いとしのソヨン １９

ソヨンの弟、サンウは恋人の同僚医師がソヨンの義妹とわかり、唖然とします。孤児とばかり信じて自分の身分と釣り合うと思っていたからです。そして彼女に冷たくします。
わけのわからない恋人ミギョン。

義弟のソンジは演劇のプロダクションに採用され、先生から指導を受けるのですが、この女性先生、姿、形、動作、身なり、全てが昔のソヨンそっくりでまるでソヨンの亡霊みたいなので彼女の前では旨くセリフも言えず悪戦苦闘しています。

サンウに夢中のホジョンの父はウジェの父の会社、ウイナーズの理事ですが、仕事をとちって、大田に左遷されてしまいます。何も知らないヒステリックな妻はいらいらして怒鳴ってばかりいます。夫が可哀そうみたい。夫の先妻の医者の息子も部屋を借りて出て行く事になり、その点はすごく嬉しいようですが。

ミギョンはオペの助手で患者を死なせてしまい落ち込んでいると聞いたサンウは、昔自分が同じ経験をした時に優しく慰めてくれたミギョンを見放せなくて、病院に駆けつけ、廊下の
隅で泣いているミギョンを思わず抱きしめてしまうのでした。姉の義妹では結婚は絶対無理とわかっているのに。彼の苦しい胸のうちを考えると、見ている者も心を締め付けられます。