準備が出来たらすぐに富良野へ、そして車中泊で朝を待つ。
なんせ5時から登るぜ! ってogiさん張り切ってるし。
で、4時半にogiさんに叩き起こされました。
さー行くぞー、久々の本谷だ!!
睡眠時間は3時間だけど、それが何だ~!(カラ元気。)

ユーフレ小屋。
ストーブが新しくなってて快適っぽい。(1人では泊まりたくないが・・)
アルパインな風景に実に合う石造りの小屋

いきなりの核心
ゴルジュは完璧に開いてますねぇ・・
高巻きしないですむギリギリか?

開いちゃったゴルジュはおっかないよ。
スノーブリッジ落ちないかヒヤヒヤ・・
そこを果敢に突破を試みるToriさん。

いたるところで雪が切れ、轟々と水音が聞こえます。
雪と水と岩に迄Mされながら、楽しみながら登る僕ら。
エイッ! とばかりに対岸に飛び移るYOKOさん。

天気が良くて、休憩でさえ絵になります。

インゼル。
雪が溶けてデッカく見えます。

いきなりあらわれた超巨大なデブリ。
何万トン? 何百万トン?
これにやられたら一撃であの世行きだねー。
とか、春まで見つからないねー
とか、おっかない話しを呑気に話しながらアイゼン装着。
そろそろ本番です。

デブリ、上から。

とにかく晴れてて気持ちのいい日
日曜、雨だったしホント当たりました。

まるで空へ向かって登っていくかの様だ。
みんな、楽しぃ~! を連発。
息は切れてますが・・

上から。
斜度ありますねぇ~
流石に芦別岳、岩稜がカッコイイ
山部の町が遠くに見えます。

この時は大したことない斜度だと思ってましたが、
冷静に写真で見ると、さすが本谷って感じの斜度。

横から
この辺りがクライマックス。
もう、楽しくてたまらない感じ。
まあ・・
雪質が良かったのもありますが。

いよいよ本谷も大詰め。
24時間テレビならサライが流れる所だ。

大詰めとか言ってる割りには、あっさりと次の目的地へ。
ャ塔gナシベツ岳(南喜岳)へ向かってく僕ら。
後ろの岩稜が芦別岳

芦別岳背面。
滅多に見る事のないマニアックな貌

ャ塔gナシベツ岳
まあー、マニアックな山でしょうねー
あんまり登った話し聞かないし・・

ャ塔gナシベツの最後は凄い斜度になりそうだったので、
アイゼンを脱いでヤブ漕ぎで攻めます。
頂上直下のテラスで準備するみんな。

ついにャ塔gナシベツ頂上。
芦別岳が意外と遠くに見えました。
ここまで来たYOKOさんは遂に変態の仲間入りだぁ!!

変態山なのでアイゼンつけてのヤブ漕ぎは普通にあります。
好き者には楽しくてたまらない感じ。

芦別岳の頂上へ向かって下山を開始する僕ら。

本谷を詰めたコルまで帰って来ました。
さあ、芦別岳です。

実は密かに期待してました・・
ツクモグサです!!
これを探したくて、本峰を駆け上がるように登って来ました。
探しまくって、たったの一輪だけ咲いていたツクモグサ。
ほんの小さい一輪だったけど、僕の胸は一杯になりました。

頂上のオヤジ3人衆

今、まさに登ってきた本谷の全景、やっぱり雪は少ないッス。
まあ、5月も下旬ならこんなもんか。

ャ塔gナシベツ岳
尖ってるし、カッコイイ山じゃないですか!
登ってみて、ますます気に入りました。

Xルンゼ
Xに見える不思議な残雪

下山は尻滑り大会!
いやー! 遊んだ遊んだ。
yokoさん、度胸あるのか高速の直滑降

toriさんも。

格好の尻滑りゲレンデ。
もちろんスキーもまだまだ行けそう。
遊びながら雪を上手に利用して、予想より随分速く下山出来ました。
今年の上半期ベスト3には入る楽しい山行でした。
同行頂いた、toriさんのブログはこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/esuke_t/12650149.html
同じく、ogiさんのブログはこちら↓
http://ameblo.jp/kunbetu/entry-10906074322.html