ギリシャはいつEUを離脱するのだろう

　EU各国は不満ながらもギリシャを支援しようとしている。しかし、肝心のギリシャはどうしようとしているのか。いまいちはっきりしないが、増税などにあくまでも反対するのならEUから離脱し、自国通貨の大幅な切り下げを行って身の丈に合った生活を選択するしかない。
　考えようによってはEUもその方がよいだろう。今後もギリシャに続く国が出ないという保証はない。その場合、ドイツやフランスの国民は負担に耐えられるのかということだし、そもそも他国の尻拭いをすることに喜ぶ国民はいないだろう。ユーロは壮大な実験だったとなるのか。

　国民年金の第三号被保険者=専業主婦だが、これほどに優遇されている存在はない。自分の保険料は支払わずに年金がもらえるのだ。その分は独身者や働く主婦が払っていることになっている。
　しかも、今度は払いすぎた年金を返さないで良いという。民主党は金を配ることには熱心だが、負担はさせないという方針らしい。その分はちゃんと手続きをした人たちが負担するということになる。この分ではちゃんと手続きをした方が損をする。これからは決められた手続きなどしないで、後になってから大きな声を上げた方が良いということらしい。