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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

季節はずれのスミレ

2011-11-10 10:04:35 | 日々のこと
今週になり、ようやくこの季節らしい気温になりました
先週まで、昼間は暑いくらいでしたね。

プランターや庭のあちこちにスミレが沢山自生しています
野生種なので、花は春にしか咲かないのですが・・・
今年は、小さいながら、秋にも少しだけ花を付けました
嬉しいのですが、今年だけ異常かもしれません



このスミレは、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)という美しい蝶の
幼虫の食草です
今年は、まるで地面から幼虫が沸いて出るように、千客万来!
お陰で何度か、飢饉を心配しましたが、近所のあちらこちらに
自生しているスミレがありますので、乗り越える事ができました。

一般的に、蝶の多くはサナギで冬を越しますが、この蝶は幼虫で
越冬するのです
南向きの暖かい場所にビオラやパンジーを植えて、幼虫をここに
集めます。うちに来る鳥も多いため、見つからないように、工夫を
凝らして・・・
春、幼虫達が元気に動き出してくれると、とても嬉しいです。

幼虫の写真を小さく入れました
見た目、毒々しい毛虫ですが、外敵からのカモフラージュです
棘は柔らかいですし、無害です
これから、花壇のパンジーやビオラにこんな幼虫が居ても
ポイ!しないで下さいね

サナギはこんなキラキラのアクセサリーを10粒つけていて
光に当たると真珠貝のような光沢に見えたり、金色にも見えます
残念ながら、羽化すると、色はなくなります



アトリエ・ラ・ヴィータ