日々を笑いと共に

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元野犬ラムネとの生活 1年7か月時点での関係性(ラムてまも自粛頑張ってます)画像追加

2020-06-09 09:54:40 | 犬&猫
昨年12月に一つの目標であったキャンプに行ってきた。伸び伸びさせたい思いもあり、ドッグランサイトの有るキャンプ場の中で、数少ない12月後半も営業されていたミリーズラブさんに。夜は‐5℃近くまで下がる寒さだが、起きている間は薪ストーブでヌクヌクで寝る時は目論見通り寝袋にワンコと一緒。途中ラムが出ようとしたけれど、半分出て寒さに気付きまた潜り込んできた。その後は朝まで熟睡。良い感じだったのでさらに関係性を深めようと、2月に4月後半連泊の予約して楽しみにしていたのだが。。。例の騒動によりやむなくキャンセル。場所が場所だけにオーナーさんも大丈夫だからいらっしゃいと言って下さったが、宣言が出た以上自分が勝手な行動もとるわけにはいかない。それ以前に3月からの自粛生活に気分的に宣言無くとも行かなかっただろうな。


未使用テントに穴を開けるのは気が引けたが想像以上に快適だった 庭で仮設してみたところ

当然毎週の様に通っていたドッグランも自粛していた。早朝散歩と仕事帰りに真っ暗な中他人と会わずに安全に散歩できるところをいくつか開拓して、騒動が落ち着くのを待っていた。


ここに行くと毎回会うサルーキーを中心とする集団12時で帰られるので、その直前に行って少し遊んでもらう

北本の某ドッグラン ウッドチップ敷きのため特に雨模様の日に重宝するので行ってみたが、トリミング、お預かり等の施設にコの字型に囲まれ、常に人の出入りやワンコの吠え声が聞こえるためうちの子にはむかないかな。。。

バーニーズにご挨拶

遊びまくって泥だらけは何時もの事



常に2匹でじゃれ合うラムてま 激しい空中戦も



そんな折季節外れの雪が降り、気分転換も兼ねて思い切って庭に出してみた。その気になれば柵は軽々と跳び越えていける高さで、騒動前に高い柵を作るか考えていたところだった。昨年の悪夢の2月から過信はあってはならない事ではあるが、それでも思うところもあり開放してみた。結果は上々で自粛生活は今なお続けているが、以降随分と助かっている。早くまたいろいろなワンコ達と遊ばせられるようになる事を願う。



◎ラムネとの現在地点から野犬との暮らしに思う所

ラムネとの関係性は短期間での成果としては驚異的だと思う。一つは1ヶ月半に渡る逃亡生活で積み重ねた日々。もう一つはラムネが戻ってすぐにてまりを引き取ったこと。この2つにラムネの性格が上手くマッチしたのが大きな要因。結果オーライで逃げられた事は大いに恥じるべきあってはならないこと。また、野犬にも色々なタイプがいて、軽々しく家庭犬に出来るなどと言うなと言う専門家らしき人もいる位だからそこは差し引いて。確かにハードルは高いと思うが噛み癖のある攻撃的な子は血統書付きの子にも多く、殺傷事件はそういった子の方が多い。では、何故そうなのかを考えた時に、野犬の攻撃性は不安と緊張からくるものが殆どで、対して飼い犬は意思伝達手段として使っていたり、リーディングが出来ずに飼い主を下に見てしまったり、犬種による性格が強く出過ぎたことに起因するからだと思う。

普段から海外のレスキュー動画や日本の躾動画(最初は胡散臭いかなと思ったが、”ポチパパ ちゃんねる”が良い)を多く見ているが、レスキュー動画ではトリートメント後に攻撃的な子はほぼ居ない事に気付く。攻撃的な子は動画にしていない可能性はあるが、皆怯えてはいるがそれどころではない状態だからかな。ポチパパ ちゃんねるでは、イタリアンカネコルソと紀州犬の動画がお勧め。この両者から考えるに野犬で本当に飼えない子は集団で狩りをして生活をしている子たち。これは非常に危険な集団であるが、果たして日本にいるのかな?それ以外の子は本当に精神が病んでいないない限り、飼えないことはないと思う。

以上から自分的元野犬との向き合い方を纏めると、最初は保健所から全く知らない環境に来て、過緊張にあるから緊張を解いてあげる事。この際、自分は積極的に関わった方が良いと思う。やり方としては攻撃性があるなら攻撃されないぎりぎりの範囲に居て背を見せて待つ。猫が新入りに見せるあれ。攻撃性が無いなら早くからタッチしたり、リードを付けて外にだっこでも良いので連れ出す。タッチの仕方は動画をご覧になれば分かると思うし、噛まれても動じない自信があるのなら噛み癖のある子でもやれると思う。自分はその様なワンコは未経験だけど、威嚇してくる馬にわざと噛ませたことはある(危険な行為)。。。緊張からの威嚇はその前に必ずシグナルを出しているので、それ以上踏み込まなければ安全だし、噛み千切ってやろうとするほどの力で攻撃はしてこないと思う。もし、その認識が間違いなら自分の指は今頃切断されているし、苦しみからの怒りで噛まれた時も爪が割れる程度では済まなかったと思う。緊張状態の犬を追い込まない限り本気で噛みに来ないと思うのは、それが生死のやり取りになるのは分かっているはずだから。レスキュー動画の子の多くが攻撃しないのは、既にその生死の狭間にいるからだと思う。

実際にやることはないけれど、極論というより暴論ではあるが、攻撃性のある子を数日間自ら人間の側に寄ってこないと飲食できない状態においてみれば分かるだろう。まぁ、ラムネの逃亡生活も同じ様なもので、結局食べ物を貰えるのは我々しかいなかったのだ。その上美味しいものを覚えてしまったのだから(笑)ラムネはかなり慣れたがまだ警戒心が完全に取れた訳ではなく、一定の距離を保とうとする場面もある。一方で、朝散歩に行く時間になると起こしに来て、ハーネスを持つと頭を突っ込んできて口をなめてくる。庭に出そうとペットゲートを開けるとウキウキで走って階段を下りて飛び出して行く。美味しいものを貰おうと寄ってくる。ベッドに横になっていると最初は扉の陰に居て呼ばれるのを待っているが、そこで呼ばれないと廊下から覗いて、呼ぶとベッドに上がって来る。こんな関係(笑)



この姿が見られるのは未だまれな事

へそ天で寝る姿は見たことはないし、日によっては逃げてしまうことがある

ラムネの散歩が終わりてまりを連れて行って帰ってきたり、或いはちょっとコンビニに行って来ただけでも下の状態。これは行き過ぎて分離不安に近い状態かと不安にもなるが。。。




最近はりりィともよい関係を維持出来ているので微笑ましい。