●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

「放牧?」

2006年02月23日 | 家族

先日、PCを操作していたら、娘の英会話の先生(オランダ人)が娘と間違えてメッセで話しかけて来られました。(家にはオンラインのPCが一台しかないので・・・)。
私が母親だと言う事を話すと、彼は「娘さんはとてもしっかりしていて、素晴らしいですね。どうやって育てられましたか?」との事。
(どうやって?・・・う~ん、日本人の人には冗談で『放牧で』と言うのですが、本当に放牧って思われては日本人が疑われる・・・と言う訳で)
「娘は自由に育ちました。私たちが頑張って育てたのではありません。」
と言いました。

そこで、子育てについて考えてみました。私は子育ては「導き」と「見守り」だと思っています。それは、自分が育てられた環境を反面教師にしたり、今まで教えられた事を参考に分かった事です。


①「導き」
 子供は生まれた時から「天使」などではなく、「わがまま」な面を持って生まれてきます。どちらに行っていいのか?分からないのです。これは、してもいい事、悪い事を知りません(一部悪い事は知っています)。
 また、どう言う風に生きたらいいのか?や、どんな仕事に就く事が自分に合っているのか?自分に出来るのか?わからずにいます。

 間違った方向に行こうとしたら「そっちは危ないよ~!」とか「こんな生き方や、仕事が合ってるんじゃない?」
これが、導きです。もちろん選ぶのは本人です。


②「見守り」
 自分もそうですが、他人にみんな事を決められたら腹が立ちますよね。
子供たちもいくら親にでも、全てを支配されたら息が詰まります。そして、腹を立てます。人格が違うのですから当然です。
 親は広い敷地に、子供たちを自由に遊ばせてあげたらいいと思います。その敷地には、遠い所に柵がしてあります。

 そして、柵を越えて危ない外に出ようとした時だけ、注意します。「怖い狼に食べられちゃうから、帰っておいで~!」
時に、いたずらっ子には、「こらっ!」ですね(笑)
これが、見守りです。柵の中にいる時には、叱ったりしません。


 私には息子と娘がいますが、二人とも全く同じ方針で育てたのですが???全く違った個性です。もちろん、それでOK!ですが。
しばらく、このブログで子育てについて考えて行きたいと思っています。

一緒に考えていきませんか?ご意見をお待ちしています。