ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

春を待つ

2014年01月13日 | 日記

 いきなりだが、この美しい地球、氷河期に入りつつあるらしい。
 北半球を襲う大寒波、取り分け北米では<ナイヤガラの滝>が凍ったとTVが大騒ぎ、氷河期云々とは別の異常気象らしいが。

 移動祝日の成人の日が加わっての三連休、日本列島も大寒波に見舞われるらしく、地方によっては着飾った新成人さんたちも、さぞかしストレスを溜め込むのだろうなと少し気の毒にも思う。

 ちAなみに、ストレスとは、“ 生体に歪の生じた状態の意 ” らしく、“ 寒冷、外傷、精神的ショックなどによって起こる精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応 ” を言うらしい。(大辞泉)
 そのストレスとやらには無縁だった筈の酔狂老人、今、それらしきものに甚振(いたぶ)られている。

 かつてメタボだったペトロ、過去形で言えるようになった。自制して得た結果じゃないのが悔しくもあるが、一旦付いた憎きやつばら、内脂肪は他の部位?に先駆けて「落ちることがないのよ」と、冷ややかな言葉に項垂れていたのだが、二度の手術とその後遺症によって削ぎ落とされ-12kgもスリムになった。

 その後、伴侶が病に倒れ、酷暑の病院通いに続いての居宅介護、そして看取り。
 かなりの運動量と思っていたが意外に体重は変わらず、ミニマム近くまで絞れていたよう。
 ところがここにきて+4kgに転じ、その後も+マークが貼り付いている。
 炭水化物、農家の小倅これが大好き。の摂取過多が主原因なのだが、どうもストレスがそれをさせるらしい。

 原Photo因が判っているのならそれを溜めないようにすれば、と簡単に考えていたが、これがなかなか以って手強い。
 喪失と孤独が情緒を不安定にさせるのか、時に、食べたくて仕方がない状態に追い込ませてくれる。

 食後の膨満感が自己嫌悪をもたらし、それがまた食べさせて、結果、手術の後遺症に現れる負の連鎖にうんざり。
 ヒトの心、奥深くて容易に理解が及ばない深遠なもののゆえか、はたまた奥深く底知れない深淵なる故のことなのか、ことほど左様に翻弄されていた。
 が、ここにきて漸く自制心が働くようになってきた。

 太陽、教会、本、絵、旅、そして、交友、回避する手段は勿論知っているのだが、閉じ篭もらせる季節が追い討ちをかけ億劫にもさせる。
 なんにしても、早く春が来ないかと待ち望んでいる。

 これから本番の「水仙」と出番を終えたみたくな「柊黐」(ひいらぎもち)。
 柊だと思っていたら、「チャイニーズ・ホーリー」や「支那柊」とも言って、クリスマスの飾りに使われるのだそう。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.754

コメント
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