ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Eric Clapton / Me And Mr. Johnson

2011-09-02 01:57:24 |  ROCK / POPS

 

クラプトンが自らの音楽のルーツであるブルース、

中でも伝説のブルース・マン、ロバート・ジョンソンの

作品をカヴァーしたアルバム。


我々の世代(1950年代半ば生まれ)におけるブルースの洗礼は

イギリスの白人ブルース・バンドの演奏から受けたものが殆んどで、

それはローリング・ストーンズやフリートウッド・マックであり、

ジョン・メイオール率いるブルース・ブレイカーであり、

そしてクリームであった。


とりわけロバート・ジョンソンの作品に関しては、

ストーンズの「Love In Vain」(アルバム「Let It Bleed」収録)と

クリームの「Cross Road」(アルバム「Wheels Of Fire」収録)

で知ったところが多く、この2曲に関しては

後に聴いたロバート・ジョンソン自身のオリジナル・ナンバーより

数段カッコ好いと思う。


このアルバムのクラプトンはロバート・ジョンソンの作品をリスペクトしながらも、

彼なりの解釈で今の時代のブルースとして表現している。

正にアルバム全体がクラプトンのブルースと云っても良いであろう。




 
 Eric Clapton / Me And Mr. Johnson

 原盤 : Reprise 9362-48423-2

 ワーナーミュージックジャパン WPCR-11800



1,When You Got A Good Friend
2,Little Queen Of Spades
3,They're Red Hot
4,Me And The Devil Blues
5,Traveling Riverside Blues
6,Last Fair Deal Gone Down
7,Stop Breakin' Down Blues
8,Milkcow's Calf Blues
9,Kind Hearted Woman Blues
10,Come On My Kichen
11,If I Had Possession Over Judgement Day
12,Love In Vain
13,32-20 blues
14,Hell Hound On My Trail



Eric Clapton (vo,g)
Billy Preston (p,org)
Andy Fairweather Low (g)
Doyle Bramhall II (g)
Nathan East (b)....Omit Track5
Steve Gadd (ds)....Omit Track5
Jerry Portnoy (harp)
Pino Palladino (b)....5
Jim Keltner (ds)....5



2004年 作品




The Gunter Kallmann Choir

2011-04-13 02:12:42 |  ROCK / POPS

 

ギュンター・カルマン・クワイアーは、主に1960年代後半から

70年代初めにかけて活躍したドイツの男性3人と女性4人の

7人編成の混声コーラス・グループである。


当時のドイツでは結構人気があったようで、

かなりの枚数のレコードを残している。(写真下)

 

 

但し、これらのレコードが我が国で発売されたという記憶は

残念ながら私の中に無い。

このCDはその中から編集されたモノである。


全体的に彼等の作品はカヴァー・ナンバーが多く、オリジナルは非常に少ない。

そしてそのカヴァーの内訳は、フランシス・レイ、ミシェル・ルグラン、

ヘンリー・マンシーニのような大御所から、ポール・サイモン、バリー・マン、

スティーヴィー・ワンダーまでとかなり幅広い。


サウンドはソフトで軽く、しかもポップ。

そしてそのサウンドの上に粋で洒落たコーラスが絡む。

ソフト・ロックのファンにはオススメの作品である。


尚、このCDは輸入盤で比較的安価で入手出来る。




 The Gunter Kallmann Choir

 Universal Music 06007 5325033 (Reissue)


1,Daydream
2,It's Getting Better
3,The Windmills Of Your Mind
4,Where's The Playground, Susie
5,Live For Life
6,One Summer's Day
7,Fifty-Ninth Street Bridge Song (Feeling Groovy)
8,My Cherie Amour
9,By The Time I Get To Phoenix
10,Happy Heart
11,The Eyes Of Love
12,Wait Until Dark
13,Early In The Morning
14,The Colour Of My Love
15,If Paradise Is Half As Nice
16,When I Look In Your Eyes
17,The Shadow Of Your Smile
18,A Time For Us
19,A Minute Of Your Time
20,Christmas Medley
  While Shepherds Watched Their Flocks By Night / Away In A Manger /
  Good King Wenceslas / December Dream / The Season Of Winter /
  Once In Royal David's City / The Holly And The Lvy
21,Just A Dream
22,Galveston
23,Days Of Laughter
24,Once In Each Life


The Gunter Kallmann Choir
・Gunter Kallmann
・Ulla Wiesner
・Luigi Pellicioni
・Catrin Cremer
・Uta Mann
・Karl-Heinz Welbers
・Blanche Birdsong
and Others


1968年~1970年 録音

 

 

 


Television / Marquee Moon

2010-12-05 03:02:19 |  ROCK / POPS


1977年にエレクトラからリリースされたテレヴィジョンのファースト・アルバム。

彼らは「ニューヨークのアンダーグラウンドの王者」

などと云うキャッチ・フレーズで呼ばれ、

当時のニューヨーク・パンク・シーンの中でも異彩を放っていた。


官能的なトム・ヴァーラインのヴォーカル、

そしてそこに絡む金属的で痙攣したようなギター。

それでいてサウンドはストレートながらヘヴィなロックン・ロール。


冒頭を飾る「See No Evil」、9分を超えるタイトル曲「Marquee Moon」、

「Venus」、「Friction」、「Elevation」など、今聴いても新鮮な感動を覚える。

ニューヨーク・パンク・シーンを代表する名盤と云える。



Television / Marquee Moon

原盤 : Elektra 7E-1098


1,See No Evil
2,Venus
3,Friction
4,Marquee Moon
5,Elevation
6,Guiding Light
7,Prove It
8,Torn Curtain


Television
・Tom Verlaine (Lead-vo,g)
・Richard Lloyd (g,vo)
・Fred Smith (b,vo)
・Billy Ficca (ds)


1977年 発売


 


The Lovin' spoonful / Daydream

2010-10-16 16:42:54 |  ROCK / POPS

1966年3月にリリースされた、ラヴィン・スプーンフルのセカンド・アルバム。


フォークやロック、ブルースをベースに、カントリーからジャグ・バンドまで取り込んだ、

正にごった煮とも云える彼らのサウンドはそのままだが、

前作に比べ音作りに良い意味での遊びの要素が入り、その分音に厚みを感じる。

また、コーラス・ワークにもかなりの進歩が見て取れる。


全米2位を記録したタイトル曲の「Daydream」を始め、

ポップでバラエティに富んだ作品に仕上がっている。


尚、9曲目の「You Didn't Have To Be So Nice」(全米10位)は

アストラッド・ジルベルトがカヴァーしており、

アルバム「Beach Samba」(Verve MGV-8708)(写真下)に

ジルベルトと当時6歳だった息子とのデュエット・ヴァージョンとして収録されている。







The Lovin' Spoonful / Daydream

原盤 : Kama Sutra KLPS-8051

BMG Heritage 74465-99731-2 (Reissue)


1,Daydream
2,There She Is
3,It's Not Time Now
4,Warm Baby
5,Day Blues
6,Let The Boy Rock And Roll
7,Jug Band Music
8,Didn't Want To Have To Do It
9,You Didn't Have To be So Nice
10,Bald Headed Lena
11,Butchie's Tune
12,Big Noise From Speonk (Instrumental)
13,Fishin' Blues (Alternate Instrumental)
14,Didn't Want To Have To Do It (Demo Version)
15,Jug Band Music (Alternate Instrumental)
16,Daydream (Demo Version)
17,Night Owl Blues (Complete Version)


13,14,15,16,17....Bonus Tracks


The Lovin' Spoonful
・John Sebastian (vo,g,harmonica,autoharp)
・Zal Yanovsky (vo,g)
・Steve Boon (b,p)
・Joe Butler (vo,ds)


1,2,3,6,7,11,12,15,16...1965年12月
4,5,8,9...1965年11月
13,14,17...1965年8月
New York 録音


■関連アルバム■
The Lovin' Spoonful / Do You Believe In Magic





Grand Funk Railroad / Live Album

2010-09-10 02:27:00 |  ROCK / POPS

高校時代(今から40年程前)に恐らく最も多く耳にしたアルバムであろう。

70年代のアメリカン・ハード・ロックを代表するバンド、

グランド・ファンク・レイルロード。


彼等はレッド・ツェッペリンの全米ツアーの前座アクトの頃、

そのハードでヘヴィーなサウンドでツェッペリン目当ての観客を熱狂させ、

何とトリのツェッペリンの出番を1時間以上遅らせたという

有名な逸話を残している。


これは、そんな彼等のライヴ・アルバム。

数あるロックのライヴ・アルバムの中でも

名盤として挙げられる作品である。


僅か3人での演奏とは思えない程の大音響と音圧。

代表曲でもある「Are You Ready」に「Heartbreaker」も収録している。


尚、余談ではあるが井上陽水の初期の代表作「傘がない」は、

グランド・ファンク・レイルロードの「Heartbreaker」の

コード進行をパクッたものである。



 Grand Funk Railroad / Live Album

 Capitol SWBB-633


CD-1
1,Introduction
2,Are You Ready
3,Paranoid
4,In Need
5,Heartbreaker
6,Inside Looking Out

CD-2
1,Words Of Widdom
2,Mean Mistreater
3,Mark Say's Alright
4,T.N.U.C.
5,Into The Sun


Mark Farner (vo,g)
Mel Schacher (b)
Don Brewer (ds)


1970年 7月5日 Atlanta 録音






Free / Fire And Water

2010-06-12 03:34:40 |  ROCK / POPS
全英2位、全米4位のヒットを記録した「All Right Now」を収録した本作品は、

イギリス出身のブルース・ロック・バンド「フリー」の名を一躍有名にした

彼等の3作目のアルバム(因みにアルバムの最高位は全英2位、全米17位)。


当時高校2年生だった私はチャリンコを漕ぎながら、

この曲のイントロのリフを口ずさみ学校へ通っていた。


ソウルフルなポール・ロジャースのヴォーカル。

歌うようにうねるアンディ・フレイザーのベース。

特にアルバム・タイトル曲の「Fire And Water」のベースは素直にカッコイイと思う。

驚くべき事にアンディはこの時まだ10代であった。

音抜けがよく、パワフルなサイモン・カークのドラム。

ブルース・フィーリング溢れるポール・コゾフのギター。


ブルースを基調としながらも、オリジナリティのある

ハードでリフを強調した彼等のサウンドは今聴いても全く色褪せていない。


余談だが、ロック・バンド「Mr. Big」の名は

このアルバム5曲目のナンバーに由来している。



Free / Fire And Water

英 Island ILPS-9120

ユニバーサル・インターナショナル UICY-6224 (Reissue)


1,Fire And Water
2,Oh I Wept
3,Remember
4,Heavy Load
5,Mr. Big
6,Don't Say You Love Me
7,All Right Now

Bonus Track
8,Oh I Wept (Alternate Vocal Take)
9,Fire And Water (New Stereo Mix)
10,Fire And Water (BBC Session)
11,All Right Now (BBC Session)
12,All Right Now (Single Version)
13,All Right Now (First Version)


Paul Rodgers (vo)
Paul Kossoff (g)
Andy Fraser (b)
Simon Kirke (ds)


1970 年 6月 発売


Fairport Convention / Unhalfbricking

2010-05-02 03:01:55 |  ROCK / POPS

ブリテッシュ・トラッドを代表するグループ、フェアポート・コンヴェンションのアルバム。


ブリテッシュ・トラッドとは、イギリスの伝統的な民謡と

それに基づいて新しく歌われたり、演奏されたりするフォーク・ミュージックのこと。


1950年代にイギリスでは、今まで音楽的価値が低いとみられていた

フォーク・ミュージックを見直す運動、所謂フォーク・リバイヴァルが起こり、

多くの若者がギターを持ち歌い演奏を始めた。


そしてその中からアメリカのフォークやロックに影響を受け、

伝統的トラッドをエレクトリック楽器でロックのように演奏するグループが現れる。

それがこのフェアポート・コンヴェンションである。


彼等は純粋なトラッドを守る人々からは非難を浴びるが、

若者には支持され、徐々に新しいトラッドとして定着していった。


これは彼等の3作目。前作のメンバーからイアン・マシューズが抜け、

代わりに女性歌手サンディ・デニーが参加。

リチャード・トンプソン、アシュレー・ハッチングス、サイモン・ニコル、

そしてサンディ・デニーというフェアポート最強、最高とも云える

メンバーの土台が出来上がる。


全8曲中、伝統的なトラッドは4曲目の「A Sailor's Life」のみ、

他はメンバーの作品4曲とディランのナンバーが3曲(2,7,8)収録されている。

フェアポートの入門用に最適のアルバムであろう。

 
尚、現在は2曲のボーナス・トラックを加えて再発されている。




 Fairport Convention / Unhalfbricking

 Island ILPS-9102

 ユニバーサル・インターナショナル UICY-93990


1,Genesis Hall
2,Is Tu Dois Partir
3,Autopsy
4,A Sailor's Life
5,Cajun Woman
6,Who Knows Where The Time Goes?
7,Percy's Song
8,Million Dollar Bash
9,Dear Landlord (Bonus Track)
10,Ballad Of Easy Rider (Bonus Track)


Sandy Denny (vo)
Richard Thompson (g,sitar)
Simon Nicol (g,acdn)
Ashley Hutchings (b)
Martin Lamble (ds)
Dave Swarbrick (fdl,mdln)
Trevor Lucas (triangle)
Marc Ellington (vo)
Ian Matthews (vo)


1969年 1月~4月 London 録音





The Band / Music From Big Pink

2010-03-10 03:10:10 |  ROCK / POPS


学生の頃、好きでよく聴いたロック・バンド「The Band」。

これは彼等の有名なデビュー・アルバム。

ニューヨーク州のウエスト・ソーガーティーズに在る家屋

通称「ビッグ・ピンク」で録音された。


当時日本では、彼等の音楽をして「渋い」と表現する事が多々あった。

確かに「The Band」の音楽はロック・ミュージックの持つ派手さとは全く無縁である。

実直で武骨とも云える、正に職人的サウンドである。


ここで聴かれるアメリカ南部のアーシーな音作りと、味わいあるヴォーカルは

デビュー作でありながら既に完成の域に達している。

ディラン絡みの「Tears Of Rage」、「This Wheel's On Fire」

「I Shall Be Released」の3曲と名曲「The Weight」を収録。

現在は9曲のボーナス・トラックを加えて再発されている。


尚、アルバム・ジャケットの絵はボブ・ディラン、

プロデュースはジョン・サイモンである。




 The Band / Music From Big Pink

  Capitol ST-2955

  EMI ミュージック・ジャパン TOCP-67391 (Reissue)



1,Tears Of Rage
2,To Kingdom Come
3,In A Station
4,Caledonia Mission
5,The Weight
6,We Can Talk
7,Long Black Veil
8,Chest Fever
9,Lonesome Suzie
10,This Wheel's On Fire
11,I Shall Be Released

・Bones Tracks
12. Yazoo Street Scandal
13. Tears of Rage (Alternate Take)
14. Katie's Been Gone
15. If I Lose
16. Long Distance Operator
17. Lonesome Suzie (alternate Take)
18. Orange Juice Blues (Blues for Breakfast)
19. Key to the Highway
20. Ferdinand the Imposter



The Band
・Jaime Robbie Robertson (vo,g,key)
・Rick Danko (vo,b,vln)
・Richard Manuel (vo,p,ds)
・Garth Hudson (org,sax)
・Levon Helm (vo,g,ds)



1968年 New York, West Saugerties 録音





Van Dyke Parks / Clang Of The Yankee Reaper

2010-01-30 16:21:18 |  ROCK / POPS

今から30年以上前、大学生だった頃にレコードで所有していたアルバム。

馴染みの中古盤店に立ち寄った際に見つけ、

懐かしさの余り思わず購入してしまった。

アルバムは名盤の誉れ高い前作「Discover America」の延長戦上にある。

前作同様カリプソやレゲエ、メレンゲ等、

カリブ海の音楽を素材として創作されたものである。


但し、前作に比べると良い意味で肩の力が抜けており、

リラックスした内容となっている。

ゆったりとした時間の流れを感じさせてくれる作品だ。


 
 Van Dyke Parks / Clang Of The Yankee Reaper

  Warner Bros. BS-2878

  ワーナーミュージック・ジャパン WPCR-12756


1,Clang Of The Yankee Reaper
2,City On The Hill
3,Pass That Stage
4,Another Dream
5,You're A Real Sweetheart
6,Love Is The Answer
7,Iron Man
8,Tribute To Spree
9,Soul Train
10,Cannon In D


Van Dyke Parks (vo)
and Others


1975年 作品





Herb Alpert & The Tijuana Brass / Christmas Album

2009-12-14 00:16:12 |  ROCK / POPS

クリスマス・アルバムをもう1枚。

A&Mレコードの創立者の1人、ハーブ・アルパートが率いる

ティファナ・ブラスによるクリスマス・アルバム。

サンタの格好をしてジャケットに写っている人物は

勿論ハーブ・アルパート本人である。


メキシコの楽団編成であるマリアッチをアメリカ・ナイズさせた

「アメリアッチ・サウンド」で売り出したハーブ・アルパートとティファナ・ブラス。

その魅力は何と言ってもハーブ・アルパートの明るいトランペットの音色と

軽快なティファナ・ブラスのサウンドにあった。


実際1960年代のアメリカでは彼等の人気は相当なもので、

この時代に発表したアルバム6作中、3作が№1に輝いている。

そんな中1968年12月にリリースされたのが本作品。

こちらも見事にプラチナ・アルバムに輝いている。


アルバムを作るに当り、ハーブは他のクリスマス・アルバムとは一線を画す為、

それぞれの曲を聖歌隊のサウンドで始めると言うアイデアを思い付き

コーラス隊の合唱のアレンジを友人であるショーティ・ロジャースに依頼。

そしてこのアレンジは全てのレコーディングが終わった後に加えられた。


アルバムは聖歌隊の厳かなサウンドから、

直ぐに明るく軽快なティファナ・ブラスのサウンドへと引き継がれる。

明るくスピード感あるカラっとした「My Favorite Things」

因みにこの曲はシングル・カットされ1968年12月に45位まで上昇した。

メキシコ民謡と思われる「Las Mananitas」

バカラックらしい洒落たナンバーの「The Bell That Couldn't Jingle」

そして荘厳なコーラスでまとめられた最後の「Jesu, Joy Of Man's Desiring」までの

アルバム構成は見事で、40年以上経った今でも全く色あせていない。



 Herb Alpert & The Tijuana Brass / Christmas Album

  A&M LP-166

  キング・レコード KICP-3109 (Reissue)


1,Winter wonderland
2,Jingle Bell
3,My Favorite Things
4,The Christmas Song
5,Las Mananitas
6,Sleight Ride
7,The Bell That Couldn't Jingle
8,Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
9,Jingle Bell Rock
10,Jesu, Joy Of Man's Desiring


Herb Alpert (tp) & The Tijuana Brass
Herb Alpert (vo)...4,7
Unknown Chorus
Voice And Strings Arranged By Shorty Rogers


1968年 録音