カクタス・へんてこりーな

奇妙なサボテンにまつわるあれやこれやを、あるいは我が家の周りの自然についてとりとめもなく

頂き物 6

2010-03-26 18:37:50 | 団扇サボテン

オプンチア属 大型宝剣 Opuntia ficus-indica

 

世界で最も分布域の広いサボテンといえばこの大型宝剣でしょう。英語ではPrickly pear, Indian Fig, Mission Cactus と呼ばれています。

Mission Cactusとは、私見ですが、イエズズ会の宣教師とともに世界中に広がっていったことに由来するのではないか思います。

地中海沿岸から中東、インドを経て東はこの日本まで、あちこちで見られます。

このブログでも一度取り上げたことがありますが、シチリア島にはこのサボテンから採った蜂蜜もあります。

 

これはそのficus-indica の珍しい実生苗で、メサ・ガーデンのカタログナンバーが付いていました。

世界で一番珍しくないサボテンの実生苗なんて価値がないと思われる方も多いと思いますが、それは素人の考え(失礼)。ありふれているからこそ、本場アメリカの由緒正しいものと比較して見たくなるのです。

改めて、あえて実生したSさんの見識に感服しました。


頂き物 5

2010-03-26 18:04:10 | エキノセレウス

エキノセレウス属 ルサンタス Echinocereus russanthus L1096

 

頂いたものの内、蝦サボテンと呼ばれるエキノセレウス属のものを紹介します。

ルサンタスは耳慣れない名前なので画像検索してみると、それほど大きくはないけれど黄色から真紅まで花色に変化が大きい種類のようです。

付いていたラベルには赤花とありました。


頂き物 4

2010-03-26 17:43:45 | エキノセレウス

エキノセレウス属 円舞曲 Echinocereus websterianus L98

 

頂いたものの中では最も大きくて、直径6センチほどあります。

円舞曲(ワルツ)と優雅な和名が付いた蝦サボテン。

さぞや優雅で華やかな花を咲かせるのでしょう。

フィールドナンバーからお里を探ってみると、バハ・カリフォルニア半島とメキシコ本土に挟まれたカリフォルニア湾に浮かぶサン・ペドロ・ノラスコという島でした。