パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

怒りと無力感と

2023年07月12日 | Weblog
7月12日(水)晴れなのに雨が降ってきて腹立つ日

狐が嫁入りし過ぎる昨日今日のお天気。
昨日の分の洗濯のやり直しをして青空の下に干してると、突然の雨。
ここは熱帯地方かっっっ!
炎天下チラシ配りに出かけねばならないのに、洗濯物を全部縁側に取り込んで、でもまた晴れ渡った青空に戻ったのを見ると外に干したい欲が湧き上がる。
でもこのまま出かけるのは危険過ぎる。
悩める59歳と2日目のあたし。

と、かわい子ぶってるが、ぢつは今ものすごく憤ってるし、同時に無力感にも苛まれ、語る相手がいない事によるフラストレーションが溜まっている。
身内の恥だが、自分が押しつぶされるよりはマシなので恥を忍んでここにぶちまける。
我が夫の実家には今、義弟Aが一人で住む。
両親を家で看取った、近所でも評判の孝行息子だ。
長男の嫁nは彼に足を向けて寝られない。
が、これと今から話す話とは別の話だ。
夫の両親は動物好きで、犬と猫達がいて、いま振り返ると、帰省の度に猫の顔触れは違っていた。
両親が亡くなり、実家には義弟A一人残った。
彼は取り憑かれたように断捨離を始め、ゴチャゴチャしていた(悪口ではない。田舎の実家あるあるで、とにかく物が多いのだ)実家は小ぎれいになり、
それまで出入り自由だった猫達は完全外飼いになった。
義弟Aは猫が好きではないのだなと思った。
しかし、庭で餌は与え続けていた。
ある時、人懐っこい子猫が現れ、義弟Aにすり寄って、あっと言うに彼の懐に入り込み、外飼いの掟は破られた。
そしてあっという間に子を孕んだ。
この辺りの話までは、ワタクシ微笑ましい話を聞くように穏やかに聞いていられた。
この子猫達も義弟Aが責任持って育てるのだろうと思っていたから。
四匹の子猫達は春、夏、秋、冬と名付けられた。
義弟Aは夫に楽しげに子猫達の話をする。
夏だか秋だかは放浪の旅にでているとか、顔付きがオスらしくなって帰ってきたとか、、、
大病をした義弟Aは、毎月病院の検診がありこちらへ出てくるし、年末年始等は我が家で過ごすので、ワタクシは滅多に夫の実家にいかない。
今年の3月に、帰省中だった我が娘と久しぶりに夫の実家に行った時、また子猫がいて・・・
春だか冬だかの子らしいが、流石にこの状況はまずいだろ。
ワタクシ以上に猫至上主義の我が娘はこめかみに怒りマークを浮かべている。
帰りの車の中で、夫に、この状況を変えなければ、もうあたし二度と行かない!宣言。
母も同感です。
しかし、夫がどう思っているのか、義弟Aとそういう話をするのか、そもそもこの状態が悪だということを理解しているのか、わからない。
ただ悲しい目をして「もう俺の実家には来ないってことだね」と被害者ヅラ。

昨日、病院の検診が隔月になった義弟Aが病院帰りにうちに寄りお茶飲みながらおしゃべりする。
彼は、猫好き同士の会話のつもりなのか近況を語る。
「3月にうちに来たときに子猫がいたでしょ、その子猫がまた子を産んでさあ〜」
ワタクシのこめかみがピキっとなったのが見えまいか?
ワタクシの表情など気にせず淡々と喋る義弟A。
どうやらその子猫達がどんどん死んだらしい。
そして残る1匹もご飯食べなくなったからもう間も無くかなあ。
避妊や去勢手術の事、飼い方の事など、ワタクシの考えは全て夫には伝わっているはず。
あえてここで義弟Aと喧嘩しなくてもいい。
静かにワタクシ、抱っこしてたイチをかかげて、この子は18歳だよと言うのみ。
こんなに長生きする猫もいると言うのに、義弟Aんちで飼われる猫は野良猫より寿命が短い。
あまりに無責任過ぎる。
猫に癒しだけを求めて、それの対価が餌だけで済むと思うなよっっっ。
過保護に育てろとは言わない。
庭で飼うなら、他所に出ていかないように囲う。
避妊手術させないと言うなら、生まれた子に責任持て!
どんどん死んでいく?病院に連れて行けよ。
8匹も死んでいくのを平気な顔で見ていられる神経がわからん。
自然治癒力に頼るには事態が重篤過ぎる。
そして、死因が伝染病なのか、はたまた近親相姦的な血の濃さに寄るものなのか、調べろよ。

義弟Aが帰った後、夫に問いただす。
あなたは子猫達がどんどん死んでいく話を知っていたのか?
知らないと言う。
なぜ義弟Aは避妊手術をさせないのかっ?
経済的に余裕がないんだと思う。
はあ〜〜〜っ!!???初めて聞いたわ。
経済的なことと言うならその手術代、あたしが払う。
酒も浴びるほど呑む奴らがよく言うなあ。結局のところ、お金の使い方の優先度の問題だろ。
あと、連れて行ったりする時間がないと思うとかなんとか。
大病をして一回退職した彼は、今、パート的な仕事をしている。
月〜金みっちり勤務の会社員じゃないんだから、いつでも連れていけるやろ。
病院に連れて行きさえすれば、手術はドクターがしてくれるんだよっっっ
そしてまたお迎えに行ってあげればいいだけだよ。

猫の飼い方については娘や従姉のKemiちゃんと熱く語る事多々。
しかし、敵は本能寺にあり!
猫好き達には聞かせられない酷い話ゆえ、ワタクシの胸におさめておくつもりだったが、ワタクシの胸が張り裂けそうだったので
猫好きな方が読んでくださってるのを承知でぶちまけてしまいました。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 91歳59歳18歳 | トップ | お出かけ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ことり)
2023-07-12 19:06:00
未だにそんな人が居るのですね。それが自分の身近な人だなんて怒りのぶつけ方が分かりませんよね。言って理解してもらうしかないけれど前途多難・・・。昔、家の近所に居た爺さんを思い出します。ある日、注意やお願いのつもりで猫の飼い方について話していたのに相手の態度に激高してしまった私。その後、溢れていた猫たちは徐々に姿を消しました。「避妊」「去勢」「猫トイレ」「予防接種」これらのお金がかかる言葉は爺さんの心にも頭にも響かなかったようです。あの猫達はどこへいったのか?切なくなります。
ことり
返信する
ことりさんへ (n)
2023-07-13 08:37:59
知識の無さと言うか、動物の飼い方の変化に付いて行ってないと言うことですよね。
その昔、犬は外で鎖に繋がれて番犬としての役目を担い、猫は自由に家と外を行き来してた昭和の頃。
ついついノスタルジーに浸ってしまいそうになるけど、猫の事、人間との関係、環境の変化等々時代は変わってることを受け入れなくてはいけない。
実家に来る野良サビちゃんの事を大事に大事にしている間に、身内のうちで何匹も子猫が死んでたという事実に愕然としました。
野良猫でさえ避妊手術をして一代の命を見守っていこうという今の時代に、飼い猫でこんな酷い目にあっている、そしてそれが身内で、さらにはそれを我が夫が咎めないという事に呆然としました。
近所のクソジジイに果敢に挑んだことりさん、尊敬する。ワタクシは身内に遠慮し、この先の付き合いの事を考え強く言えない自分にも腹が立ってます。
返信する
Unknown (M)
2023-07-14 13:25:20
nさんへ

お怒り、いかばりかと拝察致します。

以前、nさんのサビ猫ちゃんへの思いを知り、「お母さんのらねこのお話」という動画を視て、助けたお母さんがnさんと被って、サクラ猫の存在も知識を得た私です。

ただ、恥ずかしながら、うちの主人の田舎の庭の出入り猫は、平成になっても、まさしく昭和な考えでいたのでした。(屋外で、餌付けしていました。)
ここ、15年くらい、全く見かけなくなりました。
あー、そういう事情だったのかと気づきました。😢
やっと、ここ数年で、外の犬小屋飼いの番犬が風邪を引いて、注射以外で、医者に連れて行くようになった限界集落の家でした。

義弟さんへは、やんわり、イチちゃんの大切さとか、サクラ猫ちゃんのお話がおいおい出来るといいかとは思いますが、義理の関係だと、なかなかですよね。

義弟さんと、こ主人とは、なかなか指摘も、アドバイスも難しいのは、年齢の重ねた男兄弟のあるあるでしょうね。

私も、周りの方々も、同じようなお話をよく耳にします。

特に弟さんが、ご両親と暮らしていたりすると、ますますそういう傾向にあるようですね。

かくゆう我が家もでした😅

せめて、お誕生日を迎えたイチちゃんと、nさんが長く長く仲良く、暮らせることを願って止みません。
返信する
Mさんへ (n)
2023-07-15 21:21:19
わかりますぅ〜
田舎って、まだまだ犬猫の飼い方が昭和なんですよねえ。

我が夫も、ワタクシが口うるさく言うから黙って従っているけど、義弟Aと同じ考え方なんだと思う。
ワタクシが、口角泡飛ばしてまくし立てても、反応が薄いというか、分かり合えないというか、、、
無力感がマックスになります。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事