パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

春の味

2024年02月10日 | 衣・食・住
2月10日(土)晴れ

つい二年ほど前は、ツワとフキの区別もつかないで、ヨモギもいちいち葉裏ひっくり返して確認していたワタクシ。
そんな都会人だったワタクシが・・・

先日、老母がお友達からもらったというフキノトウの天ぷらをおすそ分けしてもらい食す。
うちにもあるのでは???と庭のフキの辺りを探す。
あった!
ちょうどのサイズ。
ん?そういえば、うちの下のけもの道のような細道にもフキがあったよね。
行ってみる。
ここは、傾斜も急だし暗いので秘密の道だ。
はっ!そこへの入り口の所のフキが群生しているとこに、フキノトウを取った跡が!!!
キーーーっ!やられた。
だれ?ここは我が家の入り口と言っても過言ではない場所(いや、過言だ)
その横に、小さなフキノトウ発見し、これはもう少し待った方がいいかもしれんから、枯葉で隠しておこう。
今年のツワの葉を取ったりしていたが、不安にかられ、小さいけどいいや、取っておこう。
ツワの葉は、今の時期だけ葉の天ぷらがいただけるのだ。
東京の高級料亭で供されるらしと聞いて以来うやうやしくいただいている。
でも、もう少しフキノトウが欲しいなあ、と我が家の周りをもう一周する。
うちって無駄に広いんざーますのよ、お〜っほっほ。
枯葉をのけてみたり目を凝らしてみたりして、五つほど探し出す。
そして揚げてみた。

美味いっ!春の味。ほろ苦くて優しい。
母からもらったものは冷えていたし、衣が分厚かった気がする。
ワタクシ、声を大にして言いたい。
素人は、天ぷら粉を使え。
ワタクシ、一時期、天ぷら粉を自作することにハマり、ビールだの冷水だの卵だの粉を数種類混ぜるだの、様々やってきた。
が、天ぷら粉に勝るもの無し!
そして、今日採ったものを今日揚げて、その場で食すと言う最高の食べ方をしてるからね。
ホント美味しかった。
もっと食べたい。
で、翌日、またフキの付近を探す。
なんとなくコツのようなものを掴んできた。
以前、叔父が「栗は拾ってから、二周目にまだあるものなのだよ」と言っていたが、フキもそうだ。

さらには、我が家の、放置している山林部分にもフキが生えている気がして、今朝、夫と足を踏み入れてみる。
小さいフキがたくさん。
う〜む。これはまだまだなのか?
夫はもう少ししたら出てくるんじゃない?と言うが、フキの葉が小さ過ぎる気がする。
まあ、経過を見ることにしよう。
いよいよ花粉症のシーズン到来で、外に出るのも危ぶまれるようになってくるが、この時期の楽しみが増えた。
フキよりツワ派だったが、今や、逆転して、何よりフキノトウだ。
少々雑に扱っていたフキにもう少し優しくしようと思っている。
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