そんな時は、たいがい血圧が高めで顔も少し赤め…。
喋る事が出来ないから、静かに静かに音なしの構えで!
そっと覗けば、あらぬ方を見ながら胸の辺りに左手で手わっさ…(知ってます?)
手わっさ、ってよく授業中なんか内職とかしてると先生に言われてた。
こら! pochiko 手わっさしてんな!って、
あのボールペンみたいな長く伸びるので、頭をペンペン…(笑)
そういえば、とある無認可の介護施設の事ニュースになっていた。
認知の利用者さんに手錠をかけたり、大型犬の檻に閉じ込めたりって…。
ちょっと、切ない話なんだけど、昔ばぁちゃんが倒れて入院してた頃は
よく手をベッドの柵に縛られてたっけ…それは、ばぁちゃんばかりではなかったが。
確かにね、特に病院なんかは夜勤の看護師さんの数が極端に少ない。
その少ない人数でオムツ交換をしたりトイレに連れてったり
そのうえ、手わっさされたら、手を拘束しないと追いつけない。
だけど、その後胆石の手術で入院した時は、拘束は出来ない事になったって。
その時の看護師さんも大変な思いをしていた。
手や足を、拘束するのは悪い事なのか良い事なのか!
どこまでの拘束なら良いのか、拘束しないで済ませられるのか?
いろんな問題が山積み状態で…だけど金属の手錠と大型犬の檻は行きすぎだと思う。
いろんな事情があるのだろうが、そういうところ医療関係や介護保険制度は
まだまだ改善する余地があるのではないだろうか?
圧倒的に施設が足りない反面、個人の介護施設がどんどん出来ている。
お金さえあれば入居出来るのだが、そういう人は一握りだと思う。
特別養護老人ホームへの入居待ちは2年とも3年とも言われている。
結果、無認可でも良いから、取りあえず看てもらえる所へと…。
ナンダカナァ~ どこか間違ってはいないのだろうか…。
と、思わず熱く語ってしまったが、話は戻って我が家のばぁちゃん。
一昨日と昨日と、ズ~~ッと起きていて一生懸命に胸の辺りに
肌着とパジャマと毛布と布団と…集める集める。
傍に寄って、肩をトントン叩いて、そっとコラッ!と言う。
すると、慌てて手を仕舞う、ってか怒られるのは分かってるみたい?
ったく、もう~! そう思いながら肌着とパジャマと直して布団をかける。
すっかり肌着の首の部分はビロビロに伸び切って
パジャマのボタンの穴は、いくら縫い詰めても広がりっぱなし。
そろそろ、また新しい肌着を買わなくっちゃ~。
以前は肌着も前開きのにしていたが
それだと器用にボタンを外して胸が露になってしまう。
ハイハイ、どうぞ! これで気が済んだ?って
肌着もパジャマもボタンを外して胸を出してやると
今度は左手でパジャマを直して布団もかけ直す…?
夜も寝ないでそれの繰り返しを私は、ばぁちゃんの夜勤と言っている。
そんな日が二日ほど続くと、さすがに疲れるのか今度は睡眠期間。
とにかく寝る、オムツ交換しても寝ている。
ご飯も食べるけど眠りながら食べて、終るとまた高いびき。
確かになぁ~ 二日も夜勤じゃ~眠いのは当たり前だよ^^;
今日は思い切って、胸を広げたままにして寒くないように布団はかけておいたら
なんだか安心したのか、胸を広げたまま手わっさしないで大人しくしてた?
う~~~ん いったい、ばぁちゃんの頭の中はどんなになってるのか?
皆目見当もつかないなぁ~~・・・(゜_゜i)タラー・・・
今は亡くなったけど鹿児島に居たよね…本郷かまとばぁちゃん。
二日起きて二日寝る、長寿世界一のかまとバァ。
かまとバァにあやかって、かまとバァの年代まで生きるとしたら…。
ナント、30年以上もある。 うわっ!! 自分が介護される年代になっちゃうよぉ~(~_~;)
ってか、そんなに生きていられっぺか?
という事で今日の一枚。

まだまだ花のないpochiko地方、花屋の店先で相変わらずの盗み撮り
