習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『冬薔薇』

2022-06-05 19:00:11 | 映画
阪本順治監督最新作。伊藤健太郎主演。この組み合わせに期待は高まる。前作も期待した。あれは豊川悦治主演のプライベート映画だった。作品自体は(僕は)納得がいかない出来だと思ったが、妥協を許さない阪本監督の姿勢は好きだ。自分がやりたいことをやりきる。商業主義の映画ではないけど、自己満足のアート映画でもない。だいたいあんな企画を通してしまい実現させるなんて、他の誰にできるか。彼だからこそ可能だったのではな . . . 本文を読む
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Zsystem『新代わりの女』

2022-06-05 18:35:57 | 演劇
チラシのイメージではもっとエロチックな芝居を想像させるのだが、まさかのドタバタで笑わせてもらった。とても楽しい。「女の情念が見え隠れするサスペンス人間芝居」とも書かれてあったのでシリアスでスリリング、ドロドロした濃厚なドラマだと思うではないか。でも、この秘かな裏切りがなんだか心地よく、舞台裏の人情劇を堪能させてもらえた。 6人の女たちが繰り広げる楽屋での騒動。やってこないこのキャバレー出身の人気 . . . 本文を読む
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『ハケンアニメ!』

2022-06-05 17:37:41 | 映画
辻村深月のお仕事小説の映画化。アニメ業界を舞台にして、土曜5時台、アニメとしてのゴールデンタイムで放送されるライバル同士のTV局の視聴率合戦が描かれる。ワンクール12話(昔は13話だったのではないか?)同じ放送開始日から終了日までの12週間、視聴率とネットでの評判が競われる。業界最高の対決に、世間の注目が集まる。新人監督のデビュー作とアニメ界の王子の期待の新作の一騎打ち。毎回の視聴率に一喜一憂する . . . 本文を読む
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劇団きづがわ『片づけたい女たち』

2022-06-05 15:03:25 | 演劇
2年10か月ぶりの「劇団きづがわ」公演だ。ようやくきづがわの芝居を見ることができる、ということがこんなにもうれしい。コロナ禍を経て、満を持しての公演である。高齢者の多いベテラン劇団はいずこもこの期間、公演を控えてきたが、もう3年である。再開を待ち望んだし、うずうずしているのではないか。 大人数による大作ではない。コロナ禍を考慮したとても慎重な公演ではないか、と思ったが必ずしもそういうわけではない . . . 本文を読む
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くじら企画『サラサーテの盤』

2022-06-05 14:02:41 | 演劇
なんと初演から30年近くの歳月が経つらしい(と、ここは他人事のように書く)。94年「当時の主宰である大竹野正典(1960ー2009)によって発表されました」とチラシにはある。そうなのか、そんなにもあれから歳月は過ぎていったのか、と改めて感慨に耽る。もちろん、初演を見ているし、すべての大竹野作品を見ているのだから、それくらい覚えておけよ、と言われそうだ。でも、僕はもうすぐにいろんなことを忘れてしまう . . . 本文を読む
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