土曜日に会社の花見だった息子が言うには
国道沿いの桜はほぼ満開に近いけれど
鶴ヶ城の中は五分咲きくらいだから、まだ楽しめるよ…と。
今度のディサービスにでも行ってみようかと思う。
我が家でも、一昨年に植えた枝垂桜の苗木があるのだが
去年はとうとう花をつけずじまいだった。
どうせ花がつかないんだったら、切って別な木を植えるか…と
業を煮やした夫はこの間そんな事を言っていた。
ところが昨日の朝、向かいの家の枝垂れ桜が花が咲いていたので
我が家の桜は駄目かいな~~!と、しげしげと見ていたら
何と枝の先っぽに、赤い蕾が幾つかついていた。

いや~ 桜の花も、夫の脅しが効くとは思ってなかった(笑)
3月下旬から咲き出すものと
桜より少し遅れて、4月10日頃から咲き出すものがあるようだが
焦って着けたのか真っ赤な蕾、間に合ってよかった…。
あんな三春の滝桜のようにならなくても良いが
毎年少しずつ楽しませて欲しいものだ。
しかし…なぜ枝が垂れるのか?
枝は伸びると重力によって下に垂れそうになるが
ふつうの植物にはそれに打ち勝つだけの、復元する力があり
太陽に向かって伸び続ける。
だが枝垂桜にはその力がなく
人間が支え木などをして育てていかないと大きくならないようだ。
三春の滝桜…樹齢1000年以上とも言われている。
あちこちにつっかえ棒が施され、さながら杖をついたお爺さんのようだ…。