ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2016J2リーグ2ndステージ第21節ロアッソ熊本vsセレッソ大阪@うまスタ20160703

2016-07-07 23:29:22 | サッカー

ロアッソ熊本が、熊本に帰ってきます。

4月14日の地震発生以来、長い間、本当に長い間余震と被災支援のために、ホームうまかな・よかなスタジアムでの開催が見送られてきました。約3か月ぶりの、うまスタ帰還です。

ロアッソ熊本の選手、スタッフ、サポーター、スポンサーほか、熊本県の皆さん、本当におめでとうございます。

今なお、日常のように余震が続いています。今日も、試合前のイベント時に余震がありました。心身ともご苦労が続いていると思います。ロアッソのサッカーが、熊本の皆さんを勇気付けてくれると思いますし、いつもと変わらないサッカーが身近にある日常が戻ったことを実感できると思います。これから少しずつ、普段の生活を取り戻されることを心から願います。

セレッソ大阪の選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さんは、偶然とは言え、まだ余震が続く熊本に来ることに不安を持ったかたもいらっしゃったと思います。それでも、日曜のナイトマッチにも関わらずとても多くのサポーターが熊本にいらしていました。セレッソサポの代表のかたから、ロアッソサポにエールがありました。なによりも、熊本にロアッソが戻ったことをお祝いする気持ちが伝わりました。とても素晴らしいと思います。

少しはやめに博多から熊本へ。熊本城の様子を見に来ました。

震災被害の影響で城内はほとんど閉鎖されているのですけど、最近、加藤神社には入ることができるようになっています。なので、本丸を間近で見られるようです。

路面電車の熊本城・市役所前駅の前から、熊本城に向かいます。

須戸口門の平御櫓です。

その南側の塀。いきなり震災被害を目の当たりにして、言葉がなかったです。

熊本大神宮の奥の石垣です。この上に再建された本丸御殿がありますけど、近寄ることはできません。どうなっているんでしょうね。

五間櫓です。

熊本城の復旧工事の準備のため、落石した石垣が整理されています。

復旧の工程です。

このようにナンバリングされ、保管されています。

棒庵坂から徒歩で加藤神社に入れます。車の場合は北側の新堀橋から入れます。

戌亥櫓の東側の石垣です。

戌亥櫓へと続く、北大手門の西側の石垣。

北大手門の東側の石垣です。

北大手門にバリケードが置いてあります。たぶん、参拝者を石垣の崩落から防ぐ応急措置なのでしょう。

西出丸から入って、加藤神社です。

そして、西出丸から望む、現在最も間近で見られる熊本城本丸です。

実は子供のころから城好きでして、熊本城は長年憧れていました。なかでも宇土櫓はぜひ訪れてみたかったのです。たしかもともと宇土城の天守だったのを熊本城に移設したのだと思うのですけど、子供ながらにすげーと思ったのがきっかけです。

熊本城大天守と小天守です。

がまだせ!熊本。

熊本をはじめ九州は、先月からずっと長雨が続き、地震に続き大雨の被害もありました。週末はその雨もやみ、ようやく晴天が戻るという予報だったのですけど、ちょうど熊本城に来た頃から、なぜか熊本市上空を西南西の方角からほぼ同じコースで雨雲が断続的に通過しはじめ、結局それはキックオフ直前まで続きました。熊本城を見られる範囲でぐるっと回ろうと思っていたのですけど、加藤神社で断念して、熊本駅に引き返すことにしました。

熊本から光の森に行き、シャトルバスに乗り換えてやってまいりましたのは、初うまスタ、うまかな・よかなスタジアムです。

まだメインスタンドしか安全確認がとれていないとのことで、今日はメインのみ解放です。それでも1万人近いファンが訪れていて、うまスタの周辺はすごい賑わいです。こちらは優先入場の待機列。

こちらは一般入場の待機列です。

なんと、サガン鳥栖の青木剛選手と鹿島アントラーズの芝崎岳選手もうまスタ再開の試合を観に来られていました。青木選手は昨日鳥栖で試合でしたけど、芝崎選手は鹿島のホームゲームですので、わざわざ来られたのですね。素晴らしいです。

それでは試合に参りましょう。あらためまして、本日はうまかな・よかなスタジアムのロアッソ熊本帰還マッチです。本日のHIKARI♪勝どき

開始早々の先制ゴールで熊本に一気に期待感が増しましたけど、終わってみればセレッソのゴレアーダ。

熊本のシフトは3-4-2-1。GKは昭大。3CBは右から園田、薗田、龍仁朗。ボランチはキム・テヨンと高柳。WBは右に黒木左に上原。2シャドウは右に岡本左に嶋田。1トップは功暉です。

セレッソのシフトは4-2-3-1。GKはキム・ジンヒョン。CBは裕介と山下。SBは右にりく左にレジェンド丸橋。ボランチは帰国からのセレッソ復帰初戦の蛍とソウザ。WGは右に清原左に健勇。トップ下はブルーノ・メネゲウ。1トップはリカルド・サントスです。

中断期間中の取り戻すスケジュールがはじまった熊本は、ただいま絶賛怒涛の5連戦中。今日はそのなか日です。熊本は細かくターンオーバーしてきましたけど、今日が谷間なのか、シフトすら変えて臨みます。地元九州に戻ってからは3勝1分の負けなしと絶好調。コンディション不良が短期間で整ったとは思えませんから、精神論ではなく、純粋にモチベーションを高められているのだと思います。

ただ、闘いの世界ですから、フラットな条件で見たときに、コンディションが不利なのはエクスキューズとして多いにあります。正直なところ、勝ち点を取れるときに取っておくことが最優先だろうと思います。

その意味では、今日の相手は昇格争いただなかのセレッソですし、5連戦の谷間でもありますから、条件によってはノラリクラリとあわよくば勝ち点1を狙う作戦で臨んでもおかしくはないし、むしろそれが妥当だろうと思います。

シフト変更の意味はなにか?。本来の熊本を観たことがないので推測でしかないですけど、オリジナルシフトの4-4-2はバランスを重視するものですので、コンディションのことを考えると、ゾーンを保つことを優先するのが基本プランかなと思います。さて、今日採用された3-4-2-1は、かたちだけでは意図が探れません。WBの使い方で攻撃的にも守備的にも使える、幅の広い作戦が取れますから。

うまスタ帰還初戦の祝賀ムードが、清川さんの選択に影響するかなと思いましたけど、とても冷静です。熊本の選択は、ハイブリッドなスタイルです。攻守のバランスを意識していると言っていいと思います。WBはそれほど高い位置を取りません。黒木も上原も、攻撃参加時に長い距離を走っていた印象があります。今年は様変わりをしているのですけど、昨年までJ2を席巻した昇格スタイルに並びの上では似ていますけど、ちょっとコンサバティブなプランだったのでしょう。

つまり攻撃は、基本的には前線の三枚で頑張れということです。序盤功暉は右に流れてプレーしていました。もともと右が好きなのか、はたまたレジェンドを狙ったのかはわかりません。レジェンドにしろりくにしろ、スピードに問題はないですけどパワーには同様なウィークポイントがありますけど、レジェンドのほうが経験が豊かですので、単純に功暉は右が好きなんでしょうね。ようするに、熊本の攻撃は、実に功暉頼みです。

功暉はこれに応えます。山下とレジェンドを狙ってグイングインとしかけます。正直功暉のプレーを観た記憶がないのですけど、これほどパワーで優位性を示せるとは思いませんでした。熊本の狙いは、功暉がドリブルで引っ張ってアタッキングサードまでチームを押し上げ、サイドアタックからチャンスを伺うというものだったと思います。セットプレーのオポチュニティを含め。そして、試合ははやばや動きます。

8分。左CK。シュートコーナーからの嶋田のクロスはファアの園田を狙います。園田がなんとか折り返したクロスに、薗田が飛び込んでダイビングヘッドで豪快に合わせました。熊本1-0セレッソ。

うまスタ帰還初戦で先制とは、盛り上がらないわけにはいきません。選手の喜びかたを観ても、熊本の人たち、スタッフ、家族に対する想いはもちろんのこと、なにより自分自身がサッカーを楽しめるという純粋な喜びが溢れているように感じました。

ただ、客観的に見たら、正直はやすぎると思いました。清川さんもそうだったでしょう。いくらコンサバティブな対処も視野にしたプランで臨んだとはいえ、80分以上セレッソを封じ切るのは難儀なことですから。でも、スコアレスもあり得たので、熊本にかかわるすべてのかたがゴールの喜びをひさびさに感じられたことは、本当に良かったと思います。そして、セレッソがさっそく追いつきます。

13分。メネゲウの左CKを清原が合わせます。熊本1-1セレッソ。

はやばや降り出しに戻りましたので、かわって次はセレッソを観ていきます。あらためてセレッソの陣容を観ると、まったく反則な編成です。クルピさんが長年かけて築き上げた堅い守備を前提としたセレッソサッカーは、まだ芯が若いまま成熟しきっておらず、クルピさんが去るとともに瓦解します。さらに曜一朗の謎の不調も重なり、あの頃の輝きが嘘のようにあれよあれよと今J2です。河内と摂津は人柄がぜんぜん違うけど、本質的に大阪なのか、ガンバが落ちていった時と似たような道程を辿りました。

誰もが思うことでしょうけど、原因はチームとしてのバランスが欠けたことでしょう。具体的には素人にはわからないけど、興味深いのは、ほぼ編成が同じでもチームの内容に天と地ほどの差が出るということです。セレッソがはからずも体現してくれたのですけど、サッカーには個をつなぐ見えないなにかが重要なんだなと感じました。

もちろん熊本に来たのはうまスタ帰還初戦をお祝いしたかったからなのですけど、セレッソ戦でなければ行動しなかったと思います。セレッソは大好きなチームです。友だちがサポーターということもあるのだけど、やっぱり曜一朗を中心とするサッカーのエロさは、J1、J2、J3のどれを見渡してもない、個性のかたまりです。普段爽やかなチームを応援しているから、余計にそう感じます。だからセレッソが今年の昇格を逃したのはとても残念でした。去年は確認できなかったので、曜一朗と蛍が復帰して主力が成熟期に入ったセレッソをぜひ目撃したいという気持ちもかなりありました。残念ながら曜一朗は出場できないけど。

よりによってセレッソらしさのもっとも対局な実績を持つキヨシをセレッソは選択したわけですけど、キヨシもまた、あのキヨシをして、やはりエロさを身につけたいというのはオトナのさがなのでしょうか。今のセレッソは、キヨシらしいスーパーコンサバティブはかけらもなく、実にセレッソらしいサッカーです。もっとも中心が健勇、メネゲウ、サントスではエロさは半減ですけど。このあたりもパトリックが入ったガンバに良く似ていますね。

セレッソはポゼッションスタイルです。熊本のチェックがそれほどタイトでなく、また攻撃も功暉に偏ったので、肝心のセレッソの守備の強度はよくわかりませんでした。チラッとだけ、健勇が自分がボールを奪われた直後に奪い返しにダッシュしていたのを見て、健勇をしてそうなのだから、リスクを消す意識はチーム全体にありそうな気がしました。

セレッソの攻撃はソウザシステムです。ソウザがイメージするサッカーはポゼッションの基本というか、とても合理的なのでしょう。サイドとか中央とかエリアには関係なく、フリーマンこそが攻撃ルートというシンプルな考えなのだと思います。なのでソウザから縦チャレンジのパスがどんどん出てきます。

これを実現する要因は二つ。ひとつはソウザ自身が中盤中央をワイドに動けこと。もうひとつは受け手がスペースメイクをすることです。ポイントは、動く清原、メネゲウと、動かない健勇、サントスです。右は清原が細かい出入り、中央はメネゲウがダイナミックな前後の動きを見せます。一方左は、健勇がデンと構えて目標になります。最前線のサントスもまたしかり。

おそらくセレッソの生命線は、ソウザのリズムメイクなのだろうと思います。実質ソウザシステムですから、狙われるとある意味守り易くもあるし、ソウザのコンディション次第で浮沈しかねないと思います。だから、同じリズムメイカーの蛍が入ったことは、キヨシセレッソにとってとても良い影響を与えているだろうと思います。プレースタイルから主力部隊を指揮し近距離を受け持つソウザに対し、蛍は機動部隊の指揮が得意な広角砲です。蛍が左右にパスを散らすことで、熊本の守備を揺さぶります。

セレッソのフィニッシュパターンはマルチです。もともと個性が異なるアタッカーを配置していますから、自ずとマルチになりやすそうです。主武器はサントスのゴール前のパワーと高さ。これにセカンドアタッカーとして、メネゲウ、清原、健勇が絡みます。

さて、試合は実質25分で終わります。先制ゴールをあげたヒーロー薗田がサントスを倒し退場します。今日のキーマンをひとりあげろと言われたら、薗田です。キックオフ以前からエクスキューズがあった熊本ですから、追いつかれてイーブンな状態に戻ってもモチベーションに影響は無かったと思いますけど、心身でギリギリの緊張感のなかにあったと思います。緊張感は良いかたちにはまると神がかった集中につながります。薗田の退場は、まだ試合の流れができる前のカオスでの出来事でしたから、熊本には負の要素しかもたらしません。プレー選択の是非はともかく、薗田は悔しかったでしょうね。

27分。サントスが倒されて得たPKをメネゲウがゴール左に決めます。熊本1-2セレッソ。

PKとは言え、今日の試合の趨勢はこのゴールで決まります。これで馬と狼の異種格闘技戦は、馬が狼の牙のもとに屈します。

薗田退場を受け、熊本はシフトを4-4-1に変更します。WBがSBに下がり、園田と龍仁朗がCB。メイヤは右に岡本左に嶋田です。熊本はオリジナルシフトに戻して、まずは守備を安定させて落ち着こうとしたと思います。布陣的には無理のあるポジションが無く、冷静に普段のやりかたをすれば、もしかしたら試合を作り直すこともできたかもしれません。

客観的に観たらこれで勝負は決したのですけど、熊本はまだコンセンサスがしっかりできていません。まだなにがあるかわかりませんから、守ってチャンスを伺う意識はなんとなくチームにあったと思いますけど、それがコレクティブなかたちにあらわれるまで、アジャストに時間を要したのかもしれません。もしかしたら、帰還戦の重要性と雰囲気が、この大事な時間帯でネガティヴに影響したかもしれません。そして狼がさらにひと噛み加えます。

35分。メネゲウのスルーに抜け出したサントスが、一度はポストに嫌われたシュートを自ら押し込み直します。熊本1-3セレッソ。

これでようやく熊本のたぎりがおさまります。あらためてリトリートし、4+4のゾーンをかためます。なのでセレッソの攻撃プランが少し変わります。ポゼッションが高まり、ゆるいリズムで左右にサイドチェンジを繰り返しはじめます。守備網を左右に揺さぶってゾーンのほころびを作る意図です。アタッカーの役割分担がいっそう顕著になります。

三点目をあげてからサントスの存在感が増してきます。とくに園田をターゲットに裏を狙う動きを執拗に見せます。サイズがありますので、どうしてもマークに集中せざるを得ない状況ができますから、熊本の守備網はゾーンのバランスを崩すリスクが増えます。

セレッソの完全なオーガナイズのまま、前半が終了。

後半も流れは変わりません。清川さんの対策はあったと思いますけど、物理的な不利は如何ともしがたいですから。

そこで清川さんが動きます。黒木に代えて鈴木を投入します。同時にシフトを3-4-1-1に変更します。鈴木は右CBに入ります。岡本が右WBに回ります。

リセットして光明を見出したい熊本をいなすように、セレッソがゴールを重ねます。

64分。アタッキングサード手前で熊本のパスをカットしたソウザが、そのまま中央にパス。メネゲウがスルーしたその先には健勇がいました。健勇はワントラップして、ペナルティエリアの外から狙いすましたゴールを左隅に決めます。熊本1-4セレッソ。

シーズンのために傷口を広げない選択もありましたけど、熊本の地元にサッカーが戻ってきた喜びを熊本のサポーターに感じてもらうことを清川さんは優先したかもしれません。攻撃モードに切り替えます。岡本に代えて誠一郎を投入します。同時にシフトを3-4-2に変更します。とにかく誠一郎と功暉に預けて、二人の個のちからでラインの裏を取るという意図だと思います。

やっぱり誠一郎が入ると雰囲気が変わります。誠一郎は自分が全面にたって熊本のまちをサポートしてきましたけど、メディア対応を一手に引き受けることで、チームメートがサッカーに集中できる環境を可能な限り作ろうとしているんじゃないかと思います。実際に熊本の生活に触れたわけではないけど、希望や願いや、ささやかだけど日々を潤し、暮らしていく気持ちの支えとなる、ロアッソへのサポーターの愛を誠一郎は背負いつつ、受け止めているんじゃないかと思います。誠一郎がピッチサイドに立った時のうまスタの熱量にそんなことを感じました。なによりも、誠一郎のプレーを見られて本当によかった。

熊本に対し真剣勝負で応えるキヨシが動きます。健勇に代えて関口右WGに投入します。清原が左に回ります。アジリティと運動量があるサイドアタッカーを左右に揃えことで、コンディションに不利がある熊本をさらに揺さぶる意図です。

さらにキヨシが動きます。丸橋に代えて康太右CBに投入します。裕介が左SBに回ります。誠一郎の高さに対処するために高さを加えたのと、功暉のパワーアタックを予防するために左サイドの守備を強化する意図でしょう。

清川さんが最後のカードを切ります。高柳に代えて斎藤を投入します。同時にシフトを3-3-1-2に変更します。斎藤はトップ下に入ります。いよいよ熊本のゴールをもう一点サポーターに見せることに割り切った作戦です。粋のいいドリブラーアタッカーの斎藤のキレで前線を活性化し、一矢報いようという意図でしょう。

当然のことながら熊本の守備網はルーズになりますので、キヨシが冷たく動きます。メネゲウに代えて玉田を投入します。玉田に裏を狙わせ、さいごのひと息まで絶つ意図です。

そして、ゴレアーダの終焉は、やっぱりセレッソでした。

後半アディショナルタイム+1分。玉田のスルーで、オーバーラップした裕介が抜け出します。裕介は中央に顔を出したサントスに合わせました。熊本1-5セレッソ。

熊本は力尽きました。このまま試合終了。熊本1-5セレッソ。試合後にロアッソの選手がセレッソサポを、セレッソの選手がロアッソサポに挨拶していました。

熊本はタイミング的にもしんどかったですね。コンディションの谷間でもあったでしょうし、相手がセレッソだったことも試合を難しくしました。それでも、再出発の第一歩をスタートできたことは、今日の結果に関係なく、とても良かったと思います。

ホームセレッソ戦後のアウェイ山形戦もゴレアーダ敗戦で、ネガティブなイメージが続きますけど、心配ないと思います。今年は、勝ち点を取れるときにターゲットを絞って、メリハリをつけてしっかりJ2に残留することが第一義でしょう。なによりも、ロアッソ熊本が熊本のかたの普段の暮らしに存在することが大切ですし、それが現状望みえる最上の舞台であれば、なお良いと思います。熊本のサポーターの期待を胸に来年J1昇格争いをするために、今は安定したサッカーライフを送り、力を蓄える時でしょう。

熊本に、一日もはやい平穏が戻りますように。