Pochiのブチブチジャーニー

文字通り、Pochiが個人的な感想や意見をブチブチと語る。価値のあるものではないよ。

サモエドが死亡

2012-05-04 17:02:14 | Weblog
 1か月半ほど前になるが、6年半ほど飼っていたサモエドが死亡した。
 2月の半ばから急激に食欲が落ち、獣医で急性膵炎と診断されて療養中だったが、3月の半ば、突然に痙攣を発症。ひどい発作でただちに入院させたが、その晩に獣医から電話があり、脳の血管が詰まったようだが出来るだけのことをしていると言っていた。それから3日ほど経って症状が落ち着いたので退院も可能ということで、翌日、退院したのだが、帰宅すると全然落ち着きがなく徘徊が始まった。しかも、右目の視力が極端に落ちているためかぶつかりそうになる。明りを消して抱えて撫ぜていると少しは落ち着くのだが、いいとこ10分ぐらいだ。

 翌朝、庭に出すと家の周囲を休まずに歩きまわる。2時間以上もだ。喉が渇くらしくて水は飲むのだが休む気配がない。完全に徘徊だ。完全にダメだとこの時点で思った。相当に脳をやられているようだ。
 この日は獣医は休日だったが電話して病院に連れて行った。ここで、また痙攣の発作を起こした。足を突っ張って体が震えている。再度、入院させることにした。翌日、病院に行き、安楽死のことを話す。もう回復の見込みはないように思えたし、何度も痙攣の発作を起こしては犬もかわいそうだし、なにしろ徘徊になるほど脳のダメージが大きいからだ。
 翌々日、土曜日に行ってみると、獣医の話では薬を使ってもほとんど眠らず、目が見えないことも影響しているのかもしれないが警戒して、点滴をしようとする病院の人達に噛みつこうとする。さらに、症状も重くなり下半身も麻痺しているような状態なのだ。だから上半身を起こして噛みつこうとするのだ。それでも飼い主のことはわかるのか、クークーと鳴く。もうどう見てもダメなので獣医に安楽死をお願いし、犬にももう苦しまなくて良いからと話しかける。その後で、獣医に動物霊園での火葬を依頼し、遺骨は自宅に戻してもらうようにする。
 月曜日に遺骨が戻ってきた。その日に獣医から供花が届いた。今日で49日になる。

 年末に母親が89歳で死亡した。4年ほど前から認知症を発症し、ここ3年ほどは施設に入ったり、出たりを繰り返していた。2年ほど前には誤嚥性肺炎で入院し、その時にあと2年ぐらいという話は聞いていたので心の準備は出来ていた。しかし、犬の場合は母の49日が終わってからしばらくして急性膵炎となり、その後、痙攣の発作を起こし、1週間ほど入院して死亡した。そのためか、犬の死の方がショックが大きかった。パソコンの立ち上げ画面も犬の写真を使っていたので、どうしても思い出してしまうのだ。こういうのをペットロスというのかも知れない。