ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

うやむや・・

2009年03月05日 | 四方山話
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 寒の戻りとはいっても、春は近い。

そういえば昨年も ここの桜を撮りにきたっけ。
都野津ー山の内線の登りきった緩やかな坂道の道端の小山の土手に、身を乗り出すようにポチポチと咲いている薄桃色の桜。寒桜だろうか?
丈高なので、首を思いっきり上にむけ 口をあんぐり開けてけて カメラを構える私です。二枚目の写真ピンボケですが、雰囲気だけでもと思ってアップしました。(写真をクリックしてくださいね。)

山肌に身を乗り出すように枝が垂れ下がっているので、一瞬山桜と勘違いしそう。
山桜といえば、水上勉の「櫻守」には、山桜の美しさが書かれている。
大量生産品である染井吉野よりも、日本古来の山桜、里桜のほうが、よほど美しい、と。
 
たしかに山の木々の中に、白く滲むように咲く桜は、ほっこりと優しくて、美しい。
桜を愛でる時期がもう少し先だと思うせいか、なーんかそんなわびしさとたくましさと同時に感じることができるこの桜、もうじきお日様が一日中ふり注そそぐぐと 満開になると思う。
そのころ もう一度足を運んでみるかな・・・

 さて。
政治や経済のことはとんとチンプンカンプンの私ですが(それなら書くな?)
政治の世界で日本的処世術のキーワードは、うやむやなんじゃないかな?そう思う。
なにかまずいことが起きたとき いかにそのい事実をうやむやに持っていけるか、その才覚こそ処世のカナメ じゃないかと・・・
そういう意味で今回の民主党の小沢代表の「政治資金規正法」違反の件、私はお手並み拝見と思っているのです。

ワイドショーはもっぱら何でこの時期に?と騒いでいるけど、なんでも今回の政治と金のスキャンダルに時効の件も含まれているからとか・・・
いずれにしても私に言わせれば 「どいつもこいつも」だよねぇ。

話は少しずれるけど、時効といえば、(今時効を撤廃する案も出ているのだけど。個人的に私は賛成です。)
昔読んだ松本清張の「天城越え」を思い出す。

30数年前に殺人事件を犯しながら、今では印刷所を営んで静かに暮らす男、そこへ老刑事が突然現われる。こともあろうに自分が扱って未解決で時効になってしまった かの事件の捜査記録を製本してもらいに来たのだ。
多分昔読んだので記憶があいまいで申し訳ないけど、30年ぶりに真相をつかむ老刑事は、そのまま深追いしないんじゃないかと記憶している。

歳月が流れれば証拠も薄れてしまうし、でも最近はDNA鑑定が事件解決にずいぶん役立っていると思う。
しかし 政治犯罪にDNA鑑定はできないしね。

難しいところですね。ワトソン君!君なら今回の一件どう思うかね?

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