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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

福家警部補の考察

2022-03-02 | 
●福家警部補の考察● 大倉崇裕
東京創元社  2018.5

 地位と愛情を天秤にかける医師の誤算(「是枝哲の敗北」)
 夫の企みを知って機先を制する料理好きな妻(「上品な悪魔」)
 身を挺して師匠の名誉を守ろうとするバーテンダー(「安息の場所」)
 数年越しの計画で恋人の仇を討つ証券マン(「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」)
 『福家警部補の挨拶』に始まる、叙述形式の本格ミステリ第五集。
 (本帯より)


安定の福家警部補に、4つの短篇集で程よく読みやすい。
ツッコみどころもちょいちょいあるけれど、福家さんの目に留まった犯罪は解決されると思えば小気味いい。
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