<あらすじ>
2001年9月11日、午前8時40分過ぎ。ニューヨークのシンボルともいえる2つのタワー、世界貿易センター北棟にアメリカン11便が、南棟にユナイテッド175便が激突した。港湾局警察官(PAPD)のジョン・マクローリンとウィル・ヒメノは同僚と現場に急行、人命救助のためビル内部へと向かう。しかしその時、再び轟音が鳴り響き、ビル全体が崩壊を始める。奇跡的に生き残った2人だが、瓦礫の下敷きとなり身動きすら取れなくなっていた……
結末がわかっている映画でしたけれど・・・観に行ってきました。
思想や国家や思惑など関係なくただ実際の話として、瓦礫のしたになった二人と二人の家族を淡々と描いた映画でした。
9月11日・・・
しらじらと夜が明けるところから始まって・・・
いつもと同じ変わらない光景の一日が始まっていく・・・
あくまでも登場人物の視線からみた光景なので、飛行機がビルに衝突をするところなどは映されていない・・・
ただ わたし達が何度も何度もテレビで見た光景が写されて・・・
自分の中で少しずつ遠い話になってきていることを思わされた。
アメリカの映画らしく希望は捨ててはいけない!!と言うかそんなメッセージを含んでいるような気がしたけれどなぁ~・・・
ドキドキ ハラハラはしなかったけれど、ビルでエレベーターボーイをしている息子をもった母が昨日帰りの遅かった息子を叱ったことを話したときには・・・
ちょっと 母の気持ちになってしまった。
瓦礫の下敷きになったヒメノに”キリスト”が現れるところがあって・・・
ん?なんて思ってしまったけれど、それはきっとわたしに信仰心がないからなんでしょうね(笑)
朝日の中を動き出した地下鉄に乗客が誰も乗っていなかった・・・
もちろん!二年後の彼らを映しておりましたよ・・・