからこう呼ばれる。
ということらしいです。
さて、このギリー。ご多分に漏れず、調べてみれば montana の亜種 quadrangularis のシノニムでした。
自生地はまさしく Succulent Karoo 、西、北ケープ州でした。
こじんまりした、可愛いクラッスラです。
クラッスラ属 不明種
unidentified species of Crassula
「ピグミーの蛹(さなぎ)」 Crassula subaphylla ssp. subaphylla という種類を調べていて、この種類のシノニムに Crassula remota があることを知りました。
改めてレモータを画像検索すると、「ピグミーの蛹」が立性の赤くて細い茎を持つのに比べ、ヒットするものはここに載せたもののように這性で有毛の丸い小さな葉のものばかりです。それも日本のサイト由来の画像ばかりです。
我が国の中で栽培容易な何かの交配種がレモータの名称とともに広がってしまったようです。