ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

難儀な国?‐ イスラエル(11)

2012年01月25日 | イスラエル巡礼

 普通の旅行者?には、余り評判のよくないイスラエルの入出国審査。
 72年、日本人によるテルアビブ空港無差別テロによって、そんな面倒くさい事態に至ったことを思えば、同邦のひとりとして文句の言えよう筈もないのだが。

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 ∮ それは、乗り継ぎ地の「イスタンブール・アタチュルク国際空港」(左)から始まります
 ∮ 乗り継ぎゲートで係官から何処に行くのか訊ねられます
  イスラエルと答えると審査を受けろと言われます

 ∮ そこで、「幾つかの質問を受け」(中)ます
  そして、審査済みの証として「パスポートにシール」(右)を貼られます

 それが終わると、搭乗ゲートの直前で手荷物検査とセキュリティ・チェック、これは何処の空港でも同じ。

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 ∮ この日は何処の組合か知らないが時限スト、「搭乗ゲート」(左)で随分と待たされました
 ∮ そこから10分ほどバス」(中)で運ばれテルアビブ行きに「搭乗」(右)です

 定刻よりかなり遅れてのイスラエル到着だった。

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 ∮ 真っ青な空、「畑が広がるイスラエル」(左)が眼下に見えます
 無事「ベン・グリオン空港」(中)に着陸、塔乗時と違って「ボーデング・ブリッジ」(右)でした

 テルアビブ・ベン・グリオン国際空港の第三ターミナル、コンパクトで勝手がよい空港だった。

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 ∮ 到着ゲートを進み「円形の吹き抜け」(左)を回り「長いスロープ」(中)を下ると入国審査場
 ∮ ちなみに「行き違うスロープ」(右)は、出国審査の後進むと「円形の吹き抜け」(左)へと出ます

 入国審査の際には、添乗員は、「ノー・スタンプと告げろ」とオームのように繰り返すが、別に、イスラエルと敵対関係にあるシリアなどに旅行するつもりなどないふたりにとって、パスポートに同国への入国スタンプがあっても一向に困らない。

 むしろ、この聊か “ 難儀な国 ” に行った証としてスタンプが欲しかったのだが、「スタンプ プリーズ」と告げなかったのがよくなかったらしく、スタンプを押した別の紙を渡され、ゲートを通過する際に係官に回収されてしまった。

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 ∮ ベン・グリオン空港第三ターミナルの「出国ロビー」(左・中)です
 セキュリティ・チェク、「大きなX線の機械」(右)の導入以来随分と簡単になったのだそうです

 出国審査、若き女性係官は入国スタンプがないのを見て取り、「そんなにイスラエルに来たことを隠したいの?」と突き返される始末。

 セキュリティ・チェク、バックパッカーなどの若者や陸路で入国する者、敵対する国のスタンプのある者などには大変厳しく、稀には苛めに近いようなのもあるようだ。

 グループツアーの老人など、何ほどのことができようかとも思うのだが、目が青かろうが、髪の毛が黒かろうが、勿論、個人旅行であろうがツアーであろうが例外がないらしく、やるべきことだけはきちんとやってくれる。
 その意味では気持ちがいいと言えばそうかも知れない。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.429

 ※ イスラエル巡礼、前回の《想い出の教会》へは、<コチラ>からお入り下さい。

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