而今

「我ここに於いて切なり」
今この時を懸命に生きる。生き方上手になりたい・・・

モノクロ!

2009-12-28 | 癒しです・・映画
撮りためた映画をみなくちゃ!HDVがいっぱいになってきました。
そこで せっせと観ることにしました。
やっぱり・・・昔の映画はいいです!特にモノクロの映画はいいです!
しっとりと、じわぁ~とさせてくれます。うん!やっぱりいい・・・
グレゴリー・ペックは最高です!

鉄道員
五十歳の鉄道機関士アンドレア・マルコッチ(ピエトロ・ジェルミ)は、末っ子サンドロ(エドアルド・ネヴォラ)の誇りだった。彼は最新式の電気機関車を動かし、酒場で誰よりも巧みにギターを弾いた。だが長男で失業中のマルチェロや、食料品店員レナートと結婚している長女ジュリア(シルヴァ・コシナ)にとっては、厳格で一徹な父は少々やり切れない存在だった。母親サーラ(ルイザ・デラ・ノーチェ)の忍従と慈愛、そしてサンドロの純真さが一家の空気を支えていた。ある日、父親の運転する列車に一人の若者が身を投げた。そのショックから彼は赤信号を見すごし、列車の正面衝突事故を起しかけた。そしてこの事件によって、同乗の親友リヴェラーニとともに旧式機関車の機関士に格下げされてしまった。月給も下った。折から労働組合はストライキを計画中だったが、彼の不満をとり上げてはくれなかった。彼の酒量は上り、心はすさんだ。丁度その頃、流産して夫との生活に耐えきれなくなっていた長女ジュリアは、自活の道を求めて洗濯女工となり、彼女のことが原因で父と口論した長男マルチェロは家出した。鉄道ではゼネストが決行された。父親は久しぶりに電気機関車を運転した。--スト破り。彼は友人達からも孤立し、遂には酒を求めて家にも帰らぬ日々が続くようになった。場末の酒場をめぐって、サンドロは父を探した。そして父を、以前によく彼が、友達たちとギターをひいて歌った酒場に連れ出すことに成功した。旧友連は快く父親を迎えてくれた。久しぶりにギターが鳴り、歌が流れ出した。しかし、弱った彼の身体は床の上に倒れた。それから三月、小康を得た父親と母とサンドロの家庭に、またクリスマスがきた。久しぶりで訪れてくれたリヴェラーニは、長男や多くの隣人達をつれてきて、大々的なクリスマス・パーティが開かれた。長女ジュリアからも、レナートと生活をやり直すという電話がきた。宴の果てた夜、ベッドでギターをひきながら父は死んだ。何だか広くなったような気のする家から、勤めに出る長男とサンドロが、今日も母親に見送られながらアパートの階段を下りていく。

アラバマ物語
932年、アメリカは不況のドン底だった。アラバマ州メイコムという小さな町に、男やもめの弁護士アティカス(グレゴリー・ペック)は住んでいた。家族は彼と幼い子供たち、息子のジェム(フィリップ・アルフォード)、娘のスカウト(メアリー・バーダム)、それに家事全体を切りもりしている家政婦の4人だった。一家は静かな幸福な日々を送っていた。近所には狂ったブー・ラドレーが父に監禁されていた。ある日、農夫ボブが、娘が黒人の作男トムに強姦されたと保安官に訴えた。判事は罪を否認するトムの弁護人に、アティカスを指名した。町の人々はニグロを弁護したらただではすまぬと、アティカスに警告した。アティカスは不正と偏見を嫌い、何よりも正義を重んじる男だった。ジェムとスカウトは、気狂いのブーを見ようとラドレー家へ忍び込んだ。しかしブーに発見され逃げ帰った。そのうちにスカウトとジェム宛ての贈物が、ラドレー家の前の木の穴に置かれるようになった。このようにして月日は過ぎていった。危害を避けるため、ほかの町の留置場に入れられていたトムはメイコムに戻された。いよいよ裁判の当日。アティカスは必死の弁護を行って被告の無罪を主張したが、陪審員は有罪と決定した。アティカスには、控訴審で判決をくつがえす自信があったが、トムが脱走してしまい殺された。トムの家族にこのことを知らせに行った帰り、アティカスはボブに会った。ボブは彼に必ず裁判の仕返しをすると言うのだった。スカウトの学校で学芸会が催された。その帰りの夜道でジェムとスカウトは、ラドレー家の附近で何者かに襲われた。そこへ突然、第2の人影が現れ、襲った男をつかまえた。襲ったのはやはりボブだった。彼は胸にナイフを刺して死んでいた。2人を助けてくれたのは、ブー・ラドレーだった。ブーの行動は明らかに正当防衛だった。スカウトはブーを連れてきてジェムに合わせ、それから白髪の彼をもとの隠れ場所へと送っていった。ふたたびアティカス一家の平和な生活が始まった。


イブの総て
ある日、新進女優イヴ・ハリントンはアメリカ演劇界の栄えある賞に輝いた。だが、彼女がここまで上り詰めるには、一部の関係者たちしか知り得ない紆余曲折の経緯があった。8ヶ月前、田舎からニューヨークへ出てきたイヴは、大女優のマーゴ・チャニングに憧れて、毎夜、劇場の楽屋口に立っていた。マーゴは、イヴの哀れな身の上話を聞き、イヴを住み込みの付き人にした。するとイヴはこれを皮切りに、劇作家や有名批評家に巧く取り入り、マーゴまでも踏み台にしてスター女優へのし上がっていく

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