ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

まれロケ地の旅 ―20150613 能登①輪島1―

2015-06-13 23:19:54 | 連続テレビ小説まれ

今年の梅雨は、カラ梅雨なのかしら。農家のことを考えると、降るときは適度に降ってほしいと思いますけど、近年は不必要な集中豪雨があって、降らないのは心配です。それでは平成27年度上期連続テレビ小説まれ、地元のロケ地巡りはじめます。

金曜日に名古屋と大阪で仕事をしまして、土曜日は新大阪発です。なので、今回の能登旅は、東京-名古屋-大阪-金沢-輪島-金沢-東京。中部日本一周です^^;。サンダーバード11号。

やってまいりましたは、金沢。

まれのお菓子作りコーディネーターの辻口さんが出迎えてくれました。

ちょうどお昼でしたので、金沢駅内の金沢まいもん寿司。まいもんはまれに出てくる輪島のカフェですね。

金沢まいもん握り。

なにしろ、自分的未踏4県のうち本州最後の県だった石川県ですから、さっぱり土地勘がなく、輪島行き北陸鉄道が座れるのか心配してました。東口のスタバで待ってたら輪島行きの1番のりばに続々人が集まったので慌てて行ったら、観光バスの集合でしたw。

結局輪島行きは自分を入れて10人くらいでガラガラでした^^;。

輪島行き北鉄バス終着の輪島マリンタウンです。

迎えてくれたまれ告知。

まれのぼり。

それでは、さっそくロケ地めぐりでございます。今回はマリンタウン初です。マリンタウンに入るこの交差点を右に向かいます。

ここをまっすぐ。

輪島はこのような板壁のお宅が多くて、それが独特の空気感をつくってます。

ここを左折。

この三叉路は、JR東日本の大人の休日のポスターで使われていましたね。

輪島川沿いに見えてきました赤い吊り橋。それではまれロケ地めぐり輪島編1日めスタートです。

「おやじさんのせいやってんな。お前の夢嫌い」「あん?」「みのりに聞いた。6年ぶりに帰ってきたって」「ああ…」。高校時代の希ちゃんと圭太が歩いてた橋の上。いろは橋です。

「ごめん。ほんな事情知らんと、つまらんやつとか」「いいよ。圭太の言う事も、本当は分かるさけ」

「昔は、結構本気やってん。ケーキ職人の夢」

「最初は、お父さんの買うてくれたバースデーケーキがうれしくて。みんなして、笑いながら食べたがや幸せで。自分でも作りたなってんね。一生懸命作れば、みんなやおいしいって笑うてくれて。ケーキっちゃすげえって思てん。食べた人が笑顔になってくれる、ほんなケーキ職人になりたいって本気で思とってん。夢っちゃいいもんやって、頭では分かっとるげん。ほやけど…夢は、怖い。もうこれは、長年のトラウマねん」

「夢っちゃきっと、誰でも怖いもんねんろ。お前が言うとったみてえに、何年かかるか分からんし、かなうかどうか分からんし。ほやけど、怖くても、反対されても、離れられんげ。忘れられんさか、夢ねんて思う」

「ごめん。何語っとるげ、俺」「ううん…」

「希は今、能登に来て初めて、寂しさを味わっていました」

「小学校から一緒だった仲間たちは、みんなそれぞれ別の道を行き、ずっと共に暮らした、文や元治とも、離れ離れになってしまったのです」

「おう」「うん。ちょっとだけ、しゃべらんけ?」

「まれ」

「え?」「いや、俺もちょっとあっちに」「なんしたんけ?。急ぐねんけど」

「いや…楽しそうやな、ケーキ作り」「うん。楽しいよ」「やっぱし、あれやな。好きなことっちゃ、楽しいな。俺も夜中まで漆の修業しとるけど、全く眠ならんし」「何やいね? 何や言いたいんけ?」「お前、やっぱり、ケーキ職人の道…」「ならんよ」「即答かいえ」

「今ケーキ作っとるがは、お母さんのためやさけ」「無理、しとらんか?」「あん?」「いや、お前さっき、まんでいい顔しとったさけ。後悔しとらんかと思うて」「後悔?」「市役所に入った事。いらん事ばあかしするっちゅうて、うちの親父も言うとったし」「はあ? 応援しとるげがいね。市民の皆さんを」「応援の仕方に問題あるんじゃねえげ?」「あんた、わざわざ追いかけてきて人の悪口け」「あっ、いや…違う」「ほんならね。急ぐさけ」

「ありがとな! ちゃんと言うとらんかったさけ。俺、お前に喝入れられんかったら、漆やめとるとこやった。ありがとうな。無理しとらんがならいいげん。お互い頑張ろうな」

「うん!」

続いて、いろは橋から海に向かいます。ここを右折すると、現在工事中で車は不通のみなと橋です。

「ごめん。呼び出して」。希ちゃんが圭太を待ってた橋の上。みなと橋です。

「ううん」。圭太が自転車を置いて希ちゃんのところに掛けてきた橋の上。

「希」「はい」「俺…。俺にも夢やあるげん」「…はっ?」「輪島塗の、漆職人になりたいと思とるげ。正直、迷とってん。おやじには反対されとるし、漆の世界も甘えもんじゃねえし。ほやけど、お前とまた会えた。キリコの漆も直せた。ほしたら、何か、自信やついた。腹や決まった。高校やめて、じいちゃんとこで、漆の修業する。俺の心は変わらん。俺と、つきおうてくれんか? お前や側におったら、頑張れる気やするげん」。

「輪島の漆は日本一! なんも、世界一ねん! 漆やあればなあもいらん。俺は漆に人生懸ける!」。

「圭太」「うん」「じんましん出た!」「えっ?」「かい~!」。天才犬が歩いてた橋の上。

「ごめん。雨やがに、また呼び出して」「ううん」。希ちゃんを呼び出した圭太が待ってた橋の上。

「こないだ、村の放送で言うとったやろ。「夢の事をちゃ置いといたら」ちゅうて」「うん」「置いとくがは、やめてくれんけ」「あん?」「輪島塗っちゅう夢やあるがや、俺やさけ。勝手に置いとかれたら迷惑ねん」「すいません」「俺は真剣に漆と向き合うとる。漆に惚れとるげ」
「誰や反対しても、絶対に日本一の漆職人になって、日本一の器作るさけ」「日本一、日本一って、桃太郎け!」「あん?」「ほういうでかい事言うがやめてくれんけ。またじんましん出る」「何や桃太郎や」「桃太郎っちゃ日本一ちゅう旗背中にしょっとるがいね」「知らんわいえ、ほんなん」

「小学校の図書室に絵本やあったやろ。あの入ってすぐ右の棚のとこ」「絵本ちゃ入って左やがい。右はお薦め図書」「違います。入って右です。絶対右です!」「お前1年半しかおらんかったくせに」「5年もおったくせに間違うとる」「なら学校に電話して聞いてみるかいえ」「日曜やがいね、だ~れもおらんわいね」「おるかもしれんがい! ほういうところや駄目ねん。大体え、お前ケーキ職人どうするつもりねん?」「はあ? なして今、そんな話」「やりもせんとってごちゃごちゃ言い過ぎねんわいえ。何でも、やってみな分からんがいえ」「ほれとこれとは話が別やろがいね!」

夕方についたので、今日のロケ地めぐりはこれまで。

輪島の大将にご挨拶いただきました。

明日も輪島をめぐります。