パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

じゃがりこ

2020年07月28日 | 本・マンガ・テレビ・映画
7月28日(火)曇り

先日、ツイッターで「うっ」となった話。要約するに・・・
 お父様が最期に食べたいとおっしゃったのが「じゃがりこ」で、「なぜ?」と思いながらも
 じゃがりこをふやかして食べさせた。
 後でわかったのが・・・
 小1の孫が「じいちゃんじゃがりこ買ってきて!ナイショでだよ」とよく頼んでいたという。
 そして2人で家族に見つからないように食べていたという。

あたししゃ全くの他人のくせして、今後スーパーでじゃがりこ 見るたびにこの話を思い出して、いちいち「うっ」となるのだろう。

よく、人生最後に何を食べたいか?なんて話になる。
最近読んだ「ライオンのおやつ」も、それ系。
結局のところ、食べ物って、味云々よりそれを食べたシチュエーションだよなあとつくづく思う。
そんなこと言うと、食べ物だけじゃなく、旅とか景色とか歌とか、もうとりとめなくなっちゃうけど。
だから、ワタクシは、いまだに「最期に食べたいもの」がきまらない。
決めてしまうと、食べられなくなりそうで。
「ふやかしたじゃがりこ」が、今、ワタクシの中で一番切なくて優しいワードで、そして、もうじゃがりこが食べられない(繊細すぎる・・・)

自分の「最期」のものは決められないくせに、人のは勝手に色々考えられる。
我が夫には、愛する郷土の焼酎「小鹿」を脱脂綿に含ませてちゅーちゅーさせてあげよう。
父にはシュウマイ、母には・・・なんだろ、母は自分の好みを出さない人なので、いまだよくわからん。
今度帰った時に、一番好きなものを聞いておこう。
ドライな人なので意外と高級食材をさらりと言いそうだ。
ウエットなワタクシは、いろいろな思い出のシチュエーションの中から、飛びっきりのものを選びたいので、まだまだそのシチュエーションを増やしておこうと思う。

で、なんで今日の一枚は「牡蠣」???
今んとこ、先日娘夫婦が来た時に行った居酒屋の生牡蠣が第一候補だから。
コメント
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