マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

やはりアメリカ国債を売却しよう。

2010年02月20日 10時02分52秒 | ひとりごと
トヨタの御曹司がアメリカの公聴会に呼び出されている。真面目な彼だから堂々と質問に答えてくれるだろう。それにしてもアメリカのやり方は日本の検察みたいだな。日本の報道では本当のところはわからないが・・・・。

トヨタが世界の金融支配者との協力を拒否し、大政奉還した時点で、ある程度の嫌がらせは予想できていた。私は楽観的な見方をしていたが、思いのほか重大な局面を迎えている。いわば、「トヨタ、危うし」なのである。
もっとも、アメリカ人のリコールに対する感覚と、日本人が「欠陥車を売っている」というとらえ方とは相当の温度差があると思う。相変わらず日本のマスコミは騒ぎすぎなのである。だからアメリカの一般市民に対してはそれほどのダメージになるとは思えないが、かつて東芝がやられたような莫大な罰金が下されたりするとやや心配なことである。楽観は許されないのだ。
トヨタはアメリカに大規模な工場を所有し、多くのアメリカ人を雇用している。いざとなればそれが人質になる。トヨタが大規模なリストラに走り、景気を悪化させる可能性に至ればアメリカ政府も困るであろう。
政府は持てる限りの政治力を行使すべきである。つまり、「アメリカ国債を売りたくなった」といえばいいのだ。誰のおかげで国が破綻せずに済んでいると思っているのか。