パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

映画の話

2016年09月26日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月26日(月)曇り
昨日、イチと夫と三人仲良く東京へ戻ってきた。
シルバーウィークを振り返ると、人生で一番映画を見た一週間だった。
「映画に金は出さん!」主義のワタクシであるが、ずーーーっと雨だし、することないし。
まずは『セトウツミ』を見た。

次に、ちょうど娘の働く映画館が市川崑特集やってたので『ぼんち』を見る。

これは、山崎豊子の小説を市川崑が映像化したもの。
     激動の戦前・戦後を背景に、市川雷蔵が軽妙な演技で魅せる、華麗なる女性遍歴!
     若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪、山田五十鈴、京マチ子ら超豪華女優陣、
     華やかに共演!(内容紹介より)
市川雷蔵って、今風のイケメンだったのね〜
この頃の映画はほとんど知らないので、彼のことも名前をうっすら聞いたことあるだけだったので、
スクリーンに映し出されるのを見て「へ〜!こういう人だったんだ!」
娘のお気に入りの女優さん若尾文子嬢の綺麗さは言うまでもないが京マチ子さんとか中村玉緒さん、草笛さんらの綺麗さにも驚く。
越路吹雪さんはまた一人違う個性を光らせているところも素敵。
ただ、この映画はフィルム上映で、前日、途中でフィルムが崩壊して上映が中断し返金したという話を聞いていたのでちょっと映写機の廻る音が大きくなるたびにドキドキした。

娘の休みの日、ドライブやら満喫した後、レイトショーで『怒り』を見にいく。
チョー話題作ではあるがワタクシ『悪人』で吉田修一×李相日コンビにはあまり好印象は持ってない。
『怒り』にも同じ匂いを感じる。
・・・鑑賞後のどんより感は悪人と同じだが、ただ、俳優ってすげーなという感想は強く強く持った。
渡辺謙の背中のせつなさ。
綾野剛のニットのカーディガンが似合う肩。
泣かせたら今日本で一番だと思う妻夫木聡。
森山未來には・・・言いたいことがたくさんあるっっっ!
広瀬すずには、今まで可愛い可愛いという親ばかに近い感想だったけど、この映画で彼女自身は変わったかもしれないと思う。
宮﨑あおいとか、松山ケンイチは、役者七変化って感じ。どんな役でもやれるのね〜
もう一回見たいとは思わないけど、さらには「nが選ぶ好きな映画ベスト20」には絶対入れないけど、
でも、この映画に出た人達にはこれからは一目置きます。

土曜日に、鹿児島の友人Mが東京在住の娘ちゃんと一緒にこの街に遊びに来てくれる。
シルバーウィーク前半、鹿児島に帰省していた我が夫も案内役(・・・運転手)として同じ新幹線できてくれるので、娘と駅まで迎えに行く。
娘は仕事へ向かい、ワタクシ達はレンタカーでちょびっと観光した後、娘の映画館へ。
ここで『裸足の季節』を鑑賞。
パンフレットの写真とかとても綺麗だし、若い女の子達の華やかで爽やかな映画かと思いきや・・・
後半かなり深刻というか暗く重い流れへ。
最後も「え?この後どうなるの?大丈夫なの?ハッピーエンドって思っていいの?」

もう、さすがに来月のイベントの映画と、前からA夫人と約束していた『君の名は』を見るくらいだなと思っていたら・・・
郵便受けに試写会当選のご案内が。
ってことで今月は『永い言い訳』で打ち止めってことで。
これは最近気になりだした監督西川美和の作品。
かつてない優しさと希望にあふれた「感動作」らしいので楽しみぃ〜〜〜
コメント (2)
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