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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

福岡から無事帰宅

2009-01-25 | 日記
七転八倒して、ようやく帰り着くことが出来ました。
福岡行き帰りの顛末を、順を追ってあげときます。いつものことだけど、すごく長いです…


24日、6時前に自宅を出ました。
雪が積もっていたので、JRはちゃんと定刻で動いているのかなぁって心配して駅に電話してみたけど、有人に繋がらず。そのまま出ましたが、普通に運転しておりました。
山陰線から山口線?を経て新山口までの道中も、津和野から山口県に入ったあたりはそれなりに雪が積もっていたけど、別に遅れることはなく。案外いけるものですな。新幹線も別に問題はなかったし。
しかし、出発から5時間、乗り換えで1回立っただけで、あとはずっと座りっぱなしっていうのはツライ。

福岡、天気予報では雪って言ってたけど、11時半頃に着いたら晴れ間も覗いてて。おっ、天気予報も外れたか?
天神に移動して、地下街をぶらぶらしつつ、昼食。
いつも、どこにでもあるような店で食事を取るけれど、ちょっとそれらしいものを食べようかな、ということで、新三浦天神店で水炊きの定食みたいなのを。
小心者ゆえに、一人でも気軽に入れるお店ってなかなかないんだけど、このお店はよかったです。
普段なら、昼食では(夕食でも一人で食べるには)絶対に出さないような値段だったけど、たまの旅行だし、ちょっとした贅沢気分でございました。
食事がすんで、地下街を横断しつつ、ちょっと地上に出たら、ちらほら雪が。
建物の中や地下街を歩いていたのでそんなに気がつかなかったけど、15~16時になると、吹雪いたりもして。
でも、この頃はまだ危機意識を持ってなかったのです・・・これが後ほど悔やまれる。

ライブが終わって外に出ると、雪はやんでいて。
ライブ中に「(外)積もってるよ」と言っていた竜太郎さんの言葉に、「そうでもないじゃないか」と突っ込んだものの、しばらくすると、またどんどん降ってきた。
これはヤバイかな? と思って、まずはバスセンターのカウンターへ。
運休になってないか確認したら、21時前の時点では、「高速道路が通行止めになっているところもあるから小倉まで(だったか?)一般道で行くことになりますけど」と。
「運休になってなければいいです」と返したのに、食事をして戻ってみると、「運休」の文字が。
がーん!
高速道路や関門橋?が通行止めのため、夜行バスは全便運休になったとのこと。呆然。
なんだよー! と、文句言っても仕方ない。今夜の宿をどうするかだよ。

福岡は、全然わからないから、さあ困った。情報誌を見るために本屋に行こうにも、どこにあるかわからないし、この時間から探して見つけてもあいているかどうか・・・
ということで、携帯電話でとりあえず調べるけど、わかりやすい東横インなんかは満室。
あとは、ホテルの名前見てもグレードが全然わからないし、立地の地名を見てもどこのあたりにあるのかいまいちピンと来ないから、焦る焦る。
あっ、じゃらんネットなら、パソコンで会員になってたはず、と思い、当日のホテルの安そうなところを検索。6件ぐらい引っかかって。
そのうちの1件。7500円か、駅からも近そうだし、もうここでいいや。で、ログイン!
パスワードエラー!? なんだよもうっ!
もう一度トライするも、やっぱりパスワードエラー。もう、わかんねーよ! 焦っているからイライラもするし(笑)
結局、携帯電話でまた一から会員登録して、なんとか、ホテル予約完了。

とはいえ、ちゃんと予約できているかが心配でもあり。
ホテルへ移動するけれど、いまいち場所がわからない。あれは…違う。あれは…ラブホじゃないか。
雪は路面でべちゃべちゃになってて靴に染みてきて冷たいし、一体どこなんだようと半ベソかきながら右往左往。
もう誰かに聞くか、と思っていると「あ、これか?」という建物に通りかかり。敷地内に行くと、ようやくホテルの文字を発見。
ホテルは天神プレイスという、マンションとか商業施設とかが組み合わさった複合施設だったようで。
そりゃあ、建物の側面上方にホテル名が出てるだろうって探しても、見つからないはずだ。
22時半過ぎ、無事にチェックインも出来て、ようやく一安心。

なにやら、新しい建物なのかな、すごく綺麗で、オシャレでスタイリッシュな雰囲気の部屋。
もうちょっと安いホテル探せたかな、とも思ったけど、普通に泊まるよりは安いみたいなので、これはこれでよしと思うことにしよう。
一息入れたら買い出し。
泊まる準備はしてなかったけどホテルの備品でそれなりに何とかなるし、着まわしなのは仕方ない。コンビニで買える最低限のものを買うことにして。
はー。疲れた。
携帯を見ると、充電が減ってきていたので、フロントで充電器を借り。まだ帰りのことも調べなきゃいけなかったし、翌日もどうなるかわからないので、しっかり充電しておけたのは助かりました。
あと、ゆっくりお風呂に入って、ベッドに横になれるのも。不幸中に小さな幸せを感じました。


帰りは高速バスはないので(福岡は夜行便のみ)JRでルート検索。やはり、来たルートの逆が一番安い。
ということで、25日。6時半に起床。
ホテルをチェックアウトして、検索した新幹線にはちょっと早目に博多駅に着いてチケット販売窓口へ。
「新山口乗り換えで」と言うと「新幹線に遅れがないかどうか確認してみますね」と、確認作業に入る係員。
嫌な予感・・・
「途中で徐行運転をしているので20分ぐらい遅れるようで・・・そうなると、乗り換えに間に合わない可能性があるので・・・」と急いで時刻表をめくりだす係員。
あぁ~、ここでもまだ雪にやられるのか~!?
新幹線が20分遅れるという前提で調べて行くと、新幹線自体は何本かあるけど、新山口に止まらないのばかりだから、新山口で特急に乗り換えをするなら、数時間後の後発の特急になるとのこと。
えー、それは遅すぎるなぁ。昼過ぎには帰れる公算だったんだから、昼過ぎには帰りたい。
ということで、岡山まで新幹線でそこから特急で帰るのが無難だという係員との意見の一致を得て、さらに、指定席を取らずに来た列車に乗る作戦で、券の購入。
それなら時間を気にすることもないし、幸いにして博多も岡山も始発駅になるから、自由席でも座れるでしょう。
購入して改札をくぐると、数分後発のひかりがあるということで、文字通り飛び乗って、ばたばたと博多を脱出です。

席について落ち着いて調べてみると、もう10分早く博多駅に着いてたら、乗れた新幹線で新山口に降りれたんだよなぁ。
3000円ぐらい損したや。
いや、そもそも、雪さえ降らなくて、バスも運休になってなかったら、このJR代もホテル代もかかってなかったし、今頃は家にいたのに!!
…なんて「もしも」を考えても仕方ないってわかっているけど、安いと思って福岡行くことにしたのに、この値段なら、東京に行くのとそう変わらない値段じゃないか。ちぇー。

15分ぐらい遅れて運行の新幹線。徳山ぐらいまでは雪もあったかな、でも、広島や岡山は快晴なんですよ。雪もなくて。
なんだよもう~、なんて思ったけれど、15分の遅れぐらいですんでよかったと考えるべきか。
あれ? このまま行けば、岡山からはこの特急に乗れて・・・おおっ!? 昼過ぎには帰れるぞ。
というか、新山口から日本海側に抜けて島根を横断してくる特急と、ほぼ同じ時刻に松江に着くではないか。すごい。そんなことにちょっと興奮。
西から帰ってくるか、東(南?)から帰ってくるか、みたいな。
結果的には、岡山発の特急が5分ぐらい遅れたから、松江駅ですれ違いではなくて、手前の線路上ですれ違っていたけど。

あとは、小倉とか本州入っていたのかな? 新幹線から見える景色が、明らかに前日の行きのときに見た景色と違ってて、雪景色で。そりゃ、高速も通行止めになるか(苦笑)
そんな事情を抜きにしたら、博多から本州西端ぐらいまでのところは、見事な雪景色でした。木々にも積もっていて、とても綺麗だった。
で、途中で雪は消えて、岡山は快晴。そこから中国山地を縦断して山陰に行くのに、どれほど積もっているのかなぁってドキドキわくわくしながら帰ってきたけど、山陰は大したことなかったですね。
もちろん、途中の山間部はそれなりに雪が積もっていたけど、なんか、雪質の違いなのかな? 新幹線から見た雪景色とは違ってましたね。岡山からの道中では、地面には積もっているけど、木々にはあまり雪は積もってなくて。
で、山陰に戻ってきたら家や田畑には積もっているけど、道路はべちゃべちゃなカンジで、福岡市内とそう大差ないカンジでした。
ちょっと拍子抜け(苦笑)


うーん、しかし、疲れました。
危機管理がなかった為に右往左往したわけで…雪が降る予報は見てたんだから、もしものことを考えて、ホテルの目星をつけておくぐらいのことはしておけばよかっただけなんだけど。
自然には敵わないってことですな。
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なんとか

2009-01-25 | 日記
岡山、めっちゃ快晴なんですけどー!(苦笑)

何だかんだありましたが、岡山経由でなんとか帰れそうです。
帰ってから全部まとめてアップしようかと思ったけど、広島から岡山にかけてがあまりに晴れているので、なんだか悔しくもあり、切なくもあり…

とりあえず、中国地方を北上して帰る車中で、どこから積雪が増えていくのかを楽しみにさせていただきます。
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