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映画・演劇のレビュー

2014年 演劇ベストテン

2014-12-31 12:55:57 | 演劇
今年は136本見た。かなり減らしたつもりだったけど、そうでもなかった。どうしても見たい芝居以外は積極的には行かないようにしたけど、これだけの本数になった。(でも、呼んでもらった芝居は、出来るだけ行った。わざわざ広瀬に見て貰いたい、と思ってくれるなんて有難い話だからね。それにそういう芝居は面白い作品が多い)

いつものことだが、面白い芝居しか見ないから、ベストテンを選ぶのには苦労する。本当は100位くらいまで、選びたいほどだ。でも、難しいから昨年は確か10本にした。(それまでは30本までリストアップしてきたはずだが)

今年は、どうしても同じ作家、劇団からもベストテンに複数本を選びたかったので、リストは20本にした。コトリ会議をどうしてもベストテンに2本は入れたかった。本当は3本でもいいのだが、それではこれは(僕は)コトリ会議からのまわしものになる。公平さを欠く選択は出来たならやめよう。かなり主観は入るけど、出来るだけ客観的な選考をしたいから、そういうことにした。各作品の選考理由については、それぞれの作品についての文章を読んでください。

では、まず10本。


 1位  もう風も吹かない(青年団)
 2位  こりす池のともぞう(コトリ会議)
 3位  夜、ナク、鳥(くじら企画)
 4位  覚める間は夢を見ない(桃園会)
 5位  マナナン・マクルルの羅針盤(ショウダウン)

 6位  ちょっと、でかけていますので(青い鳥)
 7位  はなの台ふき(コトリ会議)
 8位  タンタジルの死(evkk)
9位  逆さの鳥(Patch)
 10位  一千戯曲(私見感)


青年団の作品は、1月に見た時から絶対1位にしよう、と決めていたから、そうした。異論はない。凄い作だ。
3位、4位の2作品は、これも不動だ。深津さんの最期の作品と、くじら企画としての最期の大竹野作品だ。


 11位 錆色の瞳、黄金の海(ショウダウン)
 12位 こわくない、こわくない(クロムモリブデン)
 13位 漏れて100年(突劇金魚)
 14位 酔筆奇術偏狂記(レトルト内閣)
 15位 Bir死出イ(遊劇舞台二月病)
 16位 のにさくはな(桃園会)
 17位 留鳥の根(伏兵コード)
 18位 私はもう帰らない。(スアシ倶楽部)
 19位 ひなの砦(光の領地・虚空旅団)
 20位 社会のまど解放戦線、秋(コトリ会議)


コトリ会議を1位、6位、20位にしようと思ったけど、少し、遠慮した。20位の昨日見た作品は、別に20位というわけではない。いずれも傑作ぞろいだ。

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