生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

スングム 黄金の大地 124

2014-09-19 18:46:58 | 日記
一人野原を暑くウチャン。
スボクが寝ていると思ってジョンスに言った言葉、さすが父親だよく似ている。最初から話した方がよかったな。思い出しているウチャン。
スングムに会いに急いで迎賓館へ。
スングム花に水をやっている。
何?さっき鶏肉たべたでしょう。私まだ喧嘩しているのよ。
ジヌはどうしたの?
ママを呼んでいるとウチャン。
中に入る。ヨニがお茶を飲んでいらっしゃいとウチャンに。
ご飯の支度もあるしとスングム帰る。
ジヌの実母はジンギョンですね、とウチャン。
驚くヨニ。
どこから話すべきか。自分の子に気づかずにいた。馬鹿だった。
自分の子じゃないと知っても受け入れてくれて嬉しかったとヨニ。
でも嘘を言ったのはよくなかった。
でもね、ジンギョンが記憶を失ったのは出産でだった。
俺がセウン堂に何かするとそれで黙った居たのですか?
そんな簡単な事じゃないの。ジンギョンの状況もあるし、それにジンギョンは弱っていたわ。
脳に腫瘍があるなんて聞いたら逃げたくもなる、それは理解できる。でもスングムには理解できない。
あの馬鹿は一体俺が死んだとわかり、通知まで来たのに人が産んだ俺の子を育てようと。
でないとスングムは生きられなかったのよ。あなたのいないセウンにも戻れなかった。
それからジヌを連れてセウンに戻って来て子供を育てながら人参の栽培を始めたのよ。そんな娘を見ていられなくて私も目を背けていたの。でもスングムは耐えた。あなたが生きていると信じて耐えたの。スングムとジヌを守ってくれるわよね。
何を言うのですか?ジンギョンに子を返せと言われないかと心配?俺がジヌとジンギョンの元へ?
それでスングムが最近敏感になっているのか。
大波が来ているように怖いと言っていたわとヨニ。
馬鹿だな。
ジンギョン来る。
義姉さん戸が開いていたわよ。ウチャンがいるのを見て驚く。スングムは?
さっき帰った。
私のせいでウチャンとスングムが喧嘩したと?
お義母さん、もう帰ります。そう言ってウチャン帰って行く。
義姉さん、二人は本当に喧嘩を?
そんなことない。
でもウチャン冷たかった。
お義母さんは?
あまりに怒って寝込んでいるわ。今も義姉さんを連れて帰って来いと。
貴女には悪かったわ。
近くにいるのに来ないから怒っているのよ。悪いけど私たち裏切られた気分なの。本当に戻らない?
義母さんは善良ではない。でも私を育ててくれた。大事にしてもらったわ。米国にいる間も義母さん恋しかった。何があっても私の義母さんだから。
ジンギョンは本当におとなになったわ。
義姉さんはえらいわ。他人同様なのに嫁として心から尽くした。だから私たちに遠慮することないのよ。
不思議ね。私、お義母さんを恨んだり、憎んだりしたことあるのに、でも離れてみると、食事をちゃんとしているかしら、不便はないかしらと心配なの。ここまで情があったとは自分でも驚いているの。

セウン
ヨニや!ジェイルや!と大奥様叫んでいる。
ヒョンジャ来る。甜瓜が収穫できたからと持ってきたのだ。
彼女はセウンにいるの?
ええ、でも旅籠じゃなくてよかった。
薬売りとよりを戻そうと関係ないと大奥様。
ジンギョン帰って来る。
ヨニは?と大奥様。
戻るくらいなら出て行かないわよ。

薬局
ジョンス、電話でウチャンに呼び出され飲み屋へ。
カン家の戸籍に。捨てられた子の母になる。
俺もスングムを理解出来ない。母性と言うものなのかとジョンス。
旅館で生まれ、母親と離れ離れになり、母を母とも呼べず、父は無実の罪で牢獄へ。それなのに好きな男は死んだ。母親が捨てた子を育てながら、人参栽培をし、皆に利益を分けた。馬鹿だ。とウチャン。
でも本人は幸せだとそう言っているんだ。受け入れてやれ。
でも俺が死んだと言われながらなぜ育てた?俺は他の男の子だと思って帰れなかった。
わかった。でもジンギョンの記憶が戻るのをなぜ恐れる?ジンギョンには興味ないのに。
お父さん(スボク)の罪を晴らす方が先だ。
わかった。でも今日は飲ませてくれ。

ヨンスは自分は大金持ちの薬剤会社の孫で、ウチャンが社長で自分は副社長JJだとあの女薬剤師に宣伝させる。セウン中にうわさを広げる、そして解毒剤の特許を買うために韓国に来たことにし、クット製薬の元会長と毒蛇を合わせて取引させようと計画。クット製薬の元社長に女薬剤師が仕度代として店の売上一ヶ月分に相当する金を送るがジョンスに怒られる。しかし元会長はやって来るらしい。

セウン堂
毒蛇やって来る。大奥様にヨニが出て行ってから老けたな。
むっとする大奥様。
大奥様が最後まで頼れるんはこの俺だ。俺は運のいい人間だって知っているだろう?
チス戻る。毒蛇出て行く。
書斎
2人話す。
俺はクット製薬の元会長と日誌と解毒剤の特許を交換した。
元会長は何処にいる?とチス。
海外に移住したそうだ。ウチャンも死んだと思ったのに帰って来た。薬も作ったが売れなかった。
もうなにも心配ないと毒蛇。
でもジョンスとウチャンには気をつけろよとチス。

酔ったウチャン、ジョンスに支えられて帰宅。インオク出てくる。
インオクを見てウチャン、皆変だ!スングムも、姉さん(インオク)も、オジサンも、ジョンスも、ジンギョンも。
スングム出てくる。どうしたの?とジョンスに。
明日ウチャンに聞け。ウチャン部屋に入る。
ジョンスにスボク、何かあったか?
ウチャンが気が付いたかも。

ウチャン部屋でジヌの寝顔をしみじみと見て、スングムを抱きしめる。何だかわけのわからないスングム。

ジョンス、スボク、インオク三人で話している。
ウチャンは知った、かえってよかった。ジンギョンは腫瘍で育てられなかったと言った。後はインオクにジンギョンに言ってもらえばとジョンス。
子を返せと言われたらどうするの?とインオク。
ウチャンが決める事だ。

セウン堂
大奥様の体を揉んでいるジンギョン。電話がなる。出る。嬉しそうにすぐ行くわと言うジンギョン。
何処に行く?と大奥様。
デート!とジンギョン。
大声で怒る大奥様。

市場
ジヌ学校帰りのカバンを背負って待っている。嬉しそうに微笑む二人。パン屋に行く?
2人歩き出す。そこへウチャン、ジヌを迎えに来る。帰ろう。二人を離そうとするウチャン。
僕が電話してお姉さんを呼んだんだ。父さんも一緒に行こう。ちょっと躊躇しながらも従うウチャン。
その姿を問屋から出てきたスングム、偶然見かけてしまう。スングムの複雑な胸中は?

(実際は大奥様がジンギョンの産んだ子を施設にやり捨てさせたが、産んだ助産院に3ヵ月勤めたスングムが必死に探した赤ちゃんをついに助産婦が教えた。その子をスングムが引き取って育てたことまではまだ誰もウチャンに言っていない)