パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

子育ての環境が及ぼす影響

2010年06月11日 | Weblog
6月11日(金)晴れ
ワタクシの従姉の話をします。
彼女とワタクシは、同じくらいの時期に同じくらいの年の娘を連れて離婚した。
違うのは、彼女の前夫がチョーお金持ちだったことくらい。
東京には多いのでしょうが、それまでワタクシの周りには大金持ちはいなかった。
小金持ちくらいはいたけど、従姉から聞く前夫んちの話は、庶民代表のワタクシには
想像を絶することばかりだった。
そもそも、従姉は、東京で華やかな業界におり、親戚一同、結婚しないものだと思っていた。
しかし運悪く前夫と知り合ってしまう。
しかし、そんな大金持ちのおうちが、しがない貧乏教員の娘を嫁と認めるわけもなく、
ずいぶん長い事、内縁の妻状態が続く。
この前夫のお父上は、北海道で大きな病院を経営してらっしゃるお医者さん。
お母上は、もともと東京の地主さんとこの娘さんで、
結婚して北海道へ行くも、「やはり東京じゃなきゃ暮らせない」と
息子二人を連れて東京へ戻り、時々お父上が北海道から東京へ出てくるという生活だったらしい。
息子のうちの長男は医者になったが、前夫である弟が、なかなか医学部に受からない。
従姉と知り合ったときも、まだ浪人生だったと思われる。
従姉は、彼氏のお尻をガンガン叩き、医学部に合格させる。
それでやっと、母上が「息子にこの子は必要なのね」と結婚を認め、
一人娘の○佳ちゃん誕生。
しかし、放蕩息子は、パパになっても本質は変わらない。
すったもんだがあり、○佳ちゃんが一歳になるかならないうちに離婚。
息子達と母上の関係は最悪なもので、母上は従姉に頼り、孫も可愛がっていたのに
九州へ帰るということでショックを受ける。
そして!!なんと母上は御年60過ぎてから、養女をもらい受ける事にする。
こういうところが金持ちだよねえ~
ワタクシの友人の祥子さん、ホントに素敵な女性なのだが、
適齢期を過ぎ、なかなか結婚のご縁がない。
でも子供だけは育てたいと、里子の手続き等を調べる。
しかし、庶民でなおかつ未婚の女性には、書類の段階でアウト。
しかし、お金持ちの母上は、あっという間に一歳にもならない赤子を養女にし、「○佳ちゃんの佳の字をとって
△佳って名前にしたのよ!
息子達の子育ては失敗だったから、今度はそうならないようにするつもり。」
従姉は、母上の性格も知り尽くしているし、お金持ちではあるが尋常ではない○○家のことを考えると、
△佳ちゃんの行く末がとても心配だと言っていた。

時は流れ・・・従姉もワタクシも、頑張って娘達を育ててきた。
従姉は、前夫とは養育費だけの関係になっていたが、母上とは、時々会っていた。
△佳ちゃんも、人見知りしない天真爛漫な女の子に育ってるようで安心していた。
ここ数年、少し音信が途絶え、どうしたのかしら?と思っていたら・・・
従姉の近所のお店の方が訪ねていらっしゃる。
従姉とおつきあいはないおうちである。
どうやら、東京の母上が、電話帳を調べて、従姉のうちに近い番地のお店に電話したらしい。
「おたくの電話番号を無くしたので教えて欲しいと言われました。
こんなご時世なので、先方の連絡先を聞いておきましたので電話して下さい。」と少し迷惑顔。
(結構な夜分にかかってきたらしい・・・東京と違い田舎の夜は早いのである)
従姉は、母上に電話するが出ない。
いつ電話しても出ない。
とうとう心配になり100年ぶりくらいに(従姉談)前夫にメールする。
「おかあさまと連絡とってらっしゃいますか?」
前夫からの返信
「母は、老人性痴呆症が進み、周りに迷惑をかけています。
どうか約束事などはされませんようにお願いします。」
それからまたしばらくして、やっと母上と電話が繋がる。
会話はちゃんと成立するじゃないの!と思いつつ、
「じゃあ、お母様、秋に東京に行くかもしれないので、
その時は連絡致しますね。」と言うと
母上「じゃあ、明日、連絡まってるわ」
従姉「いえ、お母様!秋です、明日じゃありません。」
母上「あ、そうだったわね!」
しばらく会話して電話を切る頃には
母上「じゃあ明日電話待ってるわ。」
従姉「・・・」
そんな珍問答を繰り返しつつ、かなりヤバいのか?と思ったらしい。
そして、去年の秋に上京した際、連絡してみるが、またも電話が繋がらない。
いつ電話しても繋がらない・・・
心配になり、自宅へ行ってみると・・・
玄関に出てきた母上は、ものすごく年をとっており、
いや、もともとわたしらの母親より年上だったが、
真っ赤なマニキュアをしてベンツを乗り回して綺麗にお化粧してらしたから、
ずいぶんお若く見えてたらしいのだ。
そして、家の中の汚さが普通じゃなかった。
玄関に下着まで落ちていたり、お札が無造作に散らばってたり・・・
物を踏まずにリビングに行くのがむつかしいほどの散らかりよう。
うちの娘と同い年だという△佳ちゃんも出てくる。
ものすごく太ってる。驚くほど太ってるらしい。
散らかったモノの中に、昔娘達がよく遊んでたようなセーラームーンの変身棒のようなものを目にする。
片付けてないから、昔のおもちゃまで散らかってるのかしら?と思いつつ、
よく見ると、それは今放映中ののプリキュアのものらしい・・・
散らかってるモノにディズニーものが多いなあと思っていると
母上「先週、ディズニーランドに行ってきたのよ」
従姉「お友達とですか?」
母上「いいえ、二人で。ほらっ!△佳、あれを見せてあげたら?」
うれしそうにひっこんだ△佳ちゃんが再登場した時、
従姉と○佳ちゃんは目がテン。
天使の羽のようなのがついたのを着ていたという。
ワタクシが「もしかしたら、アニメのコスプレとかが好きなんじゃないの?
東京ドームにもたくさんいたよ。」と言うと
「そういうのは趣味でしょ。そう言う感じではないのよ。
成長してないっていうか・・・
お母さまの居ないスキをみて、△佳ちゃんにいろいろ様子を聞いてみようと思ってたんだけど
会話が成立しそうにないのよ。」
せっかく来てくれたんだからデパートに行きましょうということになり4人でデパートへ。
二人が向かう先はおもちゃ売り場。
母上「○佳ちゃんも、好きなものを選んでちょうだい!」
○佳ちゃん「・・・・・」
17歳の女子である。○佳ちゃんも△佳ちゃんも。
△佳ちゃんは嬉々として選んでいたらしい。
学校には行ってるの?と聞くと、
中高一貫の**学園に行ってる。
以前はお母様がベンツで送り迎えしてたらしいが、
最近はハイヤー通学らしい・・・
そして母上曰く「△佳は男の子にモテるのよ。◇◇クンからラブレターももらったのよね~」
と、その文面とかを教えてくれたらしいのだが、
従姉は、「絶対それってイジメだと思う。」と言う。
◇◇クンは罰ゲームでラブレターを書かされたか、あるいは、ふざけて書いたか。
どっちにせよ、従姉曰く「○佳の6倍くらい太ってるし、会話は成立しないし、
見るからにイジメられるキャラなのよ。
で、普通の親だったら、そんな手紙をもらったら「もしかしてイジメ?」って気付くんだろうけど・・・」
養母も養女も気付かない・・・
もう、母上と会うのはおそらくこれが最後だろうと思った従姉は娘に
「さ!おばあちゃんと握手して!」と握手させて、お別れをしてきたという。

ワタクシは従姉サイドの人間だし、彼女からこれまでの、
この母上の悪行はいろいろ聞いてきたので、さほど同情はしない。
しかし、可哀想なのは、ここに養女にきた△佳ちゃんだ。
外界から遮断されたような環境で、おばあちゃんくらいの年の差の養母に育てられ、
(その育てられ方もおそらく異常だったのだろう)
成長が止まったような17歳になっている。
無意識の虐待のようにすら感じる。
養女をもらうということに大反対だった息子達は、
おそらく△佳ちゃんのことなど気にもかけていないだろう。
この先ますます痴呆症の進む養母と、生活力の全く無さそうな養女。
どうなっていくのだろうか?
北海道のお父上は、この状況を知ってるのだろうか?
バカ息子達は、いつまでボケた母親をほったらかしにしてるつもりなのだろうか?
火事を出したり、ベンツで人を轢いたりして、他人に迷惑がかかって初めて動くつもりじゃないか?
轢かれたほうは、たまったもんじゃないぞ!
こんな超長文になってしまい、誰も読まないだろうなと思いつつ、
憤りにまかせて書き綴ってしまった。
児童相談所に密告したいくらいだが、金持ちはこういうのからも庇護(?)されてるんだよきっと。
ワタクシの友人祥子さんが育ててたらきっと普通のいい子に育ってただろうに!と思うと、
世の中の理不尽に手が震える。
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ささやかな幸せ~その1~

2010年06月10日 | 子供ネタ
6月10日(木)晴れ
ひと様の家庭の様子を見て、優越感に浸ったりするほど悪趣味ではないつもりだが、
ここ数日に聞いた話で、しみじみ我が家庭の幸せを感じた。
N田さんとおしゃべりした時のこと。
彼女のおうちは、パパは歯医者さん、一人娘のYちゃんは今年、某有名国立女子大に合格。
はたからみると、金銭的にも環境的にも何もかもがすばらしいのだが・・・
以前から夫婦仲、父娘仲の悪さの話は聞いていた。
娘のYちゃんは、某超有名私立女子校(中高一貫)に通っていたのが、
東大進学率ナンバーワンというだけあって、頭の良い女子の巣窟(・・・良い意味でも使っていい言葉か?)
中学受験して合格した時、N田さんは「実力以上の学校だから、入ってから苦労するよ。」と
口酸っぱく娘を諭した。
しかし、Yちゃんは「頑張るから、ここに通いたい」
もともと世渡り下手的なお嬢ちゃんのようだし、性格はパパそっくり(N田さん談)で頑固だし、
同級生達は皆、東大一直線と言う感じで、話すら合わない。
どんどん孤立していってたらしい。
もともと一匹狼的なところもある子らしいのだが、
それでもやはり、そんな学生生活6年間は地獄のようだっただろう。
家ではパパとうまくいっておらず(小学生の時、怪我をさせられて以来、口をきかないらしい)
大学受験の頃は、もう『うつ』の一歩手前のような感じだったようだ。
高校の卒業式の時、N田さんは、とても居心地の悪い思いをする。
まだ国立(東大)の合格発表前だったらしいのだが、
ママ達の会話が「東大にあらずんば人にあらず」的なことばかり。
私立も慶応、早稲田、あるいは医学部が滑り止め。
とても「うちは津田塾です」とは言えない雰囲気で・・・
(と、この話を聞きながら、ワタクシの大学分析における超難関大学のリストの中に入れている津田塾が滑り止めってどういうこと???
どんだけ頭いいんだ???)
国立の発表の時、ネットで合格を確認し、パソコンの前で、母娘抱き合って泣いて喜んだ。
その時に、卒業式の時の「感じ悪いママ達や、居心地の悪さ」をN田さんがぶちまけながら
「Yちゃんが学校がおもしろくないと言う気持ちが初めてわかったような気がしたよ。」
すると、堰を切ったように、Yちゃんが6年間の自分の思いをぶちまけた。
こんなイヤなことがあった。
こんなイヤな思いをした。
そして「学校がいやだ」と言うとママが「自分で選んで、自分が行くと決めた学校でしょ!」と言う。
N田さんは、その時初めて自分も娘を追いつめていた事に気付く。
Yちゃんが「よく不登校にならず毎日通ったと自分でも感心するよ。」と言ったらしい。
そして、今、晴れて大学生になったYちゃんは、とても楽しく大学に通っているとのこと。
いや~良かった良かった~めでたしめでたし
・・・と、話が終わらないのが小説と違うところで、
ふとしたことから、我が家のパパと娘の、たわいもない話をしたところ、ものすごくうらやましがる。
さらには、ワタクシと夫の仲のよさもうらやましがる。
実家に5日も帰省しておいて、帰ってきたその翌日の夜にも娘とお出かけする予定だと言うと
彼女、いきなり携帯を取りだし
「見て!私、このメールは、離婚の時のために、削除しないで保存しておくつもりなの。」
読むと・・・とても歯医者さんというエリート職の方が書いたとは思えないような
めちゃくちゃ感じ悪いメール。
聞くと、N田さんとYちゃんが隣町のショッピングセンターに買い物に出掛けた時のこと。
前日から夫婦喧嘩はしていたので虫の居所は悪かったのだろうが
10時半頃出掛けた妻へ、2時頃夫から「オレの昼飯は?」
彼女もムッとして「何かあるものを食べて下さい」ってな返信したら
まるでやくざか何かのような、柄の悪い、感じも悪い、脅迫めいたメールが来た。
そして、昔から、「パパは怖い」というトラウマのあるYちゃんは、そのメールを見て震え上がる。
家が近づくにつれ顔色が青ざめる娘に「大丈夫よっ!ママは大丈夫だから!」と
なだめながら帰った・・・
N田さん「もう、絶対離婚するわ!だからお金をためようと思って!」
ワタクシ、止めません。
お金はどうにかなる。多分・・・
そんな家庭は家庭じゃない。
楽しくなさそう~~~
彼女の身体にも、Yちゃんの身体にも、異常がでてるのだ、パパ絡みで。

おしゃべりしながら考えた事。
まず、どの大学であれ、本人と家族で希望した大学(滑り止めも含めて)に合格した時、
大喜びできる環境にいたいなあ~
その女子校でも、すごく校風とかが合ってて楽しい学生生活を送ったわという子もいるだろうし、
東大しか大学じゃないわという家庭環境のおうちもあるだろうし、
それはもう人それぞれだけど、 
まわりが見えない親、気遣えない親、勉強が全ての娘というのは、やはり異常な気がする。
ま、我が家の場合、ライブだ何だと呑気な高校生活を送り、来年の受験の頃、泣きをみることになるのが想像できるが、
それでも本人が後悔しなけりゃいいんだよなと思う。
それから、絵に描いたような幸せな仲良し家族じゃなくてもいいから、
喧嘩しながらでも会話があって、助け合って、ご飯を笑いながら食べて、
そんな環境の中で子供が成長していくというのがワタクシの理想。
我が家は、ささやかながら、とっても幸せ。
そうよねっ!あなたっ!
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公開収録イベント~二回目

2010年06月09日 | おでかけ
6月9日(水)雨
いやぁ~、重なる時は重なるものです。
昨日の朝、久しぶりにN田さんよりお誘い。
近所のマックでだらだらおしゃべり。
夕方からは、娘と渋谷で「爆笑エレキングダム」の公開収録イベントに参加。
家を5日もあけておいて、帰宅した翌日の夜にお出かけだなんて、
さすがの悪妻も、ちと気が引ける。
「今日まで大目に見てね!」と殊勝な置き手紙をしていざ渋谷へ。
娘は学校から直接来るといい、ハチ公前で待ち合わせる。
が!なぜかモアイ像の前に来てしまう母・・・
なんとか無事に娘と会えたが、この娘が、大興奮している。
待ち合わせの時間まで間があったのでタワーレコードに行ったらしい。
で、今、彼女イチオシの『シスタージェット』のCDの所に居たら、
男の人が寄って来たらしい。
「チッ!」と思いながら少し横にずれると・・・
「いかがですかぁ?」と声をかけられる。
見ると、シスタージェットのボーカル『ワタルS』だったというのだ。
大興奮して、思わず「ひゃ~~」と驚きながらワタル君をベタベタさわってしまったと大喜び。
母と待ちあわせて『爆裂エレキングダム』の公開収録に行くことを言うと(ワタル君はこれに出演している)
「ママはまだ?呑みに行こうぜ!」なんて冗談を言ってたらしい。
可愛いヤツだ!
娘は、先週の日曜日、ロックフェスの物販でワタル君と会い、
今週の日曜日の野音でのワンマンライブに行き、月曜日も当たったライブでシスタージェットを見に行っている。
さすがにもう、顔は憶えてくれたかなあ~とウキウキしている。
月曜のライブでは、他のバンドが演奏してる時、シスタージェットのドラムの子が隣にきたらしい。
もう、ここ数日で一生分の運を使い果たしたかも・・・と言っている。
そんな浮かれまくりの娘と、収録会場へ向かう。
母の楽しみは、相変わらず、前説とケーキのサービスである。
あ!前回、エレキコミックの今立さんが、とってもおもしろくて進行もすばらしかったので、
彼目当てでもある!
今回の前説は『カオポイント』
なかなかおもしろい!
我が娘がもう少し積極的な子なら、手を挙げて『ジャガイモ』をもらって欲しかったぞ。
ケーキは、いつもこれと決まってるらしく前回と同じだったが、
タダのものに文句は言いません。
薄いオレンジジュースとともに(・・・文句言っとるやんけ!)美味しくいただきました。
今回は、○エール○氏が教授になって、XJapan Yoshikiを語るの巻。
最後、皆で跳ばなくてはならないのには参ったが、結構面白かった。
しかし、一番母が喜んだのは、料理のコーナーで
フライドポテトを揚げるために、ポテトを鍋に入れたのだが、
火がついてなくて、どよ~んと沈んだのを見た今立氏が「沼に落ちたようですね~」ってなコメント。
娘が「そんなにおかしいか?」と首を傾げたが、母はツボでした。
それと、レシピの分量を読み上げた子が(名前失念)
「ポテト200ジー」
今立氏「重力かけてどうする?」ってなコメント。
これにも母は大ウケ。
と、楽しいひとときを過ごし、帰宅したわけです。
ををっと!11時半だ!
今日は、これからボランティアの同期のメンバーでランチ会。
さすがにもう、家族共用のカレンダーには書き込めない予定です・・・
では、行ってまいります。

あ!今日の1枚は、夕べの前説の時の写真。
前説の二人が「これからの写真撮影はダメです。
僕たちはいいですよ。」と言うので、撮った1枚。
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飛行機

2010年06月08日 | おでかけ
6月8日(火)曇り
九州へ帰省する時の、羽田空港搭乗口待ち合い席にて。
となりに、サラリーマン風男性二人。
若者の方が少し興奮気味に上司に言う。
「あれですよ!黒い飛行機!シャチみたいでカッコいいっすねえ~」
上司、鈍く緩い、どうでもいいような返事。
しかし、密かに隣のおばちゃんも大興奮。
先日の娘の体育祭の時、T代さんに今回の帰省の話をしながら
話題は飛行機に。
彼女、飛行機が大好きらしい・・・
ワタクシは少し苦手・・・
彼女は、離陸の瞬間がとても好きらしい・・・
T代さん「安いチケットで帰るって言ったけど、もしかして黒い飛行機?」
ワタクシ「黒い飛行機?なぁにそれ???」
・・・という会話を思い出す。
T代さんが言ってたのはこの黒い飛行機のことね!
たとえガラス越しでもいいから写真を撮りたい・・・
しかし、いかにも彼らの会話を聞いてたのがバレバレなので恥ずかしいなあ。
そうこうしてるとまたサラリーマンの若い方が興奮気味に言う。
「ををっ!これってJALの新型機ですよ!
翼の先っちょが折れてるでしょ。」
またも上司は気のない返事。
しかし、その隣のおばちゃんはまた大興奮。
ひゃーーーっ!その昔、紙飛行機を飛ばすのが流行った時、
男子とかが、飛行機の翼の先っちょを折り曲げたりしていたが、
まさにそんな感じで翼がくいっと折れ曲がってるのだ。
くーーーっ、写真撮りたいっっっ。
本人は否定するが、乗り物オタクの我が夫に見せてやりたい。
いや、夫のことだから「うん、知ってるよ。黒い飛行機はスターフライヤーのやつだろ?
JALの新型は翼がかわったのと・・・・」とウンチクたれが始まるだろうが、
でもちょっとは嬉しがるだろう。
「飛行機へご案内致します」のアナウンスがあり、サラリーマン二人組が席を立つのを待って
ガラスにへばりつき写真を撮るおばちゃんであった・・・
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母がいなかった日々のこと

2010年06月07日 | 子供ネタ
6月7日(月)曇り
4泊5日の予定での介護帰省を無事終え上京。
父との攻防その他諸々は追々書いていくとして・・・
ワタクシが不在の間の我が家の様子・・・
夫がイチ日記を付けていた。
某月某日 イチは○○(娘)の部屋で寝て、明け方に和室に来るパターン。 
     しかし和室にはおぢさんしか居ないので猫草をかじるだけで
     手持ち無沙汰そうにうろうろするだけ。
某月某日 深夜寝て朝早く起きるパターンなので昼間はひたすら寝ている。 
     明るい所は苦手なのか薄暗い廊下で眠っている。
某月某日 部屋でうろうろしていたら、見知らぬ人が訪ねてきたので
     慌てて逃げ出す。
     夕方まで留守番して過ごす。
     最近ゲロしないと思っていたら液体ゲロをしていた。
某月某日 大きなテレビがなくなって、乗る所が無くなったと思っていたら、
     テレビ台だけが残っていた。
     これはもっと広い場所が手に入った。
     小さいテレビ台の中に入ろうとしたら、○○(娘)から
     もっと広い元のテレビ台を開けてもらう。
     広い所はいいにゃ~
某月某日 今日はおぢさんしか居ない。みんなどこに行ったのだろう?
     何時に戻ってくるのだろう?
     お迎えしやすいように、玄関で寝て待つ。Zzzz・・・

最初はイチの様子を書いてた日記が、いつの間にやらイチ目線・・・
不在の間の様子が手に取るようにわかる。
いつもワタクシと寝るイチが、果たしてこの間、夫と寝るか娘と寝るか、
双方楽しみにしていたらしい。
最初は娘の部屋に拉致されていくが、明け方には母を探して寝室へ、という日々だったようだ。
土曜日には、遅ればせながら念願の地デジ導入!
おかしいのは、設置完了後夫から写メが届き、夜にはまた娘からテレビの写メ。
どれだけ嬉しいんだ?
日曜日は、夫はいつものようにお出かけ、娘は野音でライブ。
家に戻った母は、まったくこの5日間、自分がいなかったということが感じられない家の様子に
嬉しいような拍子抜けしたような・・・
いや、ワタクシが居る時よりもピカピカ綺麗になっててもいやだし、
どろどろ汚くなってるのもイヤだけど。
いやホント、な~んにも変わってない我が家。
新しいテレビだけが「初めまして!」とキリッと迎えてくれました・・・
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あ~忙しい忙しい

2010年06月02日 | からだのこと
6月2日(水)晴れ
未だ疲労感を蓄積したまま、今日は3ヶ月に一度の定期検査。
最近動悸息切れが激しいし、目の調子もいまひとつ。
老化現象なのか?更年期障害なのか?
K田Dr.の診察&血液検査などの結果を待って、乳ガンの方が異常なかったら、
ほかの科でいろいろ調べてみようかなと思ってることを伝える。
K田Dr.血液検査の結果を見ながら、「貧血の数値が悪いですねえ。
動悸息切れもそれからじゃないかな?
疲れやすいでしょ?」
ワタクシ、心の中で「いや、疲れやすいんじゃなくて、今現在めちゃ疲れてるんです・・・」
ほかの数値は問題ないので、ひと月貧血のクスリを飲んで様子見てみましょうということになる。
診察室を出る頃、またワタクシの気持ちはふわ~っと軽くなっており、
やはりこの程度で治るようなことだから大した事ないわね。
恐るべし!K田マジック!
ただ、診察室のドアを閉めるとき、Dr.が「無理だけはしないんですよ」
「は~い」と良いお返事をしながら、しかし心の中で「いや、明日から九州へ介護帰省・・・無理しないわけにはいかんだろうなあ~」
そうなんです!明日九州へ飛ぶのです。
しかし、その前に、やらねばならぬことが・・・
放送大学の通信指導の提出締め切りが6月8日必着。
九州から上京してから送ってては間に合わない。
どうして今日中に送らねばならない。
5月は勉強月間だったから、マークシートの分は仕上げていたのだ。
しかし、一番大物の1000字レポートのみ手つかず状態・・・
課題図書を読むのに夢中になり、読み終わったらホッとしてほったらかしてしまっていた。
くじけそうな気持ちを奮い立たせながら本日一気に書き上げる。
ふんっ!毎日だらだら日記書いてるんだから、1000字なんてちょろいもんだわさ!
ということで、明日からワタクシ、親孝行の旅に出掛けてまいります。
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体育祭

2010年06月01日 | 子供ネタ
6月1日(火)晴れ
未だ疲労感を蓄積したまま、朝から娘の高校の体育祭へ行く。
高校生にもなって、親が体育祭観戦なんて!と思っていた昨年、
ちょっとのぞく程度の気分で見に行ったワタクシとT代君のママは、
あまりの楽しさに「来年も絶対来ようねっ!」と約束したのだ。
きっと、去年も同じような事を書いてるだろうし、来年もまた同じような事を書くと思うのだが、書く。
あっさりとしたプログラムなのだが、何が楽しいって、クラブ対抗リレーと
全員リレーの楽しさったら!!
クラブ対抗リレーは、パフォーマンス部門と、ガチで走る部門の二種類。
パフォーマンス部門では、ふざけた格好したりしながら、おそろしく上手なサッカーのリフティングを披露したり、
器械体操部の子達の、連続空中バク転などが見られる。
ガチ部門では、すばらしい運動神経の持ち主達が集結してる中で、
陸上部がぶっちぎるあたりがまたすばらしい。
全員リレーでは、毎年恒例で、保体科がハンディを背負わされてのスタート。
しかし、どの学年も、保体科が一位である。
さすがに、自分の娘の学年は、娘のクラスを応援したが、
その他の学年のリレーの時は、保体科しか目で追ってない自分に気付く。
ワタクシってば、ホント足の速い子が好きなのねえ~
そういえば、小学校から中学校まで片想いし続けたS君も、学校一足の速い子だったわぁ~
いかんいかん、遠い目になるところだった・・・
昨年同様、T代さんをハラハラさせるのは男子の『棒倒し』
ピアノの上手なT代君は、「体育祭には何のおもしろみも感じない!」と言い切ってるくらいの子なので
この『棒倒し』が恐怖でたまらないらしい。
昨年は一回戦敗退で、ママはホッとしていたが、今年のチームは何やら気合い十分。
見事に一回戦突破し、二回戦へ。
ところが、この二回戦、力が互角で、なかなか勝負がつかない。
二度引き分けになり、水入りというか、一旦ほかのチームの対戦を挟んだ後、
また勝負するも、決着がつかない。
とうとう、ワタクシの隣のT代さんたら「オレンジ頑張れ!」とつぶやく始末。
息子は紫チームなのに、早く対戦相手に勝って欲しいらしい・・・
とうとう5回目くらいの対戦の後、先生が「今度で勝負がつかなかったら抽選にする」
そして、そのラストファイトで紫チームの勝利。
その後の決勝ではあっさりとピンクを下し優勝してしまい、T代さんは、すっかり疲れきっていた。
プログラム最後の種目まできっちり観戦して、もう、顔も髪も靴も服も砂ぼこりまみれの状態。
脱水症状の一歩手前でもあり、昨年と同じカフェに駆け込み一気飲みする母達であった。
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