○ びりっけつからトップへ レイズ モヒカン岩村

10年間最下位9度。　
熱狂の渦が本拠地トロピカーナ・フィールドを揺らす。レイズが球団創設11年目で初のプレーオフ進出。　岩村は喜びを爆発させ、スタンドのファンと抱き合う。　

ドラフトで若手獲得、経験豊富な投手の補強が躍進につながった。　
そこに岩村という"スパイス"がガツンと効いた。　
マドン監督は新人ロンゴリアを三塁に抜擢、岩村を二塁へコンバート。　
ロンゴリアは四番に育ち、慣れないボジションで奮闘するおっさん、岩村に若い選手が燃える。　
岩村を真似てシーズン終盤にはモヒカンが大流行。マドン監督までがこの刺激的な髪形に変える。