マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

塩の話の続きですが・・・

2020年08月08日 08時09分29秒 | 食品研究
今日はまたしつこく塩の話から始めます。
と思いましたが、ちょっと脱線します。前回の塩の話の中で述べたように、食卓塩への転換、塩業の近代化、塩田から工業コンビナートへの転換が同時に行われたわけです。チッソへの支援、日本の工業の近代化、あるいは安価な食塩の専売による国家財政の安定化・・・などなど、どれが重要かと言うよりすべては同時進行で行われたのです。
その中でも四日市コンビナート注目してみると・・・・。
もちろん塩田をつぶしコンビナートと言う工業団地を作るのですから、塩業に従事する人以外には悪い話ではなかったかもしれません。もちろん四日市ぜんそくなどの公害をその時に予測できたかどうかは定かではありません。
この四日市近辺は遠浅の海岸で大型貨物船が着岸する埠頭を作るのはなかなか大変だったはずです。それをあえて強行したのには理由があります。
以前日本を東西に分けようと考える派閥があったという話をしたことがあります。有名なところは大野伴睦ですが、四日市から琵琶湖、そして敦賀につながる運河を作るという大きな構想が実際あったわけです。四日市コンビナートのオーナーは加賀の前田家、イオンの岡田家、そして海賊の九鬼家でした。彼らの目論見と言うのは、四日市から敦賀へというだけではなく、韓半島、満州、シベリアと鉄道をつなぎ、そこから西はヨーロッパ、東はアラスカ、最終的には南米までつながる流通網を構築しようという壮大な計画だったと。要はシベリアを東西に結ぶユーラシアの穀倉地帯を縦断する、つまり食物の流通を独占しようという構想だったわけです。これが緑のカラスたちの目論見だったのですね。
まあ、結果的に頓挫したわけですが、塩業、つまり海産物も緑の支配下にあるわけですね。
話はちょっと脱線、レバノンで爆発事故がありましたが、ここレバノンの杉こそがウバイド人の心のふるさとです。そのレバノンで硝酸アンモニウムという火薬が爆発したのです。これは偶然と考えることは難しいですね。おそらく貧乏人を追放し、理想的な別荘地に作り替えたいってことでしょう。
で、偶然ですが、チッソの作っていたのがこの硝酸アンモニウムなどの火薬です。
脱線ついでに、先日メソポタヴァレー仲間の中で発酵麦芽米が話題になりまして、いったいコメを炊飯し発酵させるとどうなるという話でした。
これは糖尿病に悩まされている自給さんがなんとか血糖値の上昇を抑えつつ、炭水化物を食べたいという相反する条件を満たそうという試みで、これを待っている人は結構あるのではないかと。問題はおいしいのかということです。
発酵麦芽米というのは二種類あり、一つは玄米を発酵させる、いわゆる原料自体を発酵させるものと、炊飯し三日間熟成発酵させるという物とがあります。おいしいかどうかはここでは問題ではなく、このままコメを発酵させると最終的にアルコールになるという話が重要。このアルコールをバイオエタノールと呼びます。最近急にレジ袋が有料になりました。無料が当たり前だったレジ袋がどうして?
まあ、プラスチックごみによる海洋汚染、ごみ問題、確かに悩ましい問題です。
そんなエコが叫ばれる中での出来事で、なんとなく理不尽な気がしていたわけですが、要は日本中にある政府の備蓄米を原料としプラスチック原料のレジ袋を追放してしまえという話だったのです。消費者は金だけ払わされ、エコエコの大合唱の後ろでは石油業界の再編が進められているという落ちだったのですね。この運動の結果、豚や牛の餌に使われていた穀物、トウモロコシや麦、コメなどはおそらくアルコール燃料の原料へと向かい、では家畜の餌はというと・・・人間の出したバイオプラスチックのごみでも食べさせようという話になるのかも・・・。
で、ようやく塩の話にいくかとおもいきや、味噌の話になります。活性酸素というのは皆さんご存知かと思いますが、体内で細胞を錆びさせるもので、老化、ガンの増殖、動脈硬化などが懸念されます。その活性酸素の動きを妨げる動きをするものを抗酸化物質といいます。それがビタミンとかポリフェノールなどになります。
その抗酸化作用のもっともすぐれた食品が味噌なのです。まあ、味噌といっても大豆、麦、コメなど種類も多く一口にどれがと言い難いのですが、これはまた課題として残しておきます。なぜ味噌がいいのか、それは塩を使っているからです。
名古屋には八丁味噌という赤味噌があります。八丁味噌の商標をめぐり本物が偽物になったり何かと騒がしくなっていますが、大豆と塩だけで一年以上かけて熟成発酵をさせている非常に貴重な生産物なわけです。
あとは麦みそ、コメ味噌・・・種類は色々ですが、安く売られている味噌は生産効率を上げるため自然発酵ではなく加熱発酵をさせたりし、本来のパワーを出せているかはやや疑問は残ります。まあ、今後はこれらの味噌を高性能な分析器を使い、本当に体に良い味噌はどれかを探す作業が必要となります。メソ・ヴァレーではこんなこともやっていきたいと考えています。
日本では玄米とみそ汁という質素な朝食が主流だったのですが、質素と言われながらもそれらに含まれているミネラル分は豊富で、人間の健康を保つに十分だったと言えます。ところが玄米が精米された白米となり、減塩味噌と化学調味料で出汁を取ったみそ汁ではミネラル分は十分ではありません。
ハナマルキの宣伝から引用します。
「みその主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品です。みそは発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的にさらに優れたものになっています。酵素によって加水分解されたたんぱく質はアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれています。その他ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含むみそ。ひとつの食品でこれほどたくさんの栄養を含むものは、他にありません。」
手元に食物の因果表という表があります。食物を陰陽とアルカリ度で分類したもので、現在これを徹底分析中です。今後メソポタ・ヴァレー用に作り直そうと作業を始めています。その中で中庸でアルカリ食品でもある味噌は中心に来る食べ物となるでしょう。
塩の話の次は味噌になるかな…。
で、ようやく塩の話になります。
食卓塩等いう単なるNaClと言う化合物とお塩と言うミネラルを豊富に含む食品はまったく次元の違うものだということは皆さんおそらく気づいているものだと理解しています。では、そのお塩の中でもこれはすごいという物を紹介します。
藻塩という物です。海を浄化する藻と言う海藻、その海藻はたっぷりと海水を含みます。
藻塩とは「藻塩(もしお)とは文字の通り、海水と海藻を原料としてつくられた無添加の塩のことをいいます。 海水を煮詰めるところまでは通常の塩づくりと同じですが、海藻の一種である「カジメ」を天日干しにしたものを入れて煮ることにより、カジメに含まれているエキスが凝縮され、口当たりの良いまろやかな藻塩が完成します。」
まあ、究極の塩と言ってもいいかもですが、やはり、かなり高価ですね。
と言っても、現在家庭で使う塩の量などたかが知れています。一か月千円もかからないでしょう。現在我が家は岩塩を使っています。プラスチックの容器に入りゴリゴリ擦りながら使います。気分も良いし、味もなんとなく良い気がします。
日頃あまり贅沢とは縁のない私ですが、とりあえず高価な藻塩を取り寄せてみようと思います。
そういえば、先日クッキーの中に岩塩を入れてみたのですが、食べると岩塩の存在ははっきりわかります。食卓塩なら必ずしょっぱいと感じるはずですが、むしろ甘く感じます。
さてと・・・脱線ばかりで塩の話が少なかったですね。まあ、この話は今後も続きます。
ところで、私の日記代わりのこのブログですから愛知県が独自の緊急事態宣言を発令したことは記録しておかなければなりません。まあ、知事として名古屋の繁華街である錦3、栄地域を限定して自粛要請したわけですが、どう考えても異例です。これは名古屋市の河村市長と愛知県知事との関係が修復不能になっているのが原因で、あおりを受けた飲食店はたまったものではないと言えます。
以前に述べたように、世界の支配者が集まり「戦争に代わる大騒ぎ」として開始された一大イベントが「コロナ」だったわけで、第一波だけで終わるわけがありません。最低でも一年、完全に回復するには3年から5年は覚悟しなければならないでしょう。出口は・・・・たぶんですが、ワクチンが流通し、世界の製薬業界が大いに潤うことが確定すれば、そしてワクチン接種が条件として東京オリンピックが開催されれば・・・・この辺でとりあえず幕が下り、そのあとは10年ぐらいかけて回復。そして次のイベントが始まる・・・と。キリがないですね。
それでは