このとてもおバカな映画は、よくある少女コミックの映画化なのだが、まるで、ジュネの『アメリ』を思わせるようなパステルカラーのスタイリッシュな空間造形により、けっこう楽しめる作品に仕上がっている。もてる女になるために、恋のコーチを受ける少女を主人公にしたノーテンキな青春映画。とことん作りこんで、ファンタジーとして、まとめあげることに成功している。
そして、何よりもまず、ヒロインの新人、大野いと。 . . . 本文を読む
オカモト國ヒコさんの芝居を見るのは久しぶりだ。エビス堂の時2度ほど見た。スケールの大きいエンタメを目指していて、そのゴーマンなくらいな自信が、見ていて気持ちよかった。その後、見る機会のないまま今日に至った。だから最近の活動を目にすることはなかったのだが、実はとても気になっていたので、今回久々に見ることができて、うれしい。
テノヒラサイズとして、再起動され、その集団名通りのとても小さなサイズの . . . 本文を読む