1月9日(火)曇り
新年早々愛妻がギックリ腰になった。
かわいそうに。
正月の、俺の弟や妻の母やら呼んでのもてなしやらで気が張って、疲れも重なったのだろう。
不幸中の幸いで、ちょうど俺が有休を取ってた5日の朝に発症した。
土日月の祝日まで入れると4日間、家の事は俺に任せろ。
君はベッドでもコタツでも縁側のソファでも、一番腰が楽なスタイルを取れる場所で読書でもしてなさい。
お昼は麺類でいいよね。
夜はスーパーのお惣菜で乗り切ろう。
君の好きな寿司でも買ってくるよ。
いい時代だよ、今は。
料理がそれほどできなくても美味しい物が安くで手に入るんだから。
マッサージはしない方がいいね。
素人のマッサージは、炎症がある時は逆効果だろうから。
温めるのはいいんじゃないか?
そもそも血流が悪いのかもしれない。
晩御飯食べたらお風呂入って早く休みなさい。
明日は今日より楽になってるといいね。
おはよう。
う〜ん。まだ痛そうだねえ。
歩き方が狂言師のようだよ。
冷えが良くないんだよ。早くコタツに入りなさい。
今日も安静にしておくんだよ。
おはよう。
どうだい?
少しは楽になった?
無理は禁物だよ。
おはよう。
おや、今朝は少し動きが軽いみたいだね。
え?チラシの折り作業に行くの?
車出そうか?
自転車で行くの?大丈夫?
まっすぐに座って足だけ動かすから自転車の方がいいって?
へえ、そんなもんなのか。俺ぎっくり腰やった事ないからわからないけどずいぶん痛いらしいねえ。
せっかく治りかけてるんだからくれぐれも無理しないんだよ。
チラシ配りの日までにはすっかり完治するといいねえ。
今日まではスーパーの惣菜、買ってきておこうか?
え?大丈夫?君が作ってくれるの?
嬉しいなあ。
え?簡単なものでいいかって?もちろんだよ。
君の手料理が何より嬉しいよ。
以上、これが、ぎっくり腰を発症した妻が望む理想の夫像でした。
現実は、1日目の晩ご飯用に寿司一人前のパックひとつと、揚げ物とサラダを買ってきた我が夫。
もしや、自分の分だけ???と、キレかかったワタクシの顔色を見て慌てて「寿司は全部君が食っていいよ」
翌日も、いつの間にか出かけてて、あゝ買い物してきてほしかったと思ってたら、従姉Kemiちゃんから「大丈夫?」とお見舞いの電話。
Kemiちゃんに牛乳やら買ってきてもらう始末。
ついでにうちでご飯食べてもらおうと、老母も連れてきてもらって新年惣菜パーティ開催。
夕方帰宅した夫にその旨話すと「俺も惣菜買ってきた」
聞けよ!買い物行くなら何か買ってきて欲しいものない?って。
ワタクシは、惣菜が好きなわけでもないが、下手に作られるのも腹たつ。
ヤツが九州男児なら、ワタクシは薩摩おごじょである。
男尊女卑を憎みながら、脳の片隅に「男たるもの、とか、女は・・・」的な思想を持っている厄介者である。
だから、中途半端に料理されるより、都会だったらウーバーイーツでしのぎたい。
それが無理な田舎ならスーパーの惣菜で食いつなぎたい。
普段はSDGs支持者ゆえ割り箸なんてもってのほかだが、こんな時は惣菜のプラ容器のまま、割り箸で、の方が心が休まる。
三日目も少ないお惣菜を買ってきた夫に、心の中で「このケチ男がっ!」と罵りながら「足りないんじゃない?」と言うと「足りなかったら焼きそばを作ろうと思って」
独身生活が長かった男は、まあまあ自炊できるのは助かるが、自分が使ったものしか洗わない。
ギックリ腰になる前夜のすき焼き鍋は、翌朝焼きうどんでもしようかと取っておいた。
その鍋はずっとそのまま放置である。
洗ったものも、意地悪言うようだが洗い直しが必要だったり、ガスこんろの汚れにはめまいが起きそうになるから、いっそ手料理は遠慮して欲しいのだ。
そして何より一番声を大にして言いたいのは、気遣う言葉が欲しかった。
こういう時こそ少々大げさに心配し、気を遣い、優しい言葉をかけて欲しいものだ。
それなのに、こちらが頼む事だけはしてくれるが、大丈夫?どんな感じ?まだ痛い?そういう、相手の状態を知りたいという気持ちがない。
これは丈夫な人あるあるなのだろう。
同僚だったM嬢も、体調が悪くソファーに横になっていたら病気知らずの夫S氏が「ダラダラしてるからだよ!」と言い、海に連れ出されふらふらに。
あまりにもおかしいと思い翌日病院に行ったら貧血の数値が入院レベルで、かかりつけのドクターから怒られた。
彼女も大病をした経緯があるにも関わらずだ。
「丈夫な人って病弱な人のことがわからないんですよっっ」と怒りまくってたことを思い出す。
そんなことを思い出したりしながらも、やっと通常の動きに近づきつつあることに感謝して洗濯物を干す。
新年早々愛妻がギックリ腰になった。
かわいそうに。
正月の、俺の弟や妻の母やら呼んでのもてなしやらで気が張って、疲れも重なったのだろう。
不幸中の幸いで、ちょうど俺が有休を取ってた5日の朝に発症した。
土日月の祝日まで入れると4日間、家の事は俺に任せろ。
君はベッドでもコタツでも縁側のソファでも、一番腰が楽なスタイルを取れる場所で読書でもしてなさい。
お昼は麺類でいいよね。
夜はスーパーのお惣菜で乗り切ろう。
君の好きな寿司でも買ってくるよ。
いい時代だよ、今は。
料理がそれほどできなくても美味しい物が安くで手に入るんだから。
マッサージはしない方がいいね。
素人のマッサージは、炎症がある時は逆効果だろうから。
温めるのはいいんじゃないか?
そもそも血流が悪いのかもしれない。
晩御飯食べたらお風呂入って早く休みなさい。
明日は今日より楽になってるといいね。
おはよう。
う〜ん。まだ痛そうだねえ。
歩き方が狂言師のようだよ。
冷えが良くないんだよ。早くコタツに入りなさい。
今日も安静にしておくんだよ。
おはよう。
どうだい?
少しは楽になった?
無理は禁物だよ。
おはよう。
おや、今朝は少し動きが軽いみたいだね。
え?チラシの折り作業に行くの?
車出そうか?
自転車で行くの?大丈夫?
まっすぐに座って足だけ動かすから自転車の方がいいって?
へえ、そんなもんなのか。俺ぎっくり腰やった事ないからわからないけどずいぶん痛いらしいねえ。
せっかく治りかけてるんだからくれぐれも無理しないんだよ。
チラシ配りの日までにはすっかり完治するといいねえ。
今日まではスーパーの惣菜、買ってきておこうか?
え?大丈夫?君が作ってくれるの?
嬉しいなあ。
え?簡単なものでいいかって?もちろんだよ。
君の手料理が何より嬉しいよ。
以上、これが、ぎっくり腰を発症した妻が望む理想の夫像でした。
現実は、1日目の晩ご飯用に寿司一人前のパックひとつと、揚げ物とサラダを買ってきた我が夫。
もしや、自分の分だけ???と、キレかかったワタクシの顔色を見て慌てて「寿司は全部君が食っていいよ」
翌日も、いつの間にか出かけてて、あゝ買い物してきてほしかったと思ってたら、従姉Kemiちゃんから「大丈夫?」とお見舞いの電話。
Kemiちゃんに牛乳やら買ってきてもらう始末。
ついでにうちでご飯食べてもらおうと、老母も連れてきてもらって新年惣菜パーティ開催。
夕方帰宅した夫にその旨話すと「俺も惣菜買ってきた」
聞けよ!買い物行くなら何か買ってきて欲しいものない?って。
ワタクシは、惣菜が好きなわけでもないが、下手に作られるのも腹たつ。
ヤツが九州男児なら、ワタクシは薩摩おごじょである。
男尊女卑を憎みながら、脳の片隅に「男たるもの、とか、女は・・・」的な思想を持っている厄介者である。
だから、中途半端に料理されるより、都会だったらウーバーイーツでしのぎたい。
それが無理な田舎ならスーパーの惣菜で食いつなぎたい。
普段はSDGs支持者ゆえ割り箸なんてもってのほかだが、こんな時は惣菜のプラ容器のまま、割り箸で、の方が心が休まる。
三日目も少ないお惣菜を買ってきた夫に、心の中で「このケチ男がっ!」と罵りながら「足りないんじゃない?」と言うと「足りなかったら焼きそばを作ろうと思って」
独身生活が長かった男は、まあまあ自炊できるのは助かるが、自分が使ったものしか洗わない。
ギックリ腰になる前夜のすき焼き鍋は、翌朝焼きうどんでもしようかと取っておいた。
その鍋はずっとそのまま放置である。
洗ったものも、意地悪言うようだが洗い直しが必要だったり、ガスこんろの汚れにはめまいが起きそうになるから、いっそ手料理は遠慮して欲しいのだ。
そして何より一番声を大にして言いたいのは、気遣う言葉が欲しかった。
こういう時こそ少々大げさに心配し、気を遣い、優しい言葉をかけて欲しいものだ。
それなのに、こちらが頼む事だけはしてくれるが、大丈夫?どんな感じ?まだ痛い?そういう、相手の状態を知りたいという気持ちがない。
これは丈夫な人あるあるなのだろう。
同僚だったM嬢も、体調が悪くソファーに横になっていたら病気知らずの夫S氏が「ダラダラしてるからだよ!」と言い、海に連れ出されふらふらに。
あまりにもおかしいと思い翌日病院に行ったら貧血の数値が入院レベルで、かかりつけのドクターから怒られた。
彼女も大病をした経緯があるにも関わらずだ。
「丈夫な人って病弱な人のことがわからないんですよっっ」と怒りまくってたことを思い出す。
そんなことを思い出したりしながらも、やっと通常の動きに近づきつつあることに感謝して洗濯物を干す。
大変😖💦だったのですね。
少し良くなられたとか…😅
お大事になさってくださいね。
それを…ネタにして、脚色blogにするなんて~っ
さすが⁉️nさん!!
脚本家になれそうです!
依頼したいくらいですわ。
>「丈夫な人って病弱な人のことがわからないんですよっっ」
ごめんなさいっ😣💦⤵️
ほんと!宅の主人も、そーなのか?と反省しきり…
映画鑑賞やクコンサート等のインドア派趣味の主人は、高血圧、モートン病、うっ滞性皮膚炎、膝関節に加えて、インフルエンザと昨年来、次々におかされ、ヨボヨボ歩き、今年から飲む薬の数を見て、元気なスポーツウーマンの私は、日頃の運動・鍛練不足をやたらと非難しておりました。
他人様には、優しい言葉かけも気持ちもあるのに…
なかなか連れ合いには、恥ずかしい気持ちやら、労る気持ちがあっても言葉に出来なかったり…😅…それは、そーするとますます、相手の気持ちがわからないから悪いかなぁと思ったり…なのですよ。(nさんのご主人もきっとそうに違いない!)
nさん、ここのコメント欄は、うちのおっさんに、『大丈夫?どうぞ、お大事にね。』
と優しく練習の場になりました。
今日こそは!口にだしてみよっと。
教えていただきありがとうございます。
どうかインドア派で病気持ちでインフルやらかかりやすくヨボヨボ歩くご主人(って、あなたに言われる筋合いはないっ←ご主人心の声)に優しい言葉をかけてあげて。