豊川悦司と薬師丸ひろ子が夫婦を演じるといえば、すぐにあの傑作『きらきらひかる』が頭をよぎる。松岡譲司監督の代表作だ。行定勲監督の中でも確実にあの映画のイメージがよぎったことだろう。というか、これは、まず、そこから発想したキャスティングなのかもしれない。この２人に大人の男女を演じさせコメディー仕立てで切ない大人のためのラブ・ストーリーを作る。そのへんが企画意図だろう。
最近はお母さん役ばかりの . . . 本文を読む
久々に痛快な映画に出会えた。毀誉褒貶が飛び交うタランティーノの最新作だが、ここまで無茶苦茶してくれたなら、僕は納得する。歴史的事実を完全に無視したお遊びの世界だが、こういうのもありではないか。ヒトラーなんか簡単に暗殺出来てしまって、ナチを映画館もろとも一気に粉砕,だなんてなんともスカッとさせる映画だ。
まぁ、正直言うとここまで幼稚な話ではスカッとまでは残念ながらいきません。しかもあまりに残酷 . . . 本文を読む
