パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

正義の味方

2007年09月13日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月13日(木)晴れ
いやぁ~あの暑さは夢だったのか?と思うほど,突然の秋の気配。
行楽のシーズンになるね~
三連休は何処へ行こうかしら。

先日のこと、夜中にあまりに夫のいびきがうるさく
「うるさいっ!」と言ったら逆切れされ、
半分寝ぼけた状態ながらケンカになる。(毎度の事ながらくだらないケンカの原因である)
ガンガン文句を言う妻に、夫最近お気に入りの逆襲「はいはい!おまえは正義の味方だよっ!」
これを言われると一段と妻逆上する。
夫の言う「正義の味方」とは、真の正義の味方ではなく、ただ単に
自分一人が正しいと思い込み、正論を吐くやっかいな奴という意味合いを持つ。
そんなことのあった翌朝。
いつもおじゃまするkさんとこが、ブログランキング応援週間とのことで
ポチッと押してランキングのとこへいく。
ふと、上位の人って何書いてるのかなあと思い何気に6位くらいの方のブログへ行ってみる。
いやぁ~これがすごかった!
私なんて足下にも及ばないくらいの長文なのだが、
文体といい内容といい、まさにのめりこむおもしろさ&ハードさ&辛さ&怒り&・・・もうとにかくいろんな感情を揺り動かされたね。
ぱっと見、題名とかからも、嫁姑バトルの、姑側のブログだと思って読み始めたので、自分より年上、どちらかと言うと自分の親世代の方だろうと思っていたが
よく見ると、私よりひとつだけ年上。
まさに同世代が、姑側ということにかる~く衝撃を受けつつ、読み進める。
彼女のブログの内容は、ここでわたくしごときが一言でご紹介できるような薄いものではないのであるが、
ここ数日我が夫婦の会話に登場する「正義の味方」という言葉が持つ
本当の意味での「正義の味方」を発見した。
私が理想とし、「人としてこうありたい」と願う姿そのものである。
彼女は、嫁として、姑から筆舌に尽くし難いいじめを受けつつも、
(いやもうこれがホントに凄まじいのだ)耐え、闘い、
これだけで本が上下巻二冊できそうなほどなのに、
さらにその後、介護という続編まであるのだ。
もし似非正義の味方であるこのワタクシがその立場だったらどうするか。
「あんだけいじめたくせに、痴呆になった、金はない,面倒看ろはないだろう!」
と、大声で姑をののしり、自信を持って切り捨てる。
しかし真の正義の味方である彼女は「逃げ切れなかっただけ」と言うが、違う!
(って、私が断言してどうする)
彼女のご両親の育て方、お父上の言葉、彼女の息子達への愛そして母としての誇りが、彼女を介護から逃げる事を良しとしなかった。
お姑さんお舅さんをきっちり看取った彼女には、これまた更なる試練が・・・
ご長男がめでたくご結婚されたのだが、そのお嫁さんが・・・
ゆうこりんも真っ青の宇宙人だったのだ。
いやぁ~神様も少し手を抜き過ぎではないの?
彼女に押し付ければ何とかしてくれると思ってるのではないか???と
神様さえ疑ってしまいたくなるほどである。
そして・・・もし自分ちにこのお嫁さんがが来たらと想像してみる。
ひーーーっ!無理無理。
3分で胸のボタンが鳴ったと言って大慌てで逃げるね。
しかし・・・彼女はまた、このお嫁さんのことも見捨てる事無く、
優しく、時に厳しく、教え、諭し、育てていってる。
とにかくすごい人だ。
すんごい長文書きの方なのだが、ワタクシここ数日暇さえあれば
ずーーーーっと読んでおりました。
そのブログとは「お嫁様は宇宙人」
嫁の人も、姑の人も、教育関係に興味のおありの方も、ご一読下さい。
・・・って、ぢつはもうもしかして有名なブログなのかしら?
ワタクシ今までランキングとかにも無縁だし、引きこもり系ブログなのでしらなかっただけで、世間ではもうすっかり有名なのかもね。
似非正義の味方だったワタクシは、大いに反省して、
彼女を見習うべく真の「正義の味方」を目指すのだ!

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする