
ポーセリン・ペインティングをご指導頂いてる私の先生は、「天使の絵」に定評があります。かわいく描くのって難しくて、最近は天使を描いていないのです。この作品は、今世紀初め(笑)に描いた天使。今から思えば描き足りない所も多いのですが、無心で描いていた頃の思い出の天使。お揃いのカップ&ソーサーを作ろうと思ったのか、描きかけのカップを2客、発掘(笑)今になって何だかなぁ~という心境。。。
19世紀・フランスの巨匠アングルは「私に天使を描いて欲しければ、実在のモデルを連れて来なさい」と言ったそうです。会えるものなら会ってみたいですね・・天使に・・飛天(天女)にも・・アレクサンドル・カバネル「ヴィーナスの誕生」を参考に(パリ・オルセー美術館)天使たちの目線の先には女性でもドキッとする程艶かしいヴィーナス・・あ、ヴィーナスと一緒に居る、と言う事は「天使」ではなく「キューピット」ですね、この子たちは。
(焼成5回・ボーンチャイナ)

アレクサンドル・カバネル「ヴィーナスの誕生」(パリ・オルセー美術館)