ギターを抱えていなければ、恐らくマフィアのボスと若頭と見受けられる男2人。
そして、その2人に挟まれた情婦といった図のジャケットは
女性歌手フロー・ハンディの唯一のリーダー・アルバム。
エラ・メイモーズの妹で、アル・コーン夫人でもあるフローは
ハスキーな声質の持ち主で、ヴィヴラートを多く効かせた歌い方に特徴がある。
バックはジョージ・バーンズとカール・クレスの2人によるギターのみの伴奏。
その為アルバムはミディアムからスローなナンバーを中心として構成されている。
やや渋めだが、落ち着いた雰囲気のある好アルバムである。
尚、現在SSJ(シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン)より
紙ジャケ仕様で発売されている。
Flo Handy / Smoke And Intimate
Carney LPM-201
SSJ(シナトラ・ソサエティ・オブ・ジャパン) XQAM-1029(Reissue)
1,Compromise
2,No Moon At All
3,My Heart Stood Still
4,I Hadn't Anyone Till you
5,Fine And Dandy
6,Lack-A-Day
7,Funny World
8,A Sunday Kind Of Love
9,Who Can I Turn To?
10,How Long Has This Been Going On?
11,Wait With Me Love
12,Mine
Flo Handy (vo)
George Barnes (g)
Carl Kress (g)
1964年 New York 録音