ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Perry Como / So Smooth

2008-10-18 03:08:21 | JAZZ VOCAL :男性


ペリー・コモは日本ではジャズ・シンガーと言うより、

ポピュラー・シンガーとしての知名度が高いようだが

コモはジャズを歌わせても素晴らしい唄を聴かせてくれる。


本作品は、1955年にペリー・コモがミッチェル・エアーズ編曲、指揮の

オーケストラをバックに吹き込んだセッションと、ピアノ、ギター、ベース、ドラムスの

コンボでの吹き込みの2つのセッションが収録されている。


タイトル通りコモのスムースで軽快な歌唱をたっぷり楽しめるアルバムだ。

ヴォーカル・ファンは1曲目の「It's A Good Day」での

コモとコーラスの絡みを聴いて一遍に気に入ってしまうに違いない。


尚、1、5、12の3曲にレイ・チャールズ・シンガーがコーラスとして

クレジットされているが、これは黒人歌手のレイ・チャールズとは全く関係がなく、

同姓同名の白人のレイ・チャールズが率いていたグループである。


 Perry Como / So Smooth

  RCA Victor LPM-1085


1,it's A Good Day
2,As Time Goes By
3,I've Got The World On A String
4,My Funny Valentine
5,For Me And My Gal
6,I Gotta Right To Sing The Blues
7,Breezin' Along With The Breeze
8,It's The talk Of The Town
9,You Do Something To Me
10,It Happend In Montery
11,One For My Baby
12In THe Still Of The Night


Perry Como (Vo)
Mitchell Ayres (arr,cond)
The Ray Charls Singers (chorus)...1,5,12
and Chorus...6,10
Henry Rawland (p)...3,7,9
Anthony Mottola (g)...3,7,9
Robert Haggart (b)...3,7,9
Terry Snyder (ds)...3,7,9


1,5...1955年2月8日
2,3,4,9...1955年1月20日
6,7,10...1955年1月25日
8,11,12...1955年2月17日 
New York 録音