オカシナこと

　新聞やテレビを見ていると、政治家のどうでも良いような発言が取り上げられる。いちばん良い例が、山崎元副総裁の「ミサイルは北朝鮮のラブコール」というやつだ。ホントにこいつはバカだ。あと、古賀とか加藤もそうで政治家でなければ“なんか言ってるな”程度のものを、大げさに意味ありげに発言する。
　
　そういえば、文芸評論家の山崎氏のブログで、森田実氏のHPで「選択」と安部官房長官の訴訟のことが紹介されていたとあった。森田氏は言論弾圧としているらしいが、それは違うだろう。これまで、政治家は書かれっぱなし、言われっぱなしに近いところがあり、訴訟を起してもいつの間にかウヤムヤに終わっているケースが多かった。そのあたり、いかにも胡散臭そうに見えるのだが、決着のつくまで裁判を続けるのは当然のことだ。それを批判するのはオカシイぞ。書くほうは訴えられても大丈夫なようにしておくのが、本来のことで訴えられるから書かないというのではこりゃまたオカシイ。