ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

戦う理由。

2008年09月13日 06時42分28秒 | いろいろ
何で、戦争はなくならないのか。憲法であれだけ戦争放棄をうたっておきながら、軍備に力を入れるのか。平気で海外へ「派兵」するのか。そうしたい理由というのがよく理解できなかったけど、わりと納得。


シンシア・エンローは「軍事化とジェンダーー女性の分断を超えて」(思想2003年3月号)において、ヴァージニア・ウルフが1938年に公刊した反戦エッセイ『三ギニー』に論及しながら、「軍事化というのは、何かが徐々に、制度としての軍隊や軍事主義的基準にコントロールされたり、依存したり、そこからその価値を引き出したりするようになっていくプロセス」であり、そこでは「男らしさ」が特権化され、それゆえ一部の男性と女性が周縁化されることを明らかにしている。

~『抗う思想/平和を創る力』阿部浩己著


実際には経済的な側面(成長しないと市場を支えられないという事実)も考慮に入れないとだめなんだろうし、他にどういったことが関係するか、までは分からないけど、妙に説得力を感じた。

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