ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

平清盛の旅 ―2012/08/25 音戸―

2012-08-29 21:54:46 | 旅行記

今回の旅、もう一つの目的は、念願の清盛の旅でございます。呉、宮島、尾道、京都を辿ります。まずは、呉。音戸の瀬戸でございます。音戸の瀬戸東側、音戸の瀬戸公園です。この上に平清盛像があるんですけど、不覚にも忘れてましたw。見逃してしまいました。いきなりの失態w。

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公園から見た、清盛塚です。

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ループ橋でございます。

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ループ橋をぐるっと回り、西側に出ます。下まで降りたらすぐT字路の信号です。そこを右に曲がってすぐ、右側が音戸の瀬戸ドラマ館の駐車場です。信号待ちの対向車がいて、たぶん入れません。無理せず、海岸線通りをそのまま進みましょう。50mほど進むと、左手に臨時駐車場(未舗装)があります。入口に管理のおじさんがいます。おつかれさまです。そこに駐車して5分ほど歩くと、すぐ左手にドラマ館、右手に清盛塚です。途中にある、清盛塚バス停。

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清盛塚には行けません。手前に桟橋のようなところがあって、そこから清盛塚を見ます。

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清盛塚です。

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おんど観光文化会館(音戸の瀬戸ドラマ館)の前は、こんな感じです。いい雰囲気ですね。

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音戸の瀬戸です。「掘れば良い」w。大きな船が通れるほど、深いんですね。

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灯籠です。

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ふと海を見ると、真鯛がうようよしてました。さすが瀬戸内海。

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さて、音戸の瀬戸ドラマ館の外見です。

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おんど観光文化会館うずしおのなかにあります。

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最新のポスターです。義経は神木くんがやるんですね。9月9日から登場。

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なかに入りましょう。

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なかに入って左手すぐに受付があります。入場料は300円です。

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中に入ると案内のボランティアさんがいて、ちょっとだけ紹介してくれます。ドラマで使われた小舟と、島の撮影セット、若い頃の(いわゆる小汚いw)清盛の衣装と忠盛の衣装があります。そこまで案内してくれて、あとは自由です。順路はいったん館の外にでます。撮影で使われた大船です。

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これはエイジングではないと思いますけど。

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清盛とツーショットを撮れます。ボランティアのカメラマンさんがいて、お断りもできたのですけど、なんとなく流れで松ケンとツーショットしてしまいました(ご覧になりたいかたはご連絡くださいw)。

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館のなかに戻ります。壁に出演者のサインがあります。皆さん達筆ですね。とめはねをしっかり丁寧に書いてらっしゃいます。とくに中井貴一さんは綺麗ですね。

2階に上がる手前で、さっき撮った松ケンとのツーショット写真(名刺サイズ)をくれます。2階は音戸の風土紹介です。音戸の清盛祭りのジオラマがあります。バルコニーがありまして、ちょうど音戸舟歌を歌ってらっしゃいました。

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音戸の瀬戸公園にある、清盛像のレプリカです。見逃したので、ちょうどいいw。

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ドラマのものも展示してありました。

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2階を辞す前に、壁にはってあった音戸の地図を眺めていたら、ボランティアのかたが声をかけてくれて、いろいろ紹介してくれました。どうやら音戸は、城みちるに故郷らしいですね。

「この近所に城みちるの生家があります。城みちる言うても、知らんじゃろう」

「あー、いるかに乗った少年」

「あら、ご存知なんですか」

「ええ、こう見えてもけっこうな歳なんです。ボクはピンクレディーの世代ですから。UFO!(とフリ付きで歌う)」

「あ、そうなんかw。もう何十年前かねえ。なあなあ、このかた城みちる知っとるんじゃてー」

別のボランティアさんが乱入。「そうかな。もう最近は知らん人多かろう」

「いえいえ、いるかに乗った少年は、テレビで懐メロとかでやるんで、誰でも知ってると思いますよ。」

「そうかな。この近くの大きな家です。今度ラストコンサートするんですよ。」

「あ、そうなんですか。」

「ループ橋の下の地下道をくぐったら、音戸の古い街並みがありますけー、ご覧ください。」

「はい。ありがとうございます。」

ドラマ館をあとに、街並みをちょっとだけ拝見。館を出てすぐです。

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この地下道をくぐります。

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街並みです。

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綺麗な瀬戸内の海をあと、続いて宮島に向かいます。

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2012J1リーグ第23節サンフレッチェ広島vsFC東京@ビッグアーチ20120825

2012-08-29 20:41:39 | サッカー

夏休みに帰省をしてました。帰省ついでに広島戦です。帰省がメインか広島戦がメインかわかりませんけどw。

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車で行ったのですけど、駐車場渋滞のあげく、キックオフに間に合いませんでした。ビッグアーチに入ったのは、前半30分。まだ試合は動いて無かったです。今日はスタートから見たかったなあ。なにしろ今シーズン初めて、スタートから3バックでしたから。さらに、相手は首位広島です。広島は自分のなかでは今シーズンのJで最高のサッカーをしています。その広島相手に東京がどう向かうのか、とても楽しみでした。

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さすが首位広島、終始押されていましたけど、ルーカスのゴールを守りきって勝ちました。

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東京の3バックは、加賀、秀人、モリゲです。エジミウソンの代わりに加賀を入れたというチョイスです。狙いは、広島対策であることを除けば、前線の厚みを増すことと、守備の安定だと思います。広島対策かそれとも基本フォームを変更したのかは、次節を待つ必要がありますね。

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守備については、最終ラインを5枚にすることでサイドで数的優位をつくりやすくしたのでしょう。3バックの意図は、より攻撃に過重したものだと思います。ポイントは、攻撃の起点とサイドの使い方、それにトップ下です。もともとNACK5の大宮戦から、秀人が最終ラインまで下がってビルドアップの起点となっていました。秀人が3バックの真ん中に入って起点となれば、チームの攻撃に違和感はないと思います。

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ウイングバックを置くことで、攻撃参加を容易にします。中盤のポゼッションを制することができれば、サイドを含め、攻撃に厚みができます。

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ポポさんの3バックは、トップ下が特長です。トップ下というよりシャドウ。ルーカスを1枚置いて、梶山とナオがシャドウとして絡みます。

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ようするに、ミシャ浦和とポイチ広島と同じです。ポポさんの真意に興味があります。3ー4ー2ー1の相手に同じ3ー4ー2ー1をぶつける真意。条件を同じにしてガチ勝負に臨むのだとしたら、それはそれで有りだと思います。まさかとは思いますけどw。広島の脅威は、寿人に至るプロセス、とくにサイドの分厚いサイド攻撃です。ミキッチと森脇がつくる右サイドの威力は、のせると止められません。さらに青山とカズを基点とし高萩と石原が絡む中央突破も捕まえ辛いです。ですから、まず広島の右サイドを自由にさせないために、左に徳永とモリゲを配します。アーリアとヨネでバイタルを防ぎつつ、青山とカズは2シャドウが見ます。最終局面のリーサルウェポン寿人は、かならずCB2枚でケアできます。作戦としての意図は、そんな感じでしょう。

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序盤の展開は見てないのでわかりません。TL見てると序盤の東京は良かったようですけど、スタジアムで見始める頃には、すでに完全な広島ペースでした。

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広島の凄みは、ポジションの配置だけにはありません。すべての選手がトラップとパスを正確にできる技術を持っています。それを基盤とした戦術眼が素晴らしいです。具体的には、パスの出し手も受け手も、東京守備網の隙間を見つける目を持っています。だから相手のフォームに影響されず、自分達のリズムに持ち込むことができます。さらにディシプリンがしっかりしています。ターンオーバーされたときの帰陣がめちゃくちゃ早い。結果、安定した守備の上にボールのホールディングもできます。

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3バック対決の局面は、ウイングバックの位置争いにあります。ミキッチと清水が、むっくんと徳永に位置取りで勝りました。以降は(つまり自分が見ていたほとんどの時間は)、得点シーンを除いて広島がイニシアチブを取ってました。

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しかし、サッカーはどんなに内容が良くてもゴールが入らないと勝てません。広島は何度もチャンスを作りますけど、東京守備陣が凌ぎ、点を奪えません。

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後半開始早々の4分。意外なことに東京にゴールが生まれます。攻撃参加して高い位置にいた加賀がヨネからのパスをタッチライン際で受けターン。寄ってきた梶山に預けます。この時、広島のディフェンスにギャップがありました。加賀が梶山とのタベーラをイメージしてアタッキングサードに侵入。アーリアとむっくんも右サイドに出ていたので、清水は3人を見ることになります。梶山につられて水本が前に出ていたので、千葉、水本、清水の中間にギャップができました。そこにルーカスが侵入します。さらに、中央にいたナオが森脇と千葉の間をダイアゴナルに走りこみます。これに気をとられた広島DFのスキをつきルーカスが中央に進出。これらの動きを、ボールホルダーの梶山はじっと見てました。ナオ、ルーカス、むっくん、加賀というパスの選択肢から梶山がチョイスしたのは、ゴール正面のルーカスです。森脇がつきますけど、その股を抜いて、ゴラッソ。東京1-0広島。

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ポイチさんは、両ウイングバックとシャドウの一枚をフレッシュな選手に代えて、イニシアチブを維持します。もちろんその意図は成功しますけど、ゴールは奪えません。

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逆にポポさんが送り込んだネマニャがアクセントになり、攻撃過重になりたい広島守備陣に脅威は与えます。追加点は無かったにしろ、守りきるために効果的な選手交代でした。

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もう一人交代で入ったエジミウソンが怪我でアウトしたのは、ちょっと心配ですね。

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試合はそのまま終了しました。東京1ー0広島。ルーカスのシュワ。

得点シーンは3バックシステムの効果が出たと思います。広島のDF陣が崩れたのは、東京がサイドを分厚く攻めたことが影響したと思います。むっくんと加賀が絡むだけでなく、アーリアも加わり、清水と水本をひきつけました。わずかな時間であっても、試合の趨勢を決める決定機を演出できたことは、今後に向けて収穫だったと思います。

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今シーズン、「東京が耐えて凌いで、カウンター一発で逃げ切った」なんて感想を感じるとは思いませんでしたw。けどまさに、そんな試合でした。広島は23,000を超えるお客さんが入り、首位らしい結果を見せたかったでしょうけど、サッカーはまぁ、そんなもんですw。半分くらいしか見れなかったけど、強敵の首位広島に勝ったので満足です。夏の終わりをよい形で締めることができました。秋攻勢の弾みにしたいですね。

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最後にやっぱり、ちょっと駐車場誘導について一言言わせてください。長々と3箇所駐車場待ちしたあげくのたらい回しで、結局オフィシャルの駐車場は満車。絶望してたのですけど、私営に停められ、なんとか試合を見れました。たしかにホームページで渋滞するとありますけど、車社会の広島で車できたいお客さんもいると思います。まして初観戦だったらまおさら。近隣の迷惑を考えたら、駐車場待ちする車の導線と誘導、さらに空き状況のアナウンスを見直してほしいです。車で来場する数をコントロールするために、有料化か、それがダメなら整理券制を考えても良いのではないでしょうか。