これだけの映画が1日1回しか上映されていない。しかも、シネコンの一番小さな劇場で。もちろん最初の1週はちゃんと大きなスクリーンで上映されていたけど、2週目からは縮小され、見に行くのが困難になり、ようやく先週の土曜に朝イチで見れた。見てよかった。2時間33分があっという間だった。
僕は別に車には関心はない。でも、大丈夫だ。これはそれだけの映画ではない。カーレースを扱うけど、2人の男の闘いのドラマだ . . . 本文を読む
セドリック・クラピッシュ監督の新作。久々の新作で、実は日本では2018年の12月にひっそりと公開されていたようだが、まるでノーチェックだった。たまたま先日TSUTAYAで見つけて借りてきた。
いつも通りとても気持ちのいい映画だった。『猫が行方不明』で出会い、以降すべての公開作品を見てきている(はず)のだけど、最近日本での劇場公開がなく、本作がたぶん10年ぶりくらいではないか。彼の名前をしばらく忘 . . . 本文を読む
とてもシンプルなお話だ。今暮らす場所で住めなくなった人たちを移住させるための通報員ととどまり続ける人たちとのやりとりが描かれる。ただ、移住というのが、地球から他の星へということで、お話はちょっとSFなんですが、テンションは低め。前半は息子の帰りを待つ年老いた母親の話。後半は人のいなくなった街で窃盗を繰り返す小劇場の劇団員。彼らはここで公演を打つ予定で準備している。そんなふたつのお話に出口弥生演じる . . . 本文を読む
昨年の公開時、とても見たいと思った映画だ。この手の青春映画はもう満腹だ、と思いつつも、でも、まだまだ新しい風景がそこにあるのではないか、と期待してしまう。わがままだし、きっと贅沢なのだ。うんざりするほど、高校生を描いた青春映画は作られてきている。でも続々と作られる。それだけ需要があるのだ。もっと、もっとそこに何かを見たいと思う。
男女7人の高校生たちの恋愛ものだろうと、思いながらも、まっすぐな一 . . . 本文を読む