ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

Power No.44

2007年02月18日 00時44分03秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園通信

発行日 2006年10月24日(火) 発行・文責 理事長 長坂徳久

【○○は、(     )のようだ・・】  

 ドリームコース、小学2年生以上の作文指導で、「比喩」(たとえ)を扱いました。まずは、例を示します。

例1 ありが、蝶のはねをひいていく、ああ、ヨットのようだ。

 まず、音読→暗唱をさせてから、比喩について説明をしました。この例は、低学年には難しいので、次の例示を出しました。

例2 先生は、花のようだ。 このあたりで、子どもたちはなんとなく意味を理解し始めました。

(         )は(        )のようだ。

(         )は(        )みたいだ。

指示1 これにあてはめて比喩を作りましょう。 最初は難しいので、いくつかの例を   長坂が言いました。

そして、次の指示を出しました。

指示2「お母さん」は(     )のようだ(みたいだ)。で書いてみなさい。

何人かの回答。「お母さんは、神様のようだ。」 (佑月ちゃん)

「お母さんは、オニのようだ。」  (誰かは書けません。複数いました。)

「お母さんは、閻魔大王のようだ。」(誰かは恐ろしくて書けません!)

 指示3 次に、「学校の先生」で書いてみなさい。

 「先生は、オニのようだ。」「先生はサルみたいだ。」「先生は、芸人みたいだ。」「先生は、悪魔の女王みたいだ。」

 指示4 では、「長坂先生」で書いてみなさい。

 「えー! 書きにくいな!・・」という声が(笑)

「長坂先生は、お笑い芸人みたいだ。」「長坂先生は、神のようだ。」「長坂先生は、体操の選手のようだ。」「長坂先生は、金本(阪神)みたいだ。」「長坂先生は、やさしいみたいだ。」むーん、やはり、本人を前にするとなかなか本音は出ないようですね~。(笑)

指示5 次に、「土橋先生」で書いてみなさい。

「これは、簡単や」という声が(笑)

「土橋先生は、のび太くんみたいだ」「土橋先生は、なまけもののようだ。」「土橋先生は、こどもみたいだ。」「土橋先生は、ドッヂビーの先生みたいだ。」「土橋先生は、めがねを外した今岡(阪神)みたいだ。」

最後に、三つの課題を出しました。「ふでばこ」「おばあちゃん(おじいちゃん)」「自由(自分で決める)」です。

「おばあちゃんは、神様みたいだ。」

「おばあちゃんは、お母さんのようだ。」

「奈々ちゃんは、アイドルみたいだ。」

「お金は、神様のようだ。」

まだまだ「比喩」とまでいえない表現ではありますが、このような学習はゲーム感覚でやっています。子どもたちも、そんなノリで書いてきます。だから、「お母さんは、オニのようだ。」などの表現になるのです。また、長坂のことは、「よいしょ」でしょう。土橋のところだけが子どもたちの本音でしょうね(笑)


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