ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

4月3日放送BSNラジオ「あなたと夜と音楽と」

2010-04-02 02:22:53 | ラジオ「あなたと夜と音楽と」

BSN新潟放送ラジオ「あなたと夜と音楽と」、4月3日(土)夜10時放送予定の2曲です。


4月は入学、入社の季節、新しい出会いがある時期です。

と云う事で1曲は「Can't We Be Friends?」=邦題「お友達になれない?」。

さて、友達になるには先ず挨拶をせねばなりません。

挨拶と言えば当然Helloでしょう。

そして友達になれば、そこから恋人関係に発展する可能性も無い訳ではありません。

まぁかなり強引なこじつけですが、もう1曲は「Hello, Young Lovers」です。


以下は選んだヴォーカルと演奏です。


1曲目

■ Can't We Be Friends?

Vocal : Ella Fitzgerald-Louis Armstrong / Ella And Louis (Verve)




エラとサッチモ、この芸達者な2人のヴァージョンに軍配を上げました。

他にこの曲の候補としては、デビュー・アルバムながら

オスカー・ピーターソンのコンボをバックに

瑞々しい歌を聴かせる「Toni Harper / Toni」(Verve)、

ヴァースから歌う「Jane Powell / Can't We Be Friends」(Verve)と

「Rita Reys / Jazz Pictures」(Philips)。

男性では「Buddy Rich / Just Sings」(Verve)

「Frank Sinatra / In The Wee Small Hours」(Capitol)

等がありました。



Instrumental : Benny Carter / Benny Carter With Strings (Verve)




残念ながら現在は廃盤のこのアルバム、

「Benny Carter / Alone Together」(Verve)

と同じジャケット・デザインで1998年に日本盤CDで再発されています。



2曲目

■ Hello, Young Lovers

Vocal : Perry Como / Sings Hits From Broadway Shows (RCA)




この曲は「Mel Torme / Swings Shubert Alley」(Verve)

が強く印象に残っているのですが、メル・トーメは

先週採り上げたばかりなので、今週はご遠慮願いました。

他には「Frank Sinatra / Frankie」(Columbia)など。

コモとシナトラはこの曲を同じスロー仕立てで歌っており、

内容的にもほぼ互角。好みでコモに決定しました。


尚このアルバムですが、1993年に日本盤CDで再発されて以来

ず~っと廃盤となっております。

コモとベティ・ハットン、コモとフォンティーン・シスターズのコーラス

などのヴァージョンも収録されており、ヴォーカル・ファンには嬉しい作品です。

是非とも再発をお願いしたい1枚です。



Instrumental : J J. Johnson / Blue Trombone (Columbia)




同じトロンボーン奏者のカーティス・フラーも

「Curtis Fuller / South American Cookin'」(Epic)で

この曲を採り上げていますが、聴き比べた結果J Jを選びました。


BSN新潟放送ラジオ(AM放送)

「あなたと夜と音楽と」

毎週土曜日 夜 10:00~



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