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トウカイテイオー後継種牡馬~QUITE FINE~

2020-05-14 17:07:03 | 
トウカイテイオーが引退してすっかり競馬を見なくなっていた。とは言えテイオー産駒の引退後をファンサイトを通して追ってみたりはしていた。その中でわずかな希望を抱いてラストクロップの動向を見守っていたが、環境が競走馬を育てるには不向きな牧場での育成に半ば諦め気味。案の定立ち消えになり血は潰えたかに思っていた。

しかし世の中には同様の思いに行動力の伴った方たちもいるもので、ふとしたきっかけでクラウドファンディングであるプロジェクトが進行しているのを知った。丁度体調と環境的要因から乗馬からも遠ざかっていたが、馬には関わりたいとは思っていた事と重なり、”奇跡”に乗かってみるのも良いかなと思った。またテイオー自身がそう思わせる馬だったのも大きいのかも。600万の募集の所最終的には578人の方から788.3万集まりプロジェクトは動き出した。自分はK子さんと共に6万円のレースでの口取り参加権利を得られるコースに申し込んだ。制約があるから勝っても必ずしも参加できるわけではないが夢はある。他にリーフレット、たてがみ、写真を頂いた。

そして後継種牡馬として白羽の矢が立ったのがクワイトファイン号だった。競走馬での成績を見ればとてもこのような道を歩む事は望めず、良くて乗馬悪ければ。。。という子である。これだけでも奇跡なのだが、持って生まれた何かがあるのかもしれない。などと淡い期待を抱くのである。そして肌馬の1頭も望むべくもない良血である事にも期待は膨らむ。

5・12に2頭の種付けを終えたとの報告があり月末の妊娠鑑定を待つばかり。






しかしこの血統は平成初期までの日本競馬の結晶の様なものだ。3冠馬3頭に2冠馬タニノムーティエに父トウカイテイオー。母系にも史上初めて牝馬でダービーを制したヒサトモがいる。ヒサトモの子は4頭だけでそのうち牝馬は1頭のみ。そこからトウカイクイン‐トウカイミドリ‐トウカイローマンと細々つながった。もっと言えばそのトウカイローマンが引退レースと目されていた新潟大賞典に微妙な2着となり現役続行。結果武豊の重賞初勝利となる京都大賞典を勝つのだから分からない。脱線したがそんな血統的背景を持つのがクワイトファインであるのだ。脱線ついでにもう少し競馬の話し。最後に応援していた馬がココロノアイだった。マックスジョリーが好きでココロノアイを応援していたのだが、こちらも似たストーリーだったかな。ココロノアイ18(父ロードカナロア)も小柄ながら動きは良さそうなので少し追ってみようと思う。

本当にそう思っているのか分からないが、たまに馬が進化したという意見を見かけるが、進化とはそういうものではないのでちょっと笑ってしまう。競馬にあるのも適者生存のみ。それ故にクワイトファイン号で夢は見られるのである。さて、1代だけで終わってしまうのか、夢は続くのか先ずは元気に生まれてきて欲しいものである。


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