ANDROGYNOS一日目＠横浜アリーナ

PIERROT　DIR EN GREY　　ANDROGYNOS　-a view of the Megiddo-
７月７日　　横浜アリーナ

解散してしまったPIERROTを見たいがために行ったので、DIR EN GREYの曲は一切知りません状態…
一応、高いチケット代だったのでちょっとぐらい予習しようかと、某ラジオ音源を聴いてみたんだけど
心折れました…
ということで、ディル好きな方は、以下見ない方がよろしいかと思います。
（かといってPIERROTのレポというわけでもない…曲の感想すらない…）


私は、そもそも、ヴィジュアル系と呼ばれる人たちが怖くてですね（苦笑）
（今回も、会場に行ってファンの方の見た目で若干ビビっていたんですが）
デスボイスとかも苦手だったし、入○墨とか鼻や口のピアスなんかも（以下略）
だから、PIERROTも最初苦手だった…んだけど、深夜番組でやってた「脳内モルヒネ」のPV見て
やっぱりなんか痛々しくて怖いなぁって思ってたのに、サビでいきなりメジャーな展開でパーンと開けちゃって
なんだこれは！と衝撃を受け（笑）
徐々にメンバーのキャラクターとか知って、ハマっていったカンジでした。

ということで、PIERROTのライブは1stアルバム出た後ぐらいから行き始めて
リズムとか（いい意味で）変態的で、振りとヘドバンが混在してて、PIERROTって独特なノリだと思っていたけれど。
今こうやって対バンで見ると、PIERROTってメロディアスでキャッチーなんだなっていうのに今更ながらに気が付いて
改めて、そんなところが好きになった一因だったんだなぁと実感する機会となりました。

席は、アリーナD18列（いわゆるスタンド席）下手側の、ステージに対して割と横めの席。
ステージのメンバーは肉眼ではあまり見えないので、ステージ両脇にあるスクリーンをほぼほぼ見ておりました。


最初はディルの登場。
映像が何だかグロいし、やっぱり何だか怖いなぁって思ったんだけど
京さんのボーカルが、高音がすごく綺麗に出てて、すっごく上手い人だなぁって、びっくり！
ただ、自分にはその世界観がハマらなかっただけで
ボーカルはすごく上手いし、楽器隊の音も嫌いじゃないしで
この対バンに行くって決めたものの、全く曲を知らないので、ディルの間もつのかなぁって心配していたけど
その凄さに圧倒されつつ、１時間15分が全然長く感じませんでした。
あ、あと、下手二人のビジュアルが、とても好みなカンジでした。イケメン。


30分の転換の時間を経て、PIERROTへ。

●セットリスト●
01．MASS GAME　　02．AdoIf　　03．ENEMY
04．AGITATOR　　05．脳内モルヒネ　　06．ドラキュラ
07．THE LAST CRY HADES（NOT GUILTY）　　08．HELLO　　09．新月
10．REBIRTH DAY　　11．HAKEN KREUZ　　12．CREATURE
13．MAD SKY－鋼鉄の救世主－　　14．蜘蛛の意図
【EN】HUMAN GATE


転換が終わって、白い幕が後方に吊り上げられていくので、これはもしや…と思ったら
案の定の「MASS GAME」スタート。
赤髪軍帽で振りをはじめるキリト氏のシルエットが白幕に映って
一斉に振りをはじめるピエラーさんと相まって
「うわー！PIERROTはやっぱこうだよね！！」と一気にテンションアップ。
あとはもう、一気にPIERROTの世界に一直線。

対バンということで、オラオラな曲（どんな曲だ！？）ばかりで畳み掛けるかと思ったけれど
「THE LAST～」が入ってて、ちょっと「おっ！」と思ったり。
でも、わりと無難な選曲だったかなぁ、とも思ったり。
初期の曲が多かった印象だけど、現在進行形でないPIERROTがディルとの対バンってなると、このあたりの選曲になってくるのかなー？

ラストで「蜘蛛の意図」を、アンコールで「HUMAN GATE」をやったのも、らしいっちゃらしくて。
対バンでこんなにキラキラと終われるなんて思ってなかったから、嬉しくて。
ワンマンじゃなかったけど、とても満足の行く時間でした。

キリト氏のMCも相変わらずで。
ピエラーちゃんも虜ちゃんも、一般社会から見たら同じキチガイ（大意）ってことで。
どちらのバンドも好きな人がどれぐらいいたかはわかりませんが
いわゆるアリーナのスタンディングエリアは、結構な割合で振りやってるように見えました。


終演後、即退場。
誘導のスタッフも、出口で配布物を渡すスタッフも、終演に追いついてなかったです。
こういうところで人を捌く手際は、頑張ってほしいなー。