パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ジャジーでボサノバな夜

2019年06月20日 | おでかけ
6月20日(木)曇り

ワタクシは素人に厳しい。
みんな大好き「にっぽん縦断 こころ旅」も、「なつぞら」の後、慌ててチャンネルを地デジに戻すくらい嫌いだ。
なぜなら素人、特におばちゃんが火野正平氏に絡んできて、それを冷たくあしらう様が見ていて辛いから。
若い女の子には優しいが、その子たちが「俳優火野正平」を知らないというのが、これまたなんとなく辛い。
では、老若男女に優しい鶴瓶師匠の「家族に乾杯」なら好きか。
これまた好きではない。
結局のところ、ワタクシは素人がテレビに出て、ハイなのも無愛想なのも照れてるのも、とにかく見たくないのだ。
素人劇団の劇鑑賞も毎年苦行のように思ってる。
ボランティアでの慰問の「フラダンス」なんて、老人ホームに入ってたとしても死んでも見に行くもんか。

昨夜はブログ仲間pさんのライブに行く。
ワタクシ、すごく緊張していた。
「学芸会に出る子を見つめる母」の心境だった。
これはpさんにも責任がある。(え?あたしが何した?)
会うたびに、謙遜してたのよっっ(あれ?怒ってる?)
当日の、開演前にエレベーター前で会った時まで「大目に見てね」的な謙遜するから、ワタクシは「ピアノ発表会で娘を見る母」になってたのよ。
お約束のように、マイクのスイッチを入れ忘れるpさん・・・

ところが、ハーモニカひとふきで、ほ〜っとなった。
こんなにハーモニカの音色ってぶれないんだ。
優しいとか、望郷のとか、ノスタルジックな、とかのイメージ(貧困ですまない)だったハーモニカ。
こんなに表情豊かなのか。
ギターとハーモニカだけの演奏にボーカリストの声が乗って、心地よい空間になる。
なんなんだこのギター。
これは逆に、ワタクシの中の「懐かしい」感じを呼び起こす。
1部と2部の間、ボーカリストの方が来て下さり少しおしゃべり。
「主婦なのょ〜」的な発言をされて、またも衝撃を受ける。
その豊満なボディと艶やかな声と首もとのキラキラダイヤのネックレス。
pさんと同い年というのも衝撃だ。
あ、いや、pさん、そういう意味ではない。
いや、そういう意味かもしれない。
そして、pさんも、ただでさえ年齢不詳な人だから、これからどんどんこのミュージシャン活動が活発になるにつれ若く綺麗になっていくと思う(なんか引っかかるけど、まあ許す←pさん心の声)

素敵な六本木の夜を満喫した帰り道。
ワタクシは、反省する。
やりたいことないの?
あるよね。あれもこれもやりたいとは思ってるよね。
でも、もう素人の域から出られないと諦めて、努力も挑戦もしてないよね。
でも、ワタクシが嫌いなのは、中途半端な素人なんだよ。
だったら努力して素人から昇格したらいいんだよ。
ストロベリームーンがそんなワタクシを優しく照らす。
コメント (2)
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