パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

はやぶさ

2010年06月15日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月15日(火)晴れ
情報番組を見て、声を立てて笑うなんてことはめったにないのだが、昨日は笑った。
まずは、「ゲゲゲ」を見終わったすぐあとの「あさイチ」
これは有働アナとV6イノッチと柳澤解説委員がキャスターの番組。
とエラソーに言うが、あまりちゃんと見た事は無い。
いつも夫が出掛ける迄の15分間くらいしか見てない。
オープニングトークで良くゲゲゲの感想を話すので、それを見てから消しているのだ。
しかし、昨日は、いつもは地味というか穏やかというか目立たない柳澤解説委員が
興奮気味に語りだす。
「はやぶさ」についてである。
彼曰く、もう「はやぶさ」は探査機であって探査機ではない。
途中の苦難の道のり、音信不通、故障を乗り越え、満身創痍で帰ってくる姿は、
「名犬ラッシー」のようだ。
大気圏突入前にJAXAは、「はやぶさ」に最後の地球を見せる。
その「ハヤブサ」が撮った最後の写真を見せながら、
「これは画像の乱れではない。はやぶさの目が涙で曇ったのだ」ってなことを、
泣かんばかりの勢いでしゃべる。
そして・・・有働さんといのっちが、その感動ぶりについていけず苦笑ぎみ。
この温度差が非常に大きくて、朝からワタクシ大笑い。
いや、スミマセン・・・ぢつはワタクシ、天体とか宇宙だとか、全く興味ないヤツなのです。
そんな金があるなら、もっと他に回せ!と思ってるヤツなのです。
夢もロマンも持ち合わせておりません。
ですから、彼の熱い気持ちも感動も、全く伝わりません。
そして、そんなワタクシを、また笑かしてくれたのが、夕方の「Nスタ」の堀尾さん。
こちらの番組もまた、「はやぶさ」への思い入れがすんごいことになっていた。
大気圏突入のシーンには、ヤマトの音楽が・・・
あ、蛇足ですが、ワタクシ「ヤマト世代」ど真ん中なのですが、
なんせ宇宙に関心がないので、全くもって食指が動きませんでした。
もう、このヤマトの音楽聞いただけでコメンテーターの森永卓郎氏なんてウルウル。
カプセルを分離し、自分は燃え尽きる「はやぶさ」
ここで、堀尾さんが、「後は頼むぞぉ~」とか「オレは散っていくけどせめてこの写真だけは届けてくれ・・・」とか
イチイチ時代劇調の口調で言っては長峰アナから制止されてて
その度、ワタクシ大笑い。
いやぁ~堀尾さん、理系男子を敵にまわしたねえ~
でも、ワタクシはちょっとあなたの事が好きになったよ。
いつまでもNHK臭さの抜けない容貌だわねえ~なんて思っててすまない。
容貌はNHK的でも、真髄はチャレンジャー的なのねっ!

・・・という話を娘にしたのだが「う~ん・・・見てないからその面白さが伝わらない。
話が長過ぎて、でもオチがない」
ふんっ!はやぶさのこと良く知りもしないあんたに話したのが間違いだったわ!
次は夫に・・・と思うが、その前に一言聞いておこう。
「ねぇ~あなたもはやぶさ帰還には感動したくち?」
「もちろん!」
感動しない人がいるのか??と言わんばかりの口ぶりに、妻はそのまま静かにその話題を打ち切りました。

今日の1枚は、はやぶさじゃありませんよ~
先日九州から帰ってくる時の飛行機の翼と雲と青空。

コメント (11)
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